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インターンシップの志望動機の作り方と例文・書き出しと終わり方

更新日:2024年03月05日

書類選考・ES

「インターンシップに参加したいけど、どうやって志望動機を書いたらいいか分からない…」なんて学生がほとんど。だけど実際は、志望動機で採用が決まると言っても過言ではありません。14の業界別に、インターンシップへの志望動機をどう書くべきか、それぞれ具体的に解説します

あなたが描く将来

あなた自身の将来のビジョン(夢・目標)を明確にします。あなたが理想とする社会や、実現したいこと、達成したい物事をハッキリ相手に伝えることで、あなたの人物像が相手に伝わりやすくなります。志望動機にも、あなたの未来志向を表記しておきましょう。

インターンシップに対する抱負

インターンシップを通して何を実現したいか、どう行動していきたいかを考えます。目的のないインターンシップは無駄になってしまうことが多いです。そのため、しっかりと一つひとつのインターンシップに対して「目的意識」を持つことが重要です。 志望動機でも、あなたが考える抱負に触れておくと、目的意識をしっかりと持っていることがアピールできます。

インターンシップを通した成長

自分のスキル、考え方をどう成長させたいのかを意識すれば、相手に伝わる志望動機になります。例えば複数人のディスカッションが行われるインターンシップにおいて、「組織マネジメント力やリーダーシップのスキルに磨きをかけたい」「業界について学び、自分の軸を明確にしたい」、など、何を成長させたいのかを内省し、言葉にすることで参加に対する姿勢を差別化できます。

学びたいこと、スキル

このインターンシップを通して何を学びたいか。目的意識をもって取り組むことのアピールです。インターンシップでは、普段の授業では決して得られない経験ができますし、自己分析にも繋がります。 自分は何を吸収できるか、参加する前にハッキリと仮説を立てておくことがポイントです。それを効果的に志望動機で述べることで、自分にとっても自己理解が深まり、プラスになります。

企業理念への理解

企業理念や企業が大切にしているビジョンは、事前にしっかりとHP、パンフレット、OB・OGの話からチェックしておきましょう。インターンシップを通じてその理念を再確認したり、または新しい発見をする可能性もあります。志望動機の文面でも、企業理念への理解、共感へ言及してもOKです。

字数別インターンシップの志望動機の見本

志望動機を書かせる企業も、文字数はそれぞれです。シンプルに100文字でまとめる必要があったり、300~400文字でじっくりと書くことが求められる場合もあります。どの場合も、自分が大切にしているポイントや経験を押さえて、志望動機を完成させましょう。

100字

貴社でのインターンシップを志望したのは、関心がある食品業界について深く学べると確信したからです。実践型インターンシップを通して、具体的な業務・成果を学び、自分自身も確実に成長できる10日間にします。

200字

私はインターンシップを通して、保険業界の動向と将来像について考えたいと思い、志願しました。父が保険会社に勤めていたため、保険や金利などに関心を持つようになり、大学のゼミでは保険と経済を研究していました。 しかし、自分は業界の知識や最前線の情報が不足していると感じています。自分が何を達成したいのかを見つめ直し、保険業界と貴社についての理解を深めるために、今回のインターンシップにエントリーしました。

300字

私が貴社のインターンシップを志願したのは、不動産業界についての関心を深めたいと思ったからです。大学の授業で、土地管理や建築について学ぶ機会があり、その際、不動産業の中でも「住む人々、集まる人々の管理」を行うディベロッパーの職業に興味をもちました。 また、OB訪問をさせていただいた際、非常に印象が強かったのが「建物の中にある、そこにいる人を常に考える」という言葉です。その気持ちを大切にする職業について、自分はもっと知りたいと考えるようになりました。 このインターンシップを通して、しっかりと自分の将来像、目指す地域の形を見つめ直し、不動産業についての理解を深めていきたいと考えています。

400字

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初回公開日:2018年02月09日

記載されている内容は2018年02月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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