タブレットに電話番号はつけれるのか・テレビ電話はできるのか

タブレットには何かしらの方法で電話番号をつけることができるのは解説したとおりです。しかしタブレットには純粋な電話機能は基本的にはついていませんので、普通にスマートフォンのように会話をすることは難しいでしょう。 しかしタブレットによっては通常機能としてテレビ電話が使用できるものもあれば、アプリを使用してテレビ電話ができたりもします。 テレビ電話アプリもさまざまです。ここではタブレットでのテレビ電話に関して解説していきます。

まずはタブレットの代表格であるiPad。iPadにはテレビ電話機能であるFaceTimeが標準装備されているので、iPadをはじめとするIOSが設定されている端末同士であれば使用が可能です。 会社でiPadを支給しているところなどでは、このFaceTimeを使用して会議を行っているところもあります。ただし、同じIOS同士ではないとテレビ電話ができませんので、使用は限定されます。

FaceTimeはテレビ電話機能であり、アプリとはまた少し違います。また、同じOSを使用していなければ機能を使用できないという点では制約が存在します。 しかし電話アプリを使用すれば、そのような制約はなくテレビ電話が行えるようになります。ここでは代表的な電話アプリを2つ紹介していきます。

タブレットでのテレビ電話の代表的なアプリといえばスカイプででしょう。スカイプはインターネットに繋がっていれば、いつでもどこでも、世界中の人とテレビ電話が行えます。 しかもスカイプはどれだけ話しても基本使用料が無料のため、電話代を気にせずに電話ができてしまいます。最近ではスカイプを使用してオンラインでの英会話授業なども行われており、タブレットを通じて外国にいる講師と会話しながら英会話の授業が受けられたりもします。

現在、日本人のほとんどが使用しているといってもいいほどのコミュニケーションツールであるLINEでも、テレビ電話は行えます。LINEを使用している人同士ならばこちらも無料で使用できますので、手軽にテレビ電話を行いたい人には嬉しい機能です。 ただし、気をつけておかなければならないのが、スカイプにしてもLINEにしても、使用しているタブレットにカメラ機能とスピーカー機能が実装されていることが使用の絶対条件です。 タブレットによってはカメラ機能がないものもありますので、上記のようなアプリを使用してテレビ電話を行う際は確認が必須です。

タブレットでは普通の電話を行うことは難しいですし、基本的な電話機能がもともとついていませんので、タブレットの電話帳に電話番号が登録されていても使い道はあまりありません。 しかしスマートフォンなどとタブレットを同期している場合には、当たり前のようにタブレット内の電話帳には電話番号が登録されています。タブレットに電話帳は使い道がないのか、と問われると、実はそうではありません。タブレットの電話帳はタブレットなりの使用方法でとても便利に使うことができます。

タブレットでもアプリを使用すればテレビ電話や通話のみの機能も使用できます。しかし、タブレットの本来の用途は電話機能がメインではありません。タブレットでコミュニケーションをとる場合に使用するのは、メール、もしくはLINEです。 最近はメールよりもLINEの方が普及しているようにも考えられますが、ビジネスシーンではメールの方が多いはずです。親しい取引先の人物とは手軽にLINEでやりとりできたとしても、通常のビジネスではまだまだそうはいきません。 タブレットはネット環境があればどこでも使用できます。ただメールを閲覧するだけならばスマートフォンで十分ですが、資料などが添付されていてそれをその場で確認したい場合などは、やはりタブレットなどが有効です。 そしてその逆もありきで、誰かに資料などを添付してメールを送りたいときなどは、タブレットから資料を添付してメールした方が効率がいいでしょう。その場合、電話帳に先方のメールアドレスが登録されていれば、無駄に時間を浪費することは避けられます。 一見、無駄なようにみえるタブレットの電話帳機能ですが、ビジネスシーンにおいてはとても有効なツールとなり得ます。