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更新日:2024年11月21日
地名の呼び方には難しいものがあります。その中でも「茨城県」を「いばらき」と読むか「いばらぎ」と読むかについては、茨城県民から問題定義されています。現在は「いばらき」と読むのが正解とされていますが、そのことについて検証してみます。
目次
関東地方の県名「茨城」は、「いばらき」と濁らずに読みます。
では、茨城県庁ではどのように説明されるのかということで「広報広聴課」に訊ねたところ 「茨城が『いばらぎ』から『いばらき』に変わったということはありませんね。」という意見でした。中学で習った、明治維新時において廃藩置県を行った時点では、すでに「いばらき」だったようです。つまり、近代日本の時代には茨城は「いばらき」だったというわけです。
茨城の読み方については、お国訛りも関係していると言えます。お国訛りは方言のことで、「茨城のお国訛り」は、東北とか鹿児島ほどの訛りはなく注釈が必要というわけではなく、ただ「イントネーション」や「発音」に違いがある程度です。 ・言葉の語尾が尻上がり。 ・言葉が濁る。 ・か行とた行が濁音になる。 このため、「いばらき」と茨城県民が言っても、他の県の人には「いばらぎ」と聞こえるということもあります。ただ、濁る「か行」「た行」が最初になる言葉の場合は濁りません。2音目以降の場合に「わからない」→「わがんない」となるようです。
茨城の漢字にルビを「いばらき」としても、茨城県民がそれをいばらきと読んでも、他県の人には「いばらぎ」と聞こえるということも要因の一つというわけです。
茨城県(いばらきけん)は、関東地方にある日本の都道府県の一つであることは周知のことです。そして県庁所在地は納豆で有名な水戸市です。よくテレビなどでも茨城県と千葉県、群馬県と埼玉県は論争しています。どこも東京のベッドタウンとして発展していますが、特に茨城県は自然(海、山、川、湖、温泉)などが豊かな県で、平地率が高いので住むのに最適です。 そして、茨城県は「研究拠点」として数多の研究施設があります。例えば、「筑波研究学園都市」ですと約300の研究所があり、日夜約2万人以上の研究者達(博士号所持者約8000人以上)が研究に邁進しています。
2017年4月14日放送の「ひよっこ」第11話が、茨城県民に注目されました。それは、美代子(木村佳乃さん)のセリフが、茨城県民の心に響き、その感動が各所で話題になったのです。この番組を見てない人のために、抜粋します。 そのセリフとは、美代子が東京の警察官に言った言葉です。 「『いばらぎ』じゃなくて、『いばらき』です・・・」ときっぱりと投げ打った一言は、ストーリー抜きに、茨城県民を代表して「いばらき」と訂正した場面でした。きっとご覧になった方も多いのではないでしょうか?
茨城命名については、諸説ある中にこんなものがあります。 奈良時代に賊を退治するのに、茨棘(イバラ・トゲ)でもって戦ったとか、茨で城を築いたとかの説もあります。つまり、この茨城にある茨とは「茨の生えている地域」を指す名称でもあります。 歴史的見解としては、前身の茨城郡について「和名抄(平安時代の漢和辞書)」では「茨城:牟波良岐」とあり、また奈良時代に作成されたとされる「陸国風土記(現在の茨城県の地誌)」には、その後「うばらき」と仮名が振ってあります。この「うばらき」が現在「いばらき」に変化した説もあります。
仕掛けられた茨の刺がからだ中に突き刺さり、あへなく皆死んでしまった。このときの茨から、茨城の名となった。 諺に「水泳みづくぐる茨城の国」といふ。 別の話では、山の佐伯、野の佐伯は、山野の賊を率ゐて自ら長となり、国中を盗みや殺しをして廻ってゐた。彼らと戦ふために、黒坂命は、茨をもって城を造った。その土地の名を茨城といふやうになった。
歴史文献の調査研究から、近年「茨城」という地域名は奈良時代からあったとされています。ただしそれが平安時代以前のことで、ひらがなはまだ存在していなかった時代です。 調査の書物においては「いばらき」は漢字で茨城と書かれ、読み方についてはルビに当たるようなひらがながないので不明だという見解です。 当時の書物だけでは事実確認は実際のところ不可能と言われています。「茨城」を命名の人たちは当然ながら既に全員亡くなり、事実確認できませんね。ということで、県内旧家の人々が長年使用してきた「いばらぎ」が正しいという説もあります。
記載されている内容は2017年08月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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