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「一時間弱」の意味と使い方・「一時間強」との違い・何分なのか

更新日:2024年08月12日

言葉の意味・例文

「約束に一時間弱遅れる!」「会議の予定時間は一時間弱です。」など、時間の長さを表す「一時間弱」という言葉を皆さんは耳にすることはありませんか?それでは、「一時間弱」とは具体的に何分くらいのことを指しているのでしょうか。気になる人はぜひお読みください。

「一時間弱」と「小一時間」ではどう違うの?

「一時間弱」に対して、「小一時間」という言葉もあります。「一時間弱」が50分程度なのに対して、「小一時間」はどのぐらいの時間なのでしょう。そもそも「小一時間」の「小」は、どのような意味なのかを考えてみましょう。「小一時間」の「小」は、その数値にほぼ近い数のことを表します。「小一時間」の場合は、57分など、60分に近いけれども、60分ではない数ということになります。 ただ、「一時間弱」も「小一時間」も、話す人の感覚によって、具体的な数値は少しずつ違ってきます。具体的な意味を把握して、「一時間弱」はきっかり50分のことではなくだいたい50分ぐらい、「小一時間」はだいたい60分に近いが少し少ないぐらいのことだと把握しておけば問題ないでしょう。

「一時間弱」「一時間強」「小一時間」を使い分けよう

「一時間弱」と「一時間強」そして「小一時間」の具体的な意味はわかったけれど、ではどのように使っていったら良いのか分からないという人もいるでしょう。話す相手の気持ちになって、自分の状況を伝えるときに、それぞれ使い分けてみましょう。 例えば、一時間で仕上げなければならないことを仕上げるとき、一時間をどうしても過ぎてしまいそうな時には「一時間強お時間を頂きます」と伝えましょう。以外に早く仕上がりそうだったときには「一時間弱で仕上げます」と伝えるのが良いでしょう。 仕事が一時間より少し少ないぐらい時間がかかったときは、「小一時間ほど仕事をしていました」と伝えることもできます。きっかりした時間でなくても、時間をお互いがだいたい認識できれば済みます。時間に幅を持たせたいときに便利です。

より詳しく知りたい人は「広辞苑」の辞書でも引いてみよう!

言葉の意味が分からないときに、ネットで検索してみるもの良いですが、言葉のプロによって編纂された辞書で確かめてみるのがおすすめです。同じ日本語で日本語の意味をどう表現するのかが分かり、表現の幅が広がります。「広辞苑」は幅広い人に利用されて受け入れられている辞書です。分かりやすく的確な表現で、日本語の表現を説明してくれるので、言葉に自信がないという人には、頼りになる辞書です。 家に置いておくと、ちょっとした日本語の表現に詰まってしまったときに、ちょくちょく内容を確かめることができて便利です。言葉の表現も豊富になるでしょう。一冊持っておくのがおすすめです。

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言葉を正しく使って適切なコミュニケーションを取ろう

人によって仕事にとりかかる時間はさまざまです。事前に相手に何分かかるのか伝えておくことは大切なことです。ただ、具体的に何分かかかるのかを事前に具体的には読めない仕事も中にはあるでしょう。そんなときには「一時間弱」「一時間強」「小一時間」などの言葉の使い方で、対応する時間を上手く伝えれば仕事もはかどることでしょう。まずは、言葉を正しく理解して使うことが大切です。 言葉を正しく理解することは、コミュニケーションの第一歩とも言えるでしょう。言葉を正しく使うことで、お互いに誤解のない気持ちの良いコミュニケーションを心がけていきましょう。

初回公開日:2017年12月27日

記載されている内容は2017年12月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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