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ビジネスネームの作成方法やメリット|カウンセラー/サラリーマン/起業

初回公開日:2017年09月15日

更新日:2020年02月13日

記載されている内容は2017年09月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

経営

ビジネスネームとはどのようなものなのでしょう。誰でも使えるものなのでしょうか。本記事では、ビジネスネームを使ってみようかと考えたときに、「まず何から始めたらよいのか、登録などが必要なのか、どのようなルールがあるのか」など疑問に思うことについて紹介します。

なぜビジネスネームを使うの?

ビジネスネームとは、自分の戸籍上の名前ではない名称を仕事で使用することです。芸能人の芸名やペンネームもビジネスネームといえます。ビジネスネームが導入される主な目的は、「個人情報保護・認知度アップ」です。 最近では、インターネット、SNS(ソーシャルメディア・ネットワーク)の普及により、個人情報が流出する事故が増え、ネットビジネスでは特に、ビジネスネームを名乗る人が多くなりました。

ビジネス‐ネーム 仕事上で使用する、本名とは別の名前。顧客に印象づける、インターネットなどで個人情報が流出するのを防ぐなどの目的で用いられる。

また、「個人情報保護・認知度アップ」以外にも、「公私の区別」を目的としていることもあります。 公私の区別を明確につけるために、早くから社内全体でビジネスネームを導入している会社もあります。この会社では、社内ではビジネスネームを「さん」付けで呼び合うというルールを徹底しています。ビジネスネームを持つことで、「ビジネスマンとしての自分」を演出する効果もあると紹介されています。

私たちがビジネスネームを導入した最大のねらいは、公私の区別を明確にすることにあります。社員一人ひとりが様々な思いをこめて名前をつけ会社という劇場で仕事という芝居を演じる役者になりきるわけです。 名刺交換の際のインパクトもなかなかのもので、今や当社のユニークさを象徴する制度となっています。 ビジネスネーム制度と合わせて「さんさん運動」という運動を実践しています。 役職の上下や、社歴、年齢、などにとらわれず、上司と部下は、お互いに「○○さん」「△△さん」と呼び合います。 お互いを仕事上の仲間として尊重します。 これは、社長でも例外ではなく、当社では「社長」とは呼びません。

ビジネスネームのルールとは?

日本ではビジネスネームはまだ公的なものでなく、明確なルールがありません。基本的に、自由に、自分の感性でつけることができます。 まずは、ビジネスネームを使おうとしている環境に、ビジネスネームを使うにあたってのルールが存在するか確認しましょう。例えば、会社の方針でビジネスネームを名乗る場合は、社内ルールとして、どのような名称なら許容可能かなどの規則があるはずです。 また、ネット上での通称として使う場合は、公のルールはなくても、下品な言葉を除外する機能をもったツールやサイトもあるので、名前として他人が呼ぶのを躊躇するような下品な単語などは、避けるべきです。

ビジネスネームのつけ方を知りたい

ビジネスネームの使用を検討し、いざ名前をつけてみようと思うと、迷うことたくさんあります。自分で好きな名前を選ぶことができますが、その名前に馴染めるのか、名前を変えることでどのような影響があるのか、考え始めたらきりがありません。 赤ちゃんに命名する際には、「生まれた時期・父母の名前・父母の好きな言葉・漢字の持つ意味・美しい漢字」などが参考にされます。 ビジネスネームも同じように、「自分の本名・自分の好きな言葉・美しい漢字」などから名前を考え出すことができます。また、戸籍上の名前では使うことのできない「悪魔」などの単語も使うことができます。

ビジネスネーム命名に期待する効果

ビジネスネームの場合は、「個人の呼称」としての意味だけでなく、「仕事をする個体の呼称」としての意味もあります。必ずしも、「姓+名」の形式である必要はありませんし、「姓+名」の形式を使う場合も、実際に存在する姓ではなく自分でつけることができます。 自分の仕事内容を連想させるような姓を作れば、「名前を名乗ることで仕事のアピールもできる」という効果も期待できます。このように、ビジネスネームは「通称」として名付けることも、「仕事そのものをあらわす名称」として名付けることもできます。

