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更新日:2024年08月11日
「お構いなく」は「お気遣いなく」や「お気になさらず」と同じように、相手の心遣いや配慮をやんわりと断る時に使う表現です。使い方によっては手を嫌な気持ちにさせてしまうこともあるので、使い方には十分気を付けましょう。「お構いなく」の意味を理解し正しく使いましょう。
「Ne vous en faites pas.」と書き「気にしないで」という意味です。
「お構いなく」には相手の心遣いや配慮に対して感謝の気持ちを述べる意味と共に、その心遣いや配慮を遠回しに断る意味合いがあります。使うシチュエーション、目的、相手によって意味を考えて使う必要があります。 日本語独特の表現であることから、奥ゆかしさや謙虚さをも感じることのできる言葉ですが、「お気遣いなく」という言葉よりも突き放した表現であることから「せっかくの心遣いを断るなんて」と、誤解を与えてしまうこともあります。目上の人を相手に使う場合やビジネスシーンで使う場合には、「どうぞ」や「ありがとうございます」という一言を添えると、丁寧に相手の心遣いや配慮を断ることができるでしょう。
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