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更新日:2024年08月12日
「あるいは」は「AあるいはB」という使い方をしますが、「または」や「もしくは」などたくさんの類語があります。これらは使い分けが大事です。「あるいは」の意味と使い方、類語たちとの違い、公用文におく「あるいは」の扱いなどについてお伝えしました。
「あるいは」の意味は、2つあります。1つは「同類のことを列挙(1つ1つ並べ立てる)していろんな場面の存在を示す」意味で、2つ目は「事態が起こる可能性」を表します。 「事態が起こる可能性」と書くと難しく見えますが、簡単に言うと「もしかすると」という意味です。
あるいはの例文を10個ご紹介します。使い方の例を読んで、日常会話で「あるいは」を使えるようになりましょう。 「あるいは」の使い方は、言葉で説明しようとすると複雑で、分かりにくくなってしまうので、例文を読んで文の形で覚えてしまいましょう。言い換え表現とともに覚えましょう。 例文を応用して日常の会話で使うことで「あるいは」の使い方・使うタイミングは身に付くでしょう。ですから、積極的に使って行きましょう。
例文1は、猫は気分屋あるいは気まぐれだ、という文です。この文での「あるいは」は「または」を表しています。 「猫は気分屋または気まぐれだ」要するに、気分屋と気まぐれという、似たようなことを例として2回挙げたいときに使うことができるということです。 「または」を「あるいは」にして、「猫は気分屋あるいは気まぐれだ」となります。近い意味の言葉の例を2個以上挙げたい場合に使いましょう。
例文2は、あなたの趣味あるいは特技を教えて、という文です。「あなたの趣味か特技を教えて」という意味の文です。 「あなたの趣味か特技を教えて」という文の「か」の持つ役目を、「あるいは」は果たすことができます。 要するに「事実が明らかな内容」に関する「これかこれ(提示したもの)」を伝えるときに、「あるいは」を使うことができます。
例文3は、ヒビが入ったあるいは骨折した痛みだ。という文です。「骨にヒビが入ったか、骨折したかもしれない。」という意味の文です。 ヒビが入ったのか骨折したのか、それとも違う原因なのか、断定できない段階で可能性を示す場合に使う、「~かもしれない」という言葉と同じように「あるいは」を使うことができます。
例文4は、広い部屋に引っ越すあるいは家を買うという文です。「広い家に引っ越すか、家を買う。」という意味の文の「~か」の部分あたる所に「あるいは」が使われています。 「広い家に引っ越すか、家を買う」という文で、「~か」は「それとも」という意味で使われているので、「広い家に引っ越すかそれとも家を買うか」という文になおすことができます。 「あるいは」は「それとも」という意味で使うこともできるということです。
例文5は、バスあるいは歩いて帰る。という文です。「バスに乗るか歩いて帰る」という文の「か」の代わりに「あるいは」が使われています。 バスに乗って帰るか、歩いて帰るか決まっていない時に、バスまたは歩いて帰ると言います。その「または」の部分を「あるいは」が担っています。 ある程度(2択くらいに)決まってはいるけれど、どちらにするか決まっていないという場面で「あるいは」を使うことができます。
例文6は、英語あるいは日本語で署名してください。という文です。「あるいは」を使わないで表現すると、「英語か日本語で署名してください。」という文になります。 「英語か日本語で署名してください」という文の「か」は「もしくは」という意味を持っています。つまり「あるいは」は「もしくは」という意味を表したい時にも使うことができるということです。
記載されている内容は2017年11月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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