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フリーダイヤル0120は料金が発生するのか|海外/スマホ

更新日:2024年01月28日

社会人常識

この記事では、フリーダイヤル0120に携帯電話やスマホからかけた時に料金が発生するのか、ということをメインに記載しています。また、フリーダイヤル0120の料金の仕組みや、海外からかける際、0120を利用する際の金額など0120に関連する事柄を記載しています。

海外から0120にかけた場合の料金は?

海外に生活拠点をおいておられる方や、海外旅行中の方が日本のコールセンターなどに電話をしなければならないこともあります。しかしながら、0120は海外からの発信には対応していません。他の番号(国際電話番号など)に向けて発信する必要があります。

国際電話0033

海外からの電話用に、0033から始まる番号を用意している企業などもあります。海外から日本のコールセンターに発信する際には、こちらの番号にかける必要があります。 なお、この場合は発信側に電話料金が発生し、国や時間帯で料金が異なります。たとえばアメリカから昼間にかけると、6秒ごとに12円の電話料金が発生します。

0120の契約にかかる料金は?

企業や事業所が0120回線を契約するには、一定額の契約料金と従量料金が必要となります。たとえば1番号の契約をした場合、フリーダイヤル基本サービス料金として2,160円(税込み)がかかり、そこに加算する形で通話料がかかります。 通話料は発信側の端末・発信側との距離・時間帯によって異なりますが、3分間電話した場合で約9円〜400円と幅広く設定されています。また、オプションサービス料や設置時の工事費用が別途かかります。

ソフトバンクの0120の料金

現在、NTTだけでなく多くの通信業者が0120のサービスを提供していますが、ソフトバンクも0120のサービスを「フリーコールスーパー」という名称で提供しています。 こちらをNTTのものと比較すると、月額使用料、工事費用が無料という点が大きく異なり、導入しやすいことがポイントです。通話料金は、通常携帯電話からの発信でかかるものの10%割引となっている点も比較ポイントです。 また、「フリーコールスーパーGOLD」というプランも提供しており、基本料金が2,000円かかりますが無料通話2,000円分がついて実質無料となっています。さらに長距離電話が区分ごとに一律価格になっているなど、着信が多い企業にはお得なサービスです。

0120は変わってきている!

固定電話が主流であった十数年前と携帯電話やスマホが主流の現在では、0120を取り巻く環境も変わってきています。 基本的に携帯電話から0120にはかけられませんが、携帯電話からの着信が多くなることで、多くの人が0120にかけられないという問題が発生し、顧客が逃げてしまう恐れもあります。 そのためには例で挙げたソフトバンクのプランを利用するなど、時代の流れに合わせて企業も工夫をしていく必要があります。 0120を提供する事業者もこれまで以上にサービスを変容させていく可能性があり、0120の存在自体が変わっていくことも十分考えられます。

初回公開日:2017年11月09日

記載されている内容は2017年11月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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