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更新日:2024年08月14日
「ナマステ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?手を合わせておじぎをしているジェスチャーですが、あいさつの一つであり、意味は敬意を表しています。インドやネパール、ヨガの教室でも「ナマステ」のおじぎをしながら使います。では「ナマステ」について見ていきます。
目次
ナマステは何語かというと、正解は『サンスクリット語』です。インドやネパールを旅行すると、必ず「ナマステ」と言うあいさつを耳にしたことが多いのではないでしょうか。これは宗教的に仏教の思想を反映している国であることから、仏教の思想が影響をしています。「おはよう」「こんにちわ」「こんばんわ」「さようなら」のあいさつにはナマステが使われています。
ナマスカはもう少しフォーマルな言い方です。「おはよう」「こんにちわ」「こんばんわ」「さようなら」に共通して、インドやネパールではナマスカが使われていますが、この言葉は目上の人に対して、年配の人たちに対して敬意や礼儀を表し、尊敬を持った言葉であることがわかるでしょうか。 日本でも目上の人に対して、年配の人たちに対して敬語を使いますが、目上の人に対して敬意を払うといった意味では、同じ発想となります。
ナマステやナマスカのあいさつを使用する地域についてご紹介します。テレビや映画の影響もあり、ナマステという言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。ではナマステやナマスカの話されている地域を見ていきます。
インドではヒンディー語やタミール語を話しますが、ナマステのあいさつはヒンズー教の人同士が主に話します。サンスクリット語は古代の言葉ですので、現代ではサンスクリット語を基に作成された言語です。 インドではヒンズー教を信仰している人たちはヒンディー語を話しますが、その人たちがナマステやナマスカ、ナマスカールという言葉であいさつを交わします。
インドでは様々な言語が使用されていますが、その中のヒンディー語(ヒンズー教徒)について触れてみましょう。ヒンディー語は、主にインドの中部や北部で使われています。タミール語は南インドやスリランカの北部の人たちが話しますが、「ワナッカム」があいさつの言葉です。ベンガル語は西ベンガル州で話されますが「ノムシュカール」があいさつです。いずれもあいさつはナマステではありません。 インドで話すあいさつや会話を学びたい場合は、本を購入したり、動画やDVDをご覧になってみるといいでしょう。または実際にヒンディー語教室に出向いて学習することをおすすめします。
ネパールでは、公用語ではネパール語を話しますが、あいさつはナマステで「おはよう」「こんにちわ」「こんばんわ」「さようなら」が通じます。どちらかというとくだけたいい方なので、目上の人や年配の人たちに対してあいさつをする場合には、ナマスカールが使われています。 首都のカトマンズでは英語も通じますが、ナマステやナマスカールを使うことによって現地のネパール人は親しみを持ってくれるでしょう。ネパールで話すあいさつや会話に興味のある場合は、本の購入、または動画やDVDで学習をしてみることをおすすめします。実際にネパール語の教室が近くにあれば、学んでみて下さい。
タイでは、公用語はタイ語となり、あいさつは「サワディー」です。タイは主に仏教徒がおおよそ95%を占めていますが、ヒンズー教の人たちは約1%です。タイのヒンズー教の人たちはあいさつはサワディーという言葉であいさつをします。 タイのあいさつや会話を学習してみたい場合は、本や動画、DVDを購入して学ぶ事をおすすめします。また、実際にタイ語を教えてくれる教室で学びたい場合には、学んでみるといいでしょう。
記載されている内容は2017年11月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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