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更新日:2025年01月26日
「資する」という言葉について見聞きしたことはありますか?役所の公文書やビジネスで使われる形式ばった文書でなら見かけたことがある方もいるのではないでしょうか?「資する」は、一見すると非常に堅く、意味もよくわからないです。今回は「資する」の意味などを見ていきます。
「資する」という言葉によく似た言葉はほかにもいろいろあります。ここでは「寄与する」を取り上げ、意味の上で「資する」とどのような違いがあるかについて見ていきます。 「寄与する」とは、「力を尽くして、社会や人のために役立つこと」という意味があります。一見すると、「資する」と同じような意味にとらえられますが、「資する」というのが金品や情報などを与えて援助するという意味合いが強いです。
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ここまで見てきたように、「資する」という言葉には、「助ける」や「促す」といった意味合いが強く表れています。 同じような意味を持つ同義語や類語はあるのでしょうか。代表的な同義語・類語について、「資する」との違いも含めて見ていきましょう。
一見しても、誰かを援助したり、また誰かに協力したりするという意味で使われます。前述の「資する」の例の中にも「役立つ」意味合いを持ったものがあり、「資する」の同義語と言えます。 「資する」ほど具体的に「何かを与える」という意味合いはない言葉なので、より広義な同義語です。
「貢献する」は「ある物事や社会のために役立つこと」を意味し、上で触れた「寄与する」とほとんど同じ意味を持っています。 そのため、こちらも「資する」が持つような金品や情報を与える援助という形以上に、物事や社会のために自らの力を尽くすという実際の行動を伴っている意味合いが強いです。
この言葉は「助成金」という例でよく使われる「資する」の類語です。ただ「援助する」のみではなく、「物事が成るように援助する」という意味の言葉です。物事が「成る」までに必要な援助をすることから、「資する」よりも踏み込んで援助する意味合いの言葉です。 具体的に「何かを与える」という意味合いはない言葉ですが、「役立つ」と比較するとそのニュアンスの違いが分かります。
「助成する」よりもさらに一歩踏み込んで援助する意味を持つ言葉として「導く」という言葉も類語と言えます。 例えば、経済の世界では「投資する」とは、金銭的に支援するのに加えて、経営指導や技術指導など、金銭的な支援がより生きるように指導することがあります。このような点からも、「資する」と「導く」の関係性がうかがえます。
「資する」という言葉は、役所などでよく使われる書き言葉で、文体の硬い文章でよく使われる言葉であるため、なじみが薄くなりがちです。「援助する」という意味を知っておくだけでも距離が縮まってくるのではないでしょうか。 「資する」という言葉について身近に感じられるようになったら、ぜひとも役所の発行する公文書のような「資する」がよく使われている書類に目を通して、慣れてみましょう。
「資する」という言葉について身近に感じられるようになったら、ぜひとも役所の発行する公文書のような「資する」がよく使われている書類に目を通して、慣れてみましょう。 「資する」に関連して、「社会に資する活動」として「社会貢献活動」についての記事も参考にしてみてください。
記載されている内容は2017年11月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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