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「なので」の正しい言い換え/書き換え・ケース別の例文

更新日：2025年03月05日

日常会話で頻繁に使われる「なので」はあくまでカジュアルな言葉ですが、その使いやすさから改まった場でもついうっかり口にしてしまうこともあるのではないでしょうか。「なので」を敬語表現にするためにはどのように言い換えればよいのかをご紹介します。

小論文での言い換え方の具体例

「イングランドの住民が主にゲルマン系アングロサクソン人であった一方で、スコットランドの住民はケルト系であった。そのため文化的にも相違が見られたことが、この出来事の原因であると私は考える。」「同書も戦時検閲の対象であった。ゆえに作者はこの文章を挿入したと想像される。」

論文での言い換え方の具体例

「一般に中世とは封建制の時代の前半を指すとされる。したがって、本稿では安土桃山時代については触れない。」「被験者の性別による有意差が認められるがゆえに、先の仮定の有効性が支持されてきた。」

「なので」の敬語表現はビジネスマナー

ビジネスの場でもつい無意識のうちに使ってしまいがちな「なので」という言葉を「ですので」といった丁寧語を用いた敬語表現へと言い換える方法についてご紹介してきました。学生の身分であればとりたてて気にすることもなかった言葉遣いも、ひとたび社会人となればビジネスマナーのひとつとして求められるようになります。社会人としてスタートを切って間もないうちであればなおさら、きちんとした言葉遣いで話さなければいけないというプレッシャーに押しつぶされそうで、うまく言葉が出てこないといったようなこともあるのではないでしょうか。「なので」の敬語表現への言い換えも敬語全般と同じで、何度も使って慣れることが重要です。多少の失敗は仕方のないものと割り切ってでも、とにかく頻繁に言い換えて一日も早く慣れましょう。何度か使ううちに、気がつけば自然と「〜ですので」と言い換えられるようになっているはずです。