姓名判断など

赤ちゃんに名前をつけるときには、多くの人が姓名判断を参考にしています。画数や音の響きなどでその名前の吉凶を占うものですが、日頃からスピリチュアルなことを気に掛けているのであれば、ビジネスネームをつけるにあたっても、姓名判断を見ておいた方がよいでしょう。 ビジネスネームは、一旦ビジネスシーンで顧客などに浸透してしまうと、簡単に変えることはできなくなります。通称とはいえ、命名するときに勢いやノリで名付けるのは避け、これから長く付き合う可能性を考えて命名します。 「姓名判断では、あまり良い名前じゃないらしいから」という理由で改名をしなくてもすむように、気になる人はあらかじめ姓名判断も確認しておきましょう。

職種別ビジネスネームを使うメリット

ビジネスネームにはデメリットもあります。あくまでも通称なので、銀行口座を開設できません。つまり、ビジネスネームでは銀行取引が行えないので、本名の口座で取引を行わなければなりません。 銀行口座が開けないということは、取引上の信用としては会社名や個人名よりも劣るということになります。しかし、会社の一員として活動するためのビジネスネームや、もともと覆面として使う目的のあるペンネーム・ハンドルネームの場合には、こうしたデメリットは問題になりません。 ここからは、職業によってビジネスネームを導入するメリットとデメリットを比較しながら解説します。

カウンセラー

カウンセラーとして、名前を患者や相談者に覚えていたいために、ビジネスネームを使いたいと考えている人もいるでしょう。実際に、有名なカウンセラーには、ビジネスネームを使っている人がたくさんいます。 ここで、自分がカウンセリングを受ける立場になって考えてみます。自分の悩みや心の奥底にあるものを吐き出し、相談に乗ってくれたカウンセラーが、実は全く違う名前だと知ってしまったら、どのように感じるでしょう。 なぜ本名を隠したのか疑問に感じる人もいるでしょう。そこで信頼関係が崩れてしまうこともあります。これがデメリットです。デメリットを排除するために、「カウンセラーとして本名とは違う名前で活動している」と明確にしておけば、信用を失わずにすむこともあります。

サラリーマン

サラリーマンの場合、顧客との取引を行うのは所属している会社なので、個人がビジネスネームを使っても、信用面でのデメリットはありません。結婚して姓のかわった人が、顧客・同僚に認知されている旧姓のまま仕事を続けるのも、一種のビジネスネームです。 サラリーマンの場合は、ビジネスネームを使うことで顧客から覚えてもらいやすくなる、公私の区別がつけやすくなるといったメリットが得られます。ただし、サラリーマンの場合は、あくまでも会社の一員なので、所属している会社がビジネスネームの使用を認めていなければ使うことができません。

コールセンターなど

コールセンターなどのお客様窓口で本名を名乗ると、クレーマーなどから個人攻撃されたり、自宅を探られるなどの危険な状況になることもあります。コールセンターでは、いつの問い合わせを誰が受けたかということが明確に判別できればよいので、本名を使う必然性はありません。 ビジネスネームだと、一種の偽名であり、仕事に対する責任感が薄くなるという考えもありますが、各問い合わせに対する回答者を特定できる状態であれば、ビジネスネームを使っていても、責任感がなくなるということはありません。 コールセンターのように、不特定多数の者に対して、個人情報の一部である本名を教えることの危険性を考えると、ビジネスネームを使用する働き方には大きなメリットがあります。

ビジネスネームの導入も考えてみましょう

ビジネスネームについて紹介したがいかがでしたか。ビジネスネームのデメリットともいえる信用問題と、得られるメリットを天秤にかけ、導入を検討してみましょう。 自分の仕事にとってメリットが大きく、信頼関係に問題が起きないのなら、ビジネスネーム導入を前向きに検討してみましょう。

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