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更新日:2024年11月22日
嫌な来客があったときや、力士の取り組み前、お葬式のときなどに塩をまくことがあります。このようにいろいろな場面で塩をまくことがありますが、これらにはどのような意味があるのでしょうか。また、正しい塩のまき方などはあるのでしょうか。
塩は住宅などに使われている鉄筋コンクリートなどを酸化させてしまいます。塩は土の中から家の材料にダメージを与えるので、基礎部分が弱くなってしまいます。また、土の中に下水管や電話線などが埋まっている場合は、これらにもダメージを与えてしまうことになります。
土地の塩分濃度は土地の価値に影響します。なので、塩をまくことで土地の塩分濃度を上げてしまうと、家や土地を売るときに評価が下がってしまいます。これらの理由があるので、安易に塩水を除草剤として使ってはいけません。
ドラマなどで嫌な来客があったときに対して、塩をまくというシーンがあります。嫌な来客はケガレや不浄なものとして位置付けられます。このケガレや不浄を清めるために塩をまくことがあります。 また、相手に対して聞こえるように「塩をまいておけ」と言ったり、塩をまく姿を見せることで、もう来ないで欲しいという意思表示にもなります。
先に述べたように、塩をまくという行為は基本的にケガレや不浄なものを清めるという意味があります。なので、自分の体に悪いものが憑いている場合は、塩を使って祓うこともあります。
除霊のようなお祓いで塩をまく場合は、できるだけ天然に近い状態の塩が好ましいと言われています。なので、できるだけミネラルが多く含まれた天然の塩を使います。また、粗塩の方が良いとされています。
盛り塩は厄払いとして利用されるほか、運気を上昇させてくれる効果もあります。盛り塩は小皿に三角錐の形に盛ります。正確には八角錐にすると良いです。八方塞がりという言葉があるように、盛り塩で八方向を塞ぎ、外からの邪気などが入って来れないようにします。 うまく盛り塩が作れない、少しでも運気が高まるように良い塩を使いたいなどと思う人には盛り塩の作成セットなどが売られています。これらを調べて、購入を検討しても良いでしょう。 盛り塩は毎月1日と15日に効果すると良いとされています。これは神棚の榊を効果する時期に合わせるためです。しかし、盛り塩が崩れたり、溶けたり、黒くなったりすると効力がなくなってしまうので、そのようなときはすぐに効果するようにしましょう。 また、盛り塩は水に流して捨てるようにしましょう。絶対にゴミ箱に捨ててはいけません。
盛り塩は外から悪い気をいれないための結界の役割を果たしてくれます。盛り塩で結果を作るには、結界を張りたい範囲の四隅に盛り塩をします。盛り塩を置くときのルールとして、時計回りに置くようにしましょう。 また、盛り塩を置く前には結界を張る範囲内を先に清めておきましょう。そのまま結界を張ってしまうと、悪い気が結界によって外に逃げることができなくなり、逆に運気が下がってしまう可能性があります。 また、四隅の盛り塩の形が崩れたりしていると結界の役割を果たさなくなるので、定期的に確認するようにしましょう。
悪いものが憑いている場合、その悪いものが憑いている部分に塩を擦り込むという方法もあります。お風呂で行うと良いでしょう。塩を擦り込むことで、その部分を浄化します。傷口などがある場合は、シャワーなどで塩を流し当てると良いでしょう。皮膚に刺激を与えるので、何か異常が出たら止めるようにしましょう。
記載されている内容は2017年11月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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