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更新日:2024年07月17日
「ごちそうさまでした」は大切な言葉です。とても深い意味があります。今回は、社会人のマナーとして、食事をごちそうになった時の、お礼のメールや使い方、挨拶の仕方。「ごちそうさまでした」の返し方など紹介しています。よかったら、参考にしてみてください。
目次
「ごちそうさまでした(ご馳走さまでした)」は食後に言う日本語の挨拶です。「ごちそうさん」とも言います。軽くお辞儀することもあります。「ごちそうさまでした」とは、普段皆さんが使ってる言葉ですが、どんな意味でしょうか。どのように使うのでしょうか。
「ごちそうさま」は漢字で「ご馳走様」と書きます。「馳走」とは、「走りまわる」「馬を駆って走らせる」「奔走する」ことを意味します。 古くは『史記』にもみられる語です。これが、日本に入ったのちに、世話するためにかけまわるので、世話すること、面倒見ることといった意味が生まれました。さらに、用意するためにかけまわることから、心を込めた食事のもてなしや、そのためのおいしい食べ物といった意味が、中世末から近世始めにかけて、生まれました。 今は豊かな時代になり、食材などすぐ調達できます。昔は食材を育てるために走りまわる人、食材をお店に並べる人、調理するために食材を買い集める人がいました。大変な思いをして、料理が並んでました。 「馳走」に敬意をもって「御」「様」という字をつけて、「御馳走様」とういう字になりました。感謝の気持ちを表す言葉が「ごちそうさまでした」です。
手を合わせて「いただきます」と言ってから、食事をして、終わったら、「ごちそうさまでした」といいます。いつでもどこでも通用する言葉です。感謝の気持ちを伝えるための大切な言葉です。
社会人になれば、上司との食事、取引先の相手との食事、同僚と飲み会と付き合いが増えてきます。上司からご馳走になることもあるでしょう。上司との食事は気を使い、終わるまで、ずっと緊張することもあるでしょう。そんなとき、うまくお礼が言えないこともあります。しかし、お礼はとても大事なことです。今後の仕事の付き合いもあるので、しっかり伝えましょう。 上司との食事や取引先の方にご馳走になったときは、その場でも「ごちそうさまでした」と言って帰りますが、翌日に顔を合わせる時があれば、「昨日はごちそうさまでした。」と伝えると良いでしょう。言われて不快な気持ちになる方はいないですし、しょっちゅう、誘われることがあっても、お礼だけは忘れないでおきましょう。 友人でも家族でもご馳走してもらった時は、その場だけでなく、次の日にでもお礼も伝えましょう。上司は奢られることを嫌う方もいますので、お返しとして、ご馳走しようと誘っても、またご馳走になることも多々あります。そんなときは、仕事で成果をみせて、頑張ってる姿をみせましょう。きっと、あなたの評価はあがるでしょう。 家族や友人にお返しする場合は、ご馳走されたら、次回はこちらからご馳走してあげるとよいでしょう。お互い、良い関係でいれるでしょう。
ご馳走になったあとにお礼のメールを送ることは、基本的なマナーで、自分のイメージアップにも繋がります。食事の度にお礼メールが必要なのかと感じる方もいるでしょう。例えば、相手が上司であれば、良好な信頼関係を気づければ、仕事もしやすくなり、また、取引相手であれば、その後のビジネスにつながる可能性もあります。 メールのお礼は当日、遅くても翌日には送ったほうがよいでしょう。内容は特に凝った文でなくていいでしょう。お礼の分と一緒にお店や料理の感想、食事の時の会話の内容を少しでも書いて送るのがよいでしょう。 ご馳走してくれる方も、お礼が聞きたくてしているわけではありませんが、おごってもらって当然という態度にならないためにも、お礼メールをして、勘違いが生まれないようにしましょう。礼儀正しいと相手にいい印象を与えることができます。丁寧に感謝の気持ちを伝えましょう。
「今日はお食事に誘ってくださり、ありがとうございました。ごちそうさまでした。」 「昨日は飲み会に連れて行ってくださり、ありがとうございました。ごちそうさまでした。おいしい食事やお酒を飲みながら、楽しい時間が過ごせました。」 「今日はお食事にお誘いいただき、ありがとうございました。ごちそうさまでした。仕事の相談ができて本当によかったです。アドバイスいただき気持ちが晴れました。」 「昨日はお食事に誘っていただき、ありがとうございました。ごちそうさまでした。いろいろお話ができて、ためになりました。まだまだ、私自身未熟で、今後もご迷惑おかけすることもありますが、何卒ご指導のほどよろしくお願いいたします。」 メールは参考にしてみてください。上司や先輩にお礼メールをするときは、少しかしこまった文で送るのをおすすめします。
記載されている内容は2017年11月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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