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トリップの意味を使われ方9例から学ぶ・トラベルとの違いは?

更新日:2024年01月10日

言葉の意味・例文

あなたも「トリップする」といった表現を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。実はこの言葉は2つの意味を持ち合わせており、使い方によって全く別の意味をもっているのです。今回は「トリップ」という言葉の本来の意味と合わせて状況別の使い方をご紹介します。

「トリップする」は、薬での幻覚症状を表す言葉として使われてはいるものの、「二人だけの世界に酔いしれている=陶酔状態である」場合も「二人だけの世界にトリップする」と使うことができます。こういった使い方での「トリップ」はほとんどの人が一度は耳にしたことがあるでしょう。

例6:トリップアドバイザー

トリップアドバイザーは世界最大の旅行サイトで、旅をしている世界中の人から、旅行者の体験談やご当地グルメ情報、旅に特化した人気スポットなどを口コミ情報から知ることができます。

例7:幻覚

麻薬などは、あるはずのないものが見える症状である幻覚や、陶酔状態を引き起こします。そのような状態のことを「トリップ」と表現し、「麻薬でトリップしちゃった~」というような使い方をします。

例8:パワー/ギター/エゴ・トリップ

「パワートリップ」はテキサス出身のクロスオーバー・ハードコアバンドで、正確な演奏力と、怒声でがなり立てる男くさい熱さが「パワートリップ」の特徴です。 他にも、早弾きギタリストで有名なポール・ギルバートによる「恐怖のギタートリップ」という教則DVDでもトリップが使われています。 また、カートゥーンネットワークの「デクスターズ・ラボ」の長編作品に「デクスターズ ラボ エゴ・トリップ」という題名が付けられています。

例9:トリップ電流

発電機や機械においても「トリップした」という表現を使うことがあります。この表現は、機器へ負荷がかかりすぎること(過電流)で強制停止や安全装置が作動することを指します。

トリップとトラベルの違いは

トリップは余暇を存分に楽しむための「短時間の旅行」であることに対してトラベルは「一般的な旅」のことを意味しています。これらの大きな違いはトリップは名詞であり、トラベルは動詞であるという点も挙げられます。 ・go on a trip⇒旅行(名詞)に行く ・travel around⇒あちこち旅行してまわる(動詞) このように意味は似ていてもそれぞれの使い方があるので状況に応じて使い分けると良いでしょう。

スラングに気を付けて使おう

トリップは本来の意味が「旅行」に関連するものであること、そして「陶酔、幻覚状態」であることから普段と違った何か、を意味する表現として他の言葉でも応用されていることが分かります。 どの言葉も「トリップ」の本来の意味から来ているものばかりですが、意味の捉え方が変わってくるのでそれぞれの使い分けをマスターしてスマートに使えるようになりましょう。

カタカナ用語「ブルジョア」「チルアウト」の使い方

初回公開日:2017年11月15日

記載されている内容は2017年11月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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