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更新日:2024年06月29日
ビジネスネームとはどのようなものなのでしょう。誰でも使えるものなのでしょうか。本記事では、ビジネスネームを使ってみようかと考えたときに、「まず何から始めたらよいのか、登録などが必要なのか、どのようなルールがあるのか」など疑問に思うことについて紹介します。
ビジネスネームとは、自分の戸籍上の名前ではない名称を仕事で使用することです。芸能人の芸名やペンネームもビジネスネームといえます。ビジネスネームが導入される主な目的は、「個人情報保護・認知度アップ」です。 最近では、インターネット、SNS(ソーシャルメディア・ネットワーク)の普及により、個人情報が流出する事故が増え、ネットビジネスでは特に、ビジネスネームを名乗る人が多くなりました。
ビジネス‐ネーム 仕事上で使用する、本名とは別の名前。顧客に印象づける、インターネットなどで個人情報が流出するのを防ぐなどの目的で用いられる。
また、「個人情報保護・認知度アップ」以外にも、「公私の区別」を目的としていることもあります。 公私の区別を明確につけるために、早くから社内全体でビジネスネームを導入している会社もあります。この会社では、社内ではビジネスネームを「さん」付けで呼び合うというルールを徹底しています。ビジネスネームを持つことで、「ビジネスマンとしての自分」を演出する効果もあると紹介されています。
私たちがビジネスネームを導入した最大のねらいは、公私の区別を明確にすることにあります。社員一人ひとりが様々な思いをこめて名前をつけ会社という劇場で仕事という芝居を演じる役者になりきるわけです。 名刺交換の際のインパクトもなかなかのもので、今や当社のユニークさを象徴する制度となっています。 ビジネスネーム制度と合わせて「さんさん運動」という運動を実践しています。 役職の上下や、社歴、年齢、などにとらわれず、上司と部下は、お互いに「○○さん」「△△さん」と呼び合います。 お互いを仕事上の仲間として尊重します。 これは、社長でも例外ではなく、当社では「社長」とは呼びません。
日本ではビジネスネームはまだ公的なものでなく、明確なルールがありません。基本的に、自由に、自分の感性でつけることができます。 まずは、ビジネスネームを使おうとしている環境に、ビジネスネームを使うにあたってのルールが存在するか確認しましょう。例えば、会社の方針でビジネスネームを名乗る場合は、社内ルールとして、どのような名称なら許容可能かなどの規則があるはずです。 また、ネット上での通称として使う場合は、公のルールはなくても、下品な言葉を除外する機能をもったツールやサイトもあるので、名前として他人が呼ぶのを躊躇するような下品な単語などは、避けるべきです。
ビジネスネームの使用を検討し、いざ名前をつけてみようと思うと、迷うことたくさんあります。自分で好きな名前を選ぶことができますが、その名前に馴染めるのか、名前を変えることでどのような影響があるのか、考え始めたらきりがありません。 赤ちゃんに命名する際には、「生まれた時期・父母の名前・父母の好きな言葉・漢字の持つ意味・美しい漢字」などが参考にされます。 ビジネスネームも同じように、「自分の本名・自分の好きな言葉・美しい漢字」などから名前を考え出すことができます。また、戸籍上の名前では使うことのできない「悪魔」などの単語も使うことができます。
ビジネスネームの場合は、「個人の呼称」としての意味だけでなく、「仕事をする個体の呼称」としての意味もあります。必ずしも、「姓+名」の形式である必要はありませんし、「姓+名」の形式を使う場合も、実際に存在する姓ではなく自分でつけることができます。 自分の仕事内容を連想させるような姓を作れば、「名前を名乗ることで仕事のアピールもできる」という効果も期待できます。このように、ビジネスネームは「通称」として名付けることも、「仕事そのものをあらわす名称」として名付けることもできます。
赤ちゃんに名前をつけるときには、多くの人が姓名判断を参考にしています。画数や音の響きなどでその名前の吉凶を占うものですが、日頃からスピリチュアルなことを気に掛けているのであれば、ビジネスネームをつけるにあたっても、姓名判断を見ておいた方がよいでしょう。 ビジネスネームは、一旦ビジネスシーンで顧客などに浸透してしまうと、簡単に変えることはできなくなります。通称とはいえ、命名するときに勢いやノリで名付けるのは避け、これから長く付き合う可能性を考えて命名します。 「姓名判断では、あまり良い名前じゃないらしいから」という理由で改名をしなくてもすむように、気になる人はあらかじめ姓名判断も確認しておきましょう。
ビジネスネームにはデメリットもあります。あくまでも通称なので、銀行口座を開設できません。つまり、ビジネスネームでは銀行取引が行えないので、本名の口座で取引を行わなければなりません。 銀行口座が開けないということは、取引上の信用としては会社名や個人名よりも劣るということになります。しかし、会社の一員として活動するためのビジネスネームや、もともと覆面として使う目的のあるペンネーム・ハンドルネームの場合には、こうしたデメリットは問題になりません。 ここからは、職業によってビジネスネームを導入するメリットとデメリットを比較しながら解説します。
記載されている内容は2017年09月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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