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「なのですが」の意味と使い方・敬語・ビジネスでの使い方

敬語

職場の同僚との人間関係に不安を覚えてる方は、たくさんいるのではないでしょうか。実は「なのですが」を日常的に使う人は、相手の気分を害することなく自分の意見を上手に伝えることができます。「なのですが」の意味やビジネスシーンでの使い方を学びましょう。

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「なのですが」の意味と使い方とは?

「なのですが」をしっかり理解するためには「なのです」と「が」を分けて考える必要があります。まず最初に「なのです」を理解しましょう。いたって簡単で会話でよく使う「なんです」と全く同じ意味になります。 「今は私の順番なんです」と発言した時に、誰の順番なのかを説明することができるのと同じように「なのです」を使用することによって、物事や状況をより明確に説明することができるようになります。「彼は寛大な人なのです」のように「寛大」という形容詞と組み合わせて「なのです」が使われることもあります。 では「が」にはどのような意味があるのでしょうか。「が」は「しかし」「だけど」などの意味がある接続詞です。意味を聞いただけでは、使用方法まで理解することは難しいので、具体的な「なのですが」の使い方を調べてみましょう。

「なのですが」「それは」で率直な意見を巧みに言う!

例えば、会社の会議で重要な決定をしようとしています。しかし、その会議の中で提案されている内容にあまり納得がいかなかったとします。しかも、自分がちゃんと発言しなければ、もう少しで納得のいかない提案が採用されてしまいそうです。 そんな時に「ごもっともな内容ですが、それはもう少し考慮する必要があります」と巧みな仕方で自分の意見を言うことができます。使い方を整理してみましょう。この場合の「ですが」によって「そうだけど、でも」と相手の意見を受け入れつつも、「でも」を使うことによって内容の切り替えを同時に行うことができています。 そして「それは」と言うことにより、自分の率直な意見を述べる土台を据えることに成功しています。「なのですが」と「それは」のセットで率直な意見を巧みに言うことができるようになります。発言するときに戸惑うことがあったら、ぜひ、この言い方を試してみて下さい。

「なのですが」の敬語とは?

「なのですが」が目上の人に対して話すことのできる正しい敬語かどうか、しっかり理解しなければなりません。 上司に対して不快を与える発言を控えて、敬意の込められた発言をするためです。「なのですが」は敬語なのでしょうか。

「なのですが」を上司に使ってもOK!

実は「なのですが」は目上の人や上司に対して使うことのできる敬意の表れた言葉です。なぜそういうことができるのでしょうか。 敬語ではない「なんですけど」が 目上の人に対して使ってはいけない言葉になるからです。「なんですけど」を何度も発言しながら上司と会話をしているなら、上司を見下げているような印象を与えかねません。場合によっては「生意気」だと思われてしまいます。 目上の人に対して敬意の表れた言い方をしたいと考えているのであれば「なのですが」と言うことにより、自分に対して注意を引くことを避けることができます。きっとスムーズな会話をすることができるはずです。それに「なのですが」を言われることによって、不快に感じる上司はまずいないでしょう。

「なのですが」のビジネスでの使い方とは?

ビジネスの場面では「なのですが」を使うことができますが、使い方を知らなければ上手な意思の疎通をはかることができません。特に大事な取引先の人との関係を悪化させないためにも「なのですが」の上手な使い方を学ぶことは大切です。

「誠に勝手なのですが」

「誠に勝手なのですが」ということにより、相手に対する謝罪の気持ちを伝えることができます。この言葉は、自分の都合によって相手に迷惑をかけてしまう場合に使用することができます。しかも、当然のことながら接続詞の「が」の後に迷惑をかけてしまう理由を説明することができます。 「誠に勝手なのですが、欠席させていただきます」と使用することによって「欠席することによってご迷惑をおかけしてしまいますが、ご了承ください」というメッセージを簡潔に伝えることができます。とても便利だとな表現だといえるのではないでしょうか。

「必要なのですが」

「必要なのですが」もビジネスの場面において効果的な言い方の一つです。なぜなら、ビジネスメールだったとしても口頭だったとしても、自分の会社にとって必要な事を相手に対して直接伝えなければいけないときがあります。 そんな時に「必要なんですけど」と言ってしまっては、上から目線になってしまい取引先に不快感を与えてしまいかねません。でも「必要なのですが」を使うことによって、自分や会社が求めている事柄を率直に伝えることができます。そして、それと同時に敬意を表すこともできるでしょう。

「なのですが」の書き言葉って実用的!?

「なのですが」は書き言葉でも使用することができます。メールでも「なのですが」を使うことができるということです。でも、正式な書き言葉を使いたいと思うのであれば「なのですが」ではなく、他の単語を選択する必要があります。

「しかし」や「だが」で応用する

正式な書き言葉で「なのですが」を表現したいのであれば「しかし」や「だが」を使う必要があります。例えば「ということがわかります。しかし」と書くことによって「なのですが」の使用を防ぐことができます。 現代では書き言葉で「なのですが」を使用することに関して、反感を抱く人はあまりいません。そのため、基本的には他の言葉で対応する必要はありません。しかし、ごくまれに文法に詳しい人は「なのですが」を訂正することがありますので、十分注意しましょう。

「なのですが」の類語って何?

