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更新日:2024年08月21日
「いずれの」という言葉をどのように使うのか。耳にする事はあってもどういう時に使うものだろうか。ここでは似ている表現のある言葉も通してどのようにどういう意味で「いずれの」という言葉を使っていけば良いのかを再確認していきます。
目次
どちらと同じように、いずれのでも敬語の表現で使う事ができます。 ただ、時間表現でしたら早い方がビジネスでは良い表現でもあり早いに超したことはありません。相手に迅速に対応してこそ印象も良く見てくれるので「いずれの」を時間表現として「いずれ」として使うのであれば近々や近日中にと使うのが望ましいです。
「いずれの」と「いずれか」では意味が変わってきます。 「いずれの」は不特定数のいくつかであったのに対し、「いくつか」は不特定数のうちのこちらかこちらと物事を分けて表現する言わば「or」に当たります。
初めからすべてのと言ってしまえば良いと使いたくなるお気持ち、わかります。しかしそうすると。3以上の中の不特定数がいずれという事からすべてのと言い切ってしまうと語弊が生まれてしまいます。それは提示されていないものもすべての内に入りかねないからです。あらかじめ範囲を提示してはじめて「いずれの」と使う事ができます。範囲を特定しようがしまいが使えるのが「すべての」という事になります。 「13~20歳いずれの人でお使いいただけます」とすべての人でお使い頂けます。と使いますが、逆に、「13~20歳すべての人でお使いいただけます」と「いずれの人でお使い頂けます」とではどの人なのかわからないという事になるのが、いずれのという言葉になります。 最初からすべてのと言っても誤解する人はしてしまいます。このため、いずれのという言葉との使い分けが大事になってきます。
いかがでしたでしょうか。「いずれの」という言葉を通していつからあってどのように使われていたのか、使い分けも通して再確認にもなりました。範囲を限定して言葉を使い分けることによって言葉の意味をより深く理解できるようになりました。これからも使い分けを意識して言葉を選んでいきましょう。
記載されている内容は2017年11月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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