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「ご紹介」の意味と使い方・敬語・お礼|ご紹介にあずかりました

更新日:2024年07月12日

敬語表現

ビジネス社会では、紹介されることはチャンスの機会が巡ってくる第一歩です。その紹介をいかに生かせるかが、これからの飛躍にもつながります。好感度が高い人ほど、紹介が次の好機を呼び込む可能性を高めます。正しい言葉と対応でぜひ、チャンスをつかんでください。

「ご紹介」の意味と使い方

何気なく使っている「ご紹介」という言葉について詳しく紹介します。

紹介(しょうかい)とは

この紹介とは、知らない人どうしや物を引き合わせることです。 ①人の場合:人と人の間に入り引き合わせることで「仲立ち」することです。 例:「知人の紹介で就職する」「友人を家族に紹介する」または自身で行う「自己紹介」など ②物の場合:まだ知られていない物などを世間に知らせることです。 例:「雑誌で紹介された店」「日本文化を海外に紹介する」「新刊紹介」など と2つの意味が含まれています。

ご紹介にあずかりました

この場合の「あずかる」を漢字にすると「預かる」ではなく「与る」と書きます。

与る(あずかる)とは?

目上からの場合に使用され、好意の表れとして受ける状態です。与るは「何かを得る」ですので、同義語としては「頂く ・ 頂戴 ・ 得る ・ 受け取る」などです。 また、この「与る」は「目上の人のご好意で受取る」という意味になります。 例文:「お褒めに与る」「お招きに与る」 ただし、自分を紹介してもらった場合は「ご紹介に与りました」となります。

ご紹介させて頂きます

「ご~する」「お~する」と表現すると謙譲表現になりますので、自分の行動に対して使います。それをふまえて考えたいのが「させていただく」についてです。この「させていただく」とは本来相手の「意向」や「許可」「恩恵」をたずね受ける場合に使用する表現です。それ以外では「いたします」が妥当です。「ご紹介いたします」なら問題ないでしょう。

「ご紹介いただきました」については?

なにか別の物や人について、紹介してもらった場合には「ご紹介いただきました」となります。この場合「与る(あずかる)」と同じく、自分が紹介してもらった時にも「いただきました」は使用できます。 例:「さきほど〇様のお話でもご紹介いただきました△様からスピーチを頂戴します」

「ご紹介いただく」を使う場面とは「目上の人に自分が何かを紹介してもらう」行為を指す状況です。 ビジネスシーンにおいての例文 ・提案させていただきます。 ・ご案内させていただきます。 ・紹介させていただきます。 ・送付させていただきます。 ・同行させていただきます。 など、メールや会話でもよく見聞きする表現です。 「させていただく」の注意点は、「相手から依頼・許可を受ける、恩恵を受ける」といった場面での表現ですから、頼んでもいないような場面での使用には、違和感を感じさせてしまうこともあります。相手の存在を無視し、自分勝手にへりくだっているように感じさせてしまい、「慇懃無礼」「紋切り型」「謙遜的傲慢」ととられる場合もあるので注意が必要です。

「ご紹介」の敬語

この「ご紹介」は、敬語において「丁寧語」や「美化語」と言われます。上品な印象を聞き手である相手に伝えるためですので、文法的には敬語とは言えないともいわれます。しかし、この「ご紹介」という言葉は、聞き手への配慮を表現するための言葉ですので、敬語に準じるものとして扱われます。

「ご紹介」のお礼の仕方

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初回公開日:2017年11月28日

記載されている内容は2017年11月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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