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「様」の漢字の書き順は変わったのか・15画目の書き順

初回公開日:2017年12月02日

更新日:2020年05月16日

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社会人常識

小学校3年生で習った「様」と言う漢字をあなたはどのように書きますか?自分の子供もしくは両親、同僚などと書き順が違う、などということは皆さんあるかと思います。人によって書き方の違う「様」の正しい書き方を今回、紹介していきます。

「様」の書き順って変わったの?

小学校3年生に習った「様」という漢字をあなたはどう書くでしょうか。あなたの子供や両親、職場の同僚などと書き方や書き順が違うと思ったこともあるでしょう。いくつかある「様」の書き方ですが、正しい「様」の画数は14画で、右上の部分から真っ直ぐ縦棒を引くというのが正しい書き順とされています。 一体いつ、それが決まったのかというと、1958年に文部省から発行された「筆順指導の手びき」というものが筆順の基準書です。しかし、それを守らなければならないという訳ではないようで、教えた教員によってその年代以降でも正しい書き順を教わっていない場合があります。

書き順って変わるものなの?

「漢字の書き順って変わるものなの?」と思う方もいるでしょう。変わるものですという回答があっています。しかし、それでは少し言い方が違います。教える先生によって教え方が違うというのが正しいでしょう。よく思い出してみると、先生から書き順について詳しく教わった記憶のある方はどれほどいるでしょうか。 習字を習っていた方は、担当の先生から正しい書き順を教わったとおもいますが、学校ではそこまで厳密に教えることはありません。漢字をたくさん書いた覚えはあっても、書き順までを手直しした先生は少ないでしょう。しかし、時代が「正しい書き順」を求めているため、現在の小学生には基準書に沿った書き方を教えています。 そのため、今まで教わっていた書き順とは違うものとなる場合があります。

15画の「様」とは?

「様」を正しく書くと14画で書くことができます。しかし、間違っていますが、15画の「様」というのも存在しており、実際にどう書くのか気になる人といらっしゃるでしょう。15画の「様」とは、どのように教わり、どのように書いているのか、正しい字しか知らない方には分からないとおもいますので、そちらについてもご紹介しましょう。

15画目は「えいざま」

様の15画目は「えいざま」といい、右下が「永」になっているのが特徴です。正しい「様」を日常的に書いている人にとっては馴染みのない文字であると言えます。しかし、「永」を使った「様」も使われているので覚えておくと良いでしょう。「えいざま」と呼ばれる「様」については後述にて詳しくご説明いたします。

「様」の正しい行書体とは?

楷書での正しい「様」の書き方とは一変し、「様」は行書体ではどう書くのかを見て見ましょう。行書体にもさまざまな種類があります。しかし、本質である書き順には変わりありませんので楷書に沿った書き方で行書体も書いていきましょう。

「様」の行書体

上の画像は一般的な行書体です。木へんは大きく崩し、つくりは流れるように書いているのが特徴です。しかし、書き順は変わっていないことが分かります。「ソ」を書き、「三」を書いた後に縦棒を引きます。その後は流れるように左、右へと書いていっているのが見て取れます。ここまで綺麗にとはいきませんが、正しい書き順で書けば流れを切ることなく書くことができますし、やはり書き順は大事だと言うことが分かります。

水と同じ書き順でいいの?

あなたは実際に「様」という字を書くとか、右下部分をどう書いているでしょうか。水のように書くのか、泰の下のように書くのかで分かれるでしょう。正しいものを言えば、泰の下のように5画で書きます。なぜなら15画の「えいざま」で触れたように「様」の右下には元々「永」という字が来ていたからです。それを崩す形が現在の「様」なので、永の5画は変わらないということです。こらについても下記でご紹介します。 また、水は4画なのでこれには当てはまりません。しかし、上下で分けて泰の下のように書くのはまた違うものになりますので、きちんと14画で様は書きましょう。

羊と一緒?

