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ビジネスネームの作成方法やメリット|カウンセラー/サラリーマン/起業

更新日:2024年01月13日

経営

ビジネスネームとはどのようなものなのでしょう。誰でも使えるものなのでしょうか。本記事では、ビジネスネームを使ってみようかと考えたときに、「まず何から始めたらよいのか、登録などが必要なのか、どのようなルールがあるのか」など疑問に思うことについて紹介します。

カウンセラー

カウンセラーとして、名前を患者や相談者に覚えていたいために、ビジネスネームを使いたいと考えている人もいるでしょう。実際に、有名なカウンセラーには、ビジネスネームを使っている人がたくさんいます。 ここで、自分がカウンセリングを受ける立場になって考えてみます。自分の悩みや心の奥底にあるものを吐き出し、相談に乗ってくれたカウンセラーが、実は全く違う名前だと知ってしまったら、どのように感じるでしょう。 なぜ本名を隠したのか疑問に感じる人もいるでしょう。そこで信頼関係が崩れてしまうこともあります。これがデメリットです。デメリットを排除するために、「カウンセラーとして本名とは違う名前で活動している」と明確にしておけば、信用を失わずにすむこともあります。

サラリーマン

サラリーマンの場合、顧客との取引を行うのは所属している会社なので、個人がビジネスネームを使っても、信用面でのデメリットはありません。結婚して姓のかわった人が、顧客・同僚に認知されている旧姓のまま仕事を続けるのも、一種のビジネスネームです。 サラリーマンの場合は、ビジネスネームを使うことで顧客から覚えてもらいやすくなる、公私の区別がつけやすくなるといったメリットが得られます。ただし、サラリーマンの場合は、あくまでも会社の一員なので、所属している会社がビジネスネームの使用を認めていなければ使うことができません。

コールセンターなど

コールセンターなどのお客様窓口で本名を名乗ると、クレーマーなどから個人攻撃されたり、自宅を探られるなどの危険な状況になることもあります。コールセンターでは、いつの問い合わせを誰が受けたかということが明確に判別できればよいので、本名を使う必然性はありません。 ビジネスネームだと、一種の偽名であり、仕事に対する責任感が薄くなるという考えもありますが、各問い合わせに対する回答者を特定できる状態であれば、ビジネスネームを使っていても、責任感がなくなるということはありません。 コールセンターのように、不特定多数の者に対して、個人情報の一部である本名を教えることの危険性を考えると、ビジネスネームを使用する働き方には大きなメリットがあります。

ビジネスネームの導入も考えてみましょう

ビジネスネームについて紹介したがいかがでしたか。ビジネスネームのデメリットともいえる信用問題と、得られるメリットを天秤にかけ、導入を検討してみましょう。 自分の仕事にとってメリットが大きく、信頼関係に問題が起きないのなら、ビジネスネーム導入を前向きに検討してみましょう。

初回公開日:2017年09月16日

記載されている内容は2017年09月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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