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のし袋の表書き、書き方と見本|名前/状況別の書き方・表書きの見本

更新日:2024年07月23日

書類の書き方

のし袋の表書きには、書き方やのし袋の種類にきまりがあり、何も知らずに渡してしまうと相手に失礼になってしまいます。今後のおつきあいをする上でも大切になるのがのし袋の書き方です。しきたりやマナーを守り美しくのし袋を書く方法を詳しくご紹介していきます。

のし袋の表書きの書き方

のし袋の種類

のし袋の表書きには、書き方やのし袋の種類にしきたりがあります。間違えて渡してしまうと相手の人に失礼になりますので注意が必要です。そこで、のし袋について詳しくご紹介していきます。

のし袋の水引について

水引とは包み紙を結ぶこより紐のことを言います。水引の本数は5本、7本、9本と奇数になることが基本ですが、中には10本というものもあります。弔事用では、4本、6本と偶数も珍しくありません。

水引の慶事用は紅白、金銀の色が主になります。弔事用は、黒白、黄白、銀一色、緑飾りなどがあります。水引の結び方には、蝶結びと結び切りが基本になります。蝶結びは、紐を引くと簡単に解けてしまい何度も結び直すことができることから、何度あってもよいお祝いごとのときののし袋として使います。

結び切りは、解けてしまわないことから結婚祝いなど結ばれた縁が解けないようにときに使うのし袋です。また、快気内祝いなども結び切りを使います。

のし袋の基本は、蝶結び、結び切り、あわじ結びですが、近年では結び切りの変形に「輪結び」というものもあります。結婚祝いは結び切りが一般的ですが、「切り」が「切れる」に通じるので「輪結び」が出てきました。装飾の綺麗な水引も最近ではよくみかけます。

のし袋の名前の書き方

のし袋の表書きの名前を書くときは水引の結び目の下から書きます。下部分には1字分位あけるようにするのが基本です。

のし袋の連名の書き方

のし袋の表書きを連名で書く場合は、一般的に目上から目下の順で右から左へ書いていきます。ここで、大事なことは書き手の人の名前は最後に書くということです。

連名の場合3名以上の場合も考えられます。その時は、全ての人の名前を書かず代表者の名前に「外一同」と書き入れ、全員の名前は別紙に書き中包に入れておくようにします。

のし袋の会社名の書き方

のし袋の表書きを会社名で書く場合、右から会社名を書き「取締役社長◯◯」と名前を添えるようにします。

ケース別のし袋の表書きの書き方

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初回公開日:2017年10月19日

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