「ご尽力いただき」の意味と使い方｜シーン別から見る例文も紹介

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「ご尽力いただき」という言葉はお礼状やメール、電話などの口頭でも使用できる言葉です。 ここからは中でもよく使われるビジネスでのメールを例文に送り先ごとに紹介していきます。 敬意ある相手に感謝の気持ちを伝えたいときは是非参考にしてください。

件名：ご報告 ◇課長 お疲れ様です。出資係の△です。 さて、かねてよりご相談しておりました、○産業への出資の件につきまして、役員会にて承認されたことをご報告します。 梶課長には、承認されるまでに多方向にてご尽力いただき、誠に感謝しております。 これからもご指導をお願い申し上げます。

件名：出資決定のお礼につきまして ◇産業株式会社　△部 小西係長 平素はお世話になっております。株式会社○産業の丸井です。 このたびは弊社への出資について、大変なご尽力賜り深く感謝しております。 おかげをもちまして、新規事業である○への準備は万全と整い、あとは稼働を待つばかりです。 これからも事業に尽力していく所存ですので、ご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

件名：Pプロジェクトに関するお礼 ◇産業株式会社　 △様 お世話になっております。 ○企画のAです。 このたび、弊社で企画いたしましたPプロジェクトに、ご尽力いただき厚く御礼申し上げます。 おかげさまで、プロジェクトも無事終了し、多くのお客様に喜んでもらえる、素晴らしい結果となりました。 △様には、鋭い考察や助言、機材の調達など、幅広いお力添えをいただき、心から感謝申し上げます。 これからも、ご指導ご協力をよろしくお願い申し上げます。

件名：Gに関するアンケートのお願い AA株式会社 P部　S様 平素はご愛顧いただき厚く御礼申し上げます。 さてこのたび、ご使用いただいております弊社のシステム「G」につきまして、さらなる利便性や性能の強化を図るため、アンケートを実施いたします。 回答いただきました内容は、今後の性能UPに役立てて参ります。 ご多忙中とは存じますが、「G」の性能強化のため、お力添えをお願いいたします。

件名：××ご注文のお礼 株式会社AB 〇〇様 いつも大変お世話になっております。 株式会社△のCでございます。 この度は弊社の××をご注文いただき、誠にありがとうございました。 数ある製品の中から弊社の製品をお選びいただき、大変嬉しく思っています。 〇〇様のご期待にお応えできますよう、誠心誠意尽力いたしますので何卒よろしくお願い申し上げます。

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ここからはビジネスシーンで使用する際に気を付けていただきたい「ご尽力いただき」の注意点を紹介していきます。 敬意を表すとても丁寧な言葉でも使い方を誤ってしまうと、相手に不快な思いをさせてしまいます。 使い方を覚えて上手に活用できるようになりましょう。

上司に対して使っても「ご尽力いただき」は問題ない言葉ですが、人によっては嫌味と捉えられることもあります。 状況や相手によっては「お力添えをいただき」の方がすんなりと受け入れられますので、その状況によって使い分けましょう。

依頼文には、「ご尽力いただきたい」は使いません。 相手に対しての尽力は、お礼をする際に使い、依頼をする場合には「お力添え」を使います。 「お力添え」は力を貸して欲しいという際に使う表現です。 「お力添え」は依頼文のほか、尽力と同じようにお礼の文章でも使用できますが、自分が相手に「お力添え」するときには使いません。 「ご尽力いただき」が自分に対して使わないように「お力添え」も敬語表現のため、自分に対しては使いません。