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インターンシップの志望動機の作り方と例文・書き出しと終わり方

更新日:2024年03月05日

書類選考・ES

「インターンシップに参加したいけど、どうやって志望動機を書いたらいいか分からない…」なんて学生がほとんど。だけど実際は、志望動機で採用が決まると言っても過言ではありません。14の業界別に、インターンシップへの志望動機をどう書くべきか、それぞれ具体的に解説します

志望動機例文

日本社会を代表する自動車メーカーとして、貴社の組織としての仕組みや生産体系を学びたいと思い、インターンシップに志願しました。普段何気なく目にするものの中でも、たくさんのお金と時間と労働力がかかって動いている。 そう気づかされた時、真っ先に関心が向いたのは、幼いころから大好きだった自動車の構造でした。貴社でのインターンシップを通して、自動車メーカーと日本社会との結びつきや歴史、今後のビジョンを学び、自分のスキルをいかに発揮するか再考する機会にしたいと考えています。

食品

 食品業界では、自分の経験と結びつけて志望動機を書いていくのがスタンダードなやり方です。全ての人に共通する「食」を扱うからこそ、そのインターンシップ先企業への関心の高さをアピールする必要があります。

志望動機例文

 食を通じて、多くの人の健康を支えていきたいという思いから、貴社を志望しております。  学生時代、ジムのインストラクターとしてお客様の食事アドバイスをしてきた経験から、食を通じて人の健康を支える仕事に携わりたいと考えるようになりました。  貴社はコアコンピタンスであるアミノ酸技術を活かして、食品から電子材料・薬品に至るまで様々な製品を開発し、人の食と健康を支えております。学生時代に培った語学力を活かし、世界130カ国で事業を展開する貴社で、世界に食を通じた「健康」を提供していきたいと考えております。

多くの人の健康を考えたいという目標を元にしながらも、学生時代のジムのインストラクターの経験から食品業界への興味を示したという理由が明確になっています。また、学生時代に学んだ語学力を活かして、世界に展開する企業への貢献をしたいと、その企業でどんな活躍をしたいのかも理由として盛り込んでいます。 志望動機を書くコツとしては、その企業で何がやりたいのか、どんなことがしたいのかが明確になっていると好印象になるでしょう。

看護

看護系大学の学生にとっても、インターンシップは必須。病院の雰囲気や設備、スタッフの人柄についても知ることができます。自分が大事にする軸を明確にし、学んできたことをアピールしながら、看護を志望するに至った経緯についても述べることがポイントです。 専門性が高い業界なので、病院の魅力や学びたいことにフォーカスして志望動機を仕上げていくといいでしょう。

志望動機例文

 私が貴院を志望した理由は、患者様にとって最良の医療を提供することを非常に大切にされていると感じたからです。  私は看護師を志す上で、如何に患者様に対して安心を与えられるかを大切にしたいと考えています。貴院は理念として、お客様に対して最良の医療を提供することと同時に、ベストパートナーとして患者様に寄り添うことを掲げています。その理念は私が目指す看護師像と非常に近いと感じ、是非インターンを通じて貴院の職務を体験したいと考えました。

上記の志望動機では『患者にとって最良の医療を提供する』という目標があり、それに向かって前進したいという気持ちが表れています。 そして、看護師を目指す上での心得を自分なりに解釈しています。また、志望する病院への共感と理想も挙げているので、なぜその病院でなければならないのかという理由もきちんと明確に書かれているのが、この志望動機の良いところです。

旅行会社

 旅行会社では、しっかりと自分自身の経験、経歴をアピールすることが重要です。旅行、という非日常を提供するサービスを、どのように提供していきたいのか。また、自分はどういった経験がきっかけで、この業界に関心を持ったのか。  インターンシップで得たいことと自身の経歴を合わせて、ポイントを押さえて書くことが大切です。志望動機も明確にしておきましょう。

志望動機例文

 私にとって「旅行」とは、形がなく、手に触れることのできないモノです。  旅行会社では、ただ商品を売るだけではなくて、知識や経験を通して、より良いサービスを提供することが大切だと思います。  だからこそ、旅行会社での仕事は私にとって、常に向上心を持ち、自分を高めることができる仕事だと確信しています。  以上で述べたような「旅行」に対する私の想いを、具体的に形にした旅行会社が御社であり、また、自分を最大限に活かすことができるのも御社だと思い志望いたしました。

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初回公開日:2018年02月09日

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