つくりの下の部分を説明しましたが、その上の部分はどうでしょう。いつ縦棒を書くのか悩む人もいるのではないでしょうか。「様」のつくりの上の部分は、大まかに羊と同じ書き順です。「ソ」を書き、「三」を書いた後に縦棒を書きます。その縦棒も止めずに、そのままはね、そして左上、左下、右上、右下と続きます。これで正しい「様」の書き順となります。

「様」の旧字体って?

上記で触れてきましたが、通常使われている「様」という漢字は常用漢字と言われています。しかし、どの漢字にも旧字というものは存在し、それを現在も使っている場合があります。もちろん「様」にも旧字は存在し、ほとんど見かけることはありませんが使っている場合もあります。 右下の部分が永というものを「えいざま」、次というものを「つぎざま」、そして現在使っている様を「みずざま」と呼びます。ここでは、これら旧字について詳しく解説していきましょう。

旧字の使い道は?

「様」の旧字体の内、二種類について紹介しましたが、それを使う場面とはいつでしょう。これを見て初めて知った字だという方も少なくないでしょう。もう使われていない字ではありません。ほとんど見たことがないだけで、使われる場合があります。 「えいざま」、「つぎざま」、「みずざま」はそれぞれ使い方が違います。それをきちんと分ける人はほとんど見受けられませんが、それを見たときに「相手が字を書き間違えた」と思わないためにも知っておくと便利です。 主に使われるのは手紙の宛名を書く時です。目上の方なら「えいざま」、同輩なら「つぎざま」、それ以外には「みずざま」となります。最近はどれも「みずざま」になりますが、本当なら分けるべきものだということが分かります。

「様」の旧字の書き順

旧字体の書き順は?

ではその「えいざま」と「つぎざま」の書き順を考えましょう。「えいざま」は考えることもなくとも、右下が「永」になるだけなので15画と分かります。「つぎざま」は右下が「次」になるので16画です。どちらも縦棒を突き出さない形なので、右下の画数だけが変化の対象になってきます。ですので、現在の「様」とは画数が異なります。 「様」を15画で習ったという方は教えて下さった先生が「えいざま」と同じように書くのだろうと思い、15画で教えたのではないかということになります。

一、上下で分けた「様」

つくりを上下に分けた形がそのひとつです。「羊」は「羊」で書き、その下に「泰」の下の部分を改めて書きます。なので、一本の縦棒ではありません。間違いではありますが、この書き方で習ったという方も少なくはないはずです。 字体を良く見ると違う字と分かりますので、慣れた書き方を直すようにするのが良いでしょう。こちらも間違っている字になりますので気をつけてお使い下さい。

二、「水」を書く「様」

つくりの右下を「水」と書く形です。正しい「様」書き方と縦棒を引くまでは一緒ですが、そのあとの形が「水」になります。つまり、「フ」を書き、右上、右下と続くという書き方です。つくりの右下が他とは違い、3画になるのが特徴です。 その字はただの間違っている漢字になりますので、「様」という形をよく眺め正しい字を書くことをオススメします。読み手によっては「様」と読んでいただける場合もありますが、失礼に値するので気をつけてください。

漢字の書き順は変化がつきもの

漢字の書き順は変化がつきもの
※画像はイメージです
出典: https://unsplash.com

「様」について正しい書き順だけではなく、間違っている書き順や行書、旧字体と紹介してきました。これが正しい書き順だと考えていても、時代により違う書き順になる可能性も否定できません。しかしそれは、以前の書き方を否定した訳ではなく、漢字や言葉が現代に合うように変化していっている考えるのがいいでしょう。このような文字の変化を否定することなく、それも一つの道だと思い受け入れることも重要です。 今回は「様」を重点的に上げましたが、自分の字に自信を持ち、丁寧な文字を書いて行くことが大切です。正しい書き順を知り、それを使えるようになることはとても大切なことで、また、新たな知識を取り入れることは社会生活においても大いに役に立つでしょう。

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