類語を知れば 「なのですが」の正確な意味を把握しやすくなります。「なのですが」の類語を調べましょう。

「なのですけれども」

「なのですが」の全く同じ用法で「なのですけれども」を使うことができます。しかし「なのですけれども」の場合は、より口語に近くなっているので、話している相手の人に対して、なれなれしい感じを与え過ぎないように注意する必要があります。

「だとはいえ」

例えば「全身全霊を尽くしたとはいえ、状況は難しい」と発言したとしましょう。周りの人は発言の内容を、どのような意味に捉えるでしょうか。おそらく「全身全霊、努力したとしても、状況は難しい」と疑問の余地なく、全ての人が簡単に理解することができるはずです。 「なのですが」と同じように「だとはいえ」も周りの人が理解しやすい表現の一つになりますので、使い方に精通すると良いでしょう。

「なのですが」の言い換え方法とは?

「なのですが」の具体的な言い換え方法はたくさんあります。言い換え方法の中には普段の生活の中で使うことのできる実用的な表現もありますので、詳しく調べてみましょう。

「とは言っても」

「とは言っても」はとても便利な表現です。例えば「この企画どおりに進めていくことができるでしょう。とは言っても、まだまだ検討が必要です」と会社の会議などで発言することができます。 「そうだったとしても」という考えを「とは言っても」で上手に表現して、自分の意見を言うことができるようになります。

「かと言って」

「かと言って」も「なのですが」を言い換えた表現の一つです。「とは言っても」と少し違った使い方をすることができます。 例えば「かと言って、取引先に断られてしまってもいけませんし」と仕事をしている時に会話で使うことができます。この場合「かと言って」と言うことにより「何かをしたいと考えていても、取引先に断られるといけないので、そうすることができない」という考えを伝えることができます。

「なのですが」の話し言葉や口語って何?

「なのですが」を話し言葉で使うには、少しかしこまりすぎた表現だと感じる方も多いのではないでしょうか。では、どのようにして「なのですが」を話し言葉や口語で使うことができるのか考えてみましょう。

「ですけど」で自然に会話する

「ですけど」は「なのですが」を話し言葉で自然に表現することのできるフレーズです。上司に対してであったとしても「と思うんですけど、いかがでしょうか」と質問することができます。ある程度普段から交友の深い良い上司であれば、不快に感じることなく受け答えをしてくれるはずです。 しかし「ですけど」はかなり自然な言い回しになりますので、少し距離があり普段から接点の少ない上司に対しては「なのですが」を使うことをお勧めします。ちょっとした言葉遣いが原因で上司との関係が複雑になることは避けたいので、より敬意の表れている「なのですが」で対応すれば安心です。

「なのですが」は正しい日本語なのか?

「なのですが」は正しい日本語ということができます。普段の会話で「なのですが」を使えば、ほとんど相手に違和感を与えることはありませんし、場合によっては上手に自分の意思を伝えることができます。 でも「なんですけど」は、やはり正しい日本語ではありません。よく学生は、話している相手が目上の人出会ったとしても「なんですけど」を使いながら会話をしていることがあります。まだ社会人としての経験がありませんので、場合によっては会社の面接や重要な会議においても、学生の頃の癖を直すことができず「なんですけど」を使ってしまいます。 しかし、その言葉の選択はビジネスシーンにおいては大きな失敗になりかねません。面接官は「なんですけど」を使う学生に対して良いイメージを持つことはありません。運良く入社することができたとしましょう。それでも、入社した後の会議の中で発言内容が良かったとしても、言葉遣いによって企画を採用してもらえないこともありえます。

「なのですが」でピンチをチャンスに変えよう!

今の日本社会において、相手に意見を率直に伝えることは難しいとされています。なぜなら、相手を不快にさせてしまうと心配したり、人の目を恐れて意見を率直に言わずに物事が進んでいくことがあるからです。職場の同僚や上司に対して気を使っている人なら、そうした気持ちを一度は経験したことがあるでしょう。 自分の意見を言うか言わないかのジレンマを抱えていたとしても「なのですが」を上手に使えば、相手の意見を受け入れながら、自分の意見を率直に伝えるための機会を作り出すことができます。 それに、自分の意見をすぐに発言してしまうのではなくて「この意見も素晴らしいと思うのですが」と前置きをすれば、発言した人の意見を自分も魅力的に感じていることを、周りの人に知ってもらうことができます。周りの人が自分の意見を受け入れやすく感じるための土台を据えていることになります。 ぜひ「なのですが」でピンチをチャンスに変えて、恐れることなく、どんどん率直な意見を発言していきましょう。

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