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花の数え方の単位(株/輪)・花の種類ごとの数え方

更新日:2024年04月19日

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お花の数え方がたくさんあるということを知っていましたか?一本、一つ、一束だけではありません。お花の形、お花の状態によって数え方が違います。もちろんお花を飾る花器にも数え方があります。お花の数え方について知っておいて損はありません。ぜひ参考にしてみてください。

日本といえば桜

日本のお花といえば「桜」と答える人が多いように、日本人には馴染み深い桜は、春にはお花見をする人が多くいます。お花見は、奈良時代の貴族が始めたことがきっかけで、最初は桜ではなく梅を鑑賞しました。平安時代になると、梅から桜に代わっていたようです。そんな昔から続く、お花見や桜を愛する日本人が多くいることは嬉しいものです。 さて、そんな桜ですが豊富な数え方があるのをご存知でしたか。桜の蕾が出るといよいよ春に近づきます。そんな蕾は、上記でもご紹介したように「一個」という数え方をします。蕾が開き始めて、ピンクのキレイな花が咲くと「一輪」と数え、美しい花びらは「一枚」、桜がひらひらと舞い散ると「一片(ひとひら)」と数えます。 他にも桜の花房は、「一房」、桜の花房が付いている枝は「一枝」という数え方をします。また、桜の花がついたたくさんの枝を「万朶(ばんだ)」と言います。この「朶」の意味は、垂れ下がっている枝を意味します。

梅の花と木は数え方が違う?

上記でもご紹介したように、梅は昔から貴族の間で鑑賞を楽しんでいたお花です。奈良時代は、桜より梅が人気でした。中国文化の一つに梅があり、日本にも伝わってきました。そんな梅ですが、お花と木では数え方が違います。梅の花は「一輪」、梅には実がなるので梅の実は、「一個」や「一粒」と数えます。 それでは、梅の木はどのように数えるのでしょう。調べてみたところ「一本」、「一株」、「一樹」、「一木」と数えると記載されていました。細長く背が高い木は一本、低木の梅や茂みなどは一株と数えます。樹木を雅語的に数える語が、一樹、一木となります。

ひまわりの数え方もそれぞれ

夏の花の代表といえが、ひまわりです。夏の季語でもあります。大きい花を咲かせて、太陽のようなひまわり。ひまわりの由来にもあるように、太陽の動きに合わせて回るのでひまわりと言います。明るくて元気になる花です。ひまわりは、別名「日輪草」とも呼ばれます。 丸くて車輪のような花を咲かせるひまわりですから、数え方も「一輪」です。ひまわり畑があるように、ひまわりは群をなしてたくさん咲きます。そういった花は「一むら」とも数えます。ひまわりが数え切れないぐらい広がっていると、見応えがあり圧巻です。また、ひまわりは一つの花にたくさんの種をつけます。種は「一粒」、「一つ」と数えます。種はそのまま食べられます。

椿の花の数え方

近所の庭に咲いている「椿」を見かけたことありませんか。赤やピンク、白などの鮮やかな色の花が咲く花木です。また、椿は「一枚一枚」の葉っぱにも特徴があります。ツヤツヤと厚い葉っぱで、ギザギザしているのが特徴的です。 椿は桜などと違って花びらが舞うことはなく、花ごと「一輪」でボトッと落ちることから、首が落ちることと似ているので、あまり縁起のいいお花ではないと言われていました。でも、とてもキレイで魅力的なお花です。椿は、花が咲き終わると「一本」の樹に、「何個」か真っ赤な実をつけます。実が熟してパカッと割ると、黒い種が5〜6「個」採取することができます。 このように、椿のお花、葉っぱ、実、種とそれぞれ数え方が違います。

お花の数え方には風情が

お花の数え方には、様々な種類があることがわかりました。お花の状態によって数え方が違うことには驚きです。花びらは単純に一枚と数えるだけではなく、桜のように散って舞っている状態は、一片(ひとひら)と数えます。とても風情を感じるものです。このような表現方法は日本だけではないでしょうか。 このように素敵な数え方ができるのですから、日本人であればお花の数え方を覚えておくことは大切なことだと感じました。お花の数え方の単位だけでも13種類もあります。すべて覚えるのは大変ですから、桜の花について覚えるのもいいかもしれません。蕾から散るまでの数え方を覚えてみてはどうでしょう。

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