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【男女別】26歳の平均貯金額・中央値・貯金がない人はどれくらいいる?

更新日:2023年12月20日

暮らしの知恵

いかがでしょうか。この記事では26歳の貯蓄額についてさまざまな角度から調べてみました。自身の貯蓄額と比べてどうでしょうか?しかし、貯蓄というのは無理をせずにコツコツと長く続けることが大きく増やすコツです。しっかりと無理のない計画で貯蓄を増やしていきましょう。

男性・女性別の26歳の平均貯金額

総務省が公開している統計によると、男性30歳未満の平均貯金額は164万、女性では144万となっています。男性の場合は平均年収が345万、女性は280万です。貯蓄、年収では女性の方が劣る形になっています。貯蓄比はそれぞれ47.6%と51.5%です。 大卒の場合22-23歳で就職なので、男性は貯蓄を26歳時点で160万とすると月に3.3万-4.4万円貯金する計算になります。女性の場合貯金を140万とすると、月に2.9万-3.8万円貯金することになります。 社会人として月20万円ほど稼いでいるということを考慮すると月数万円の貯金は簡単なように思えますが、車を持っていたり独り暮らししている方などで差が生まれています。 また、あくまでこちらは20代の平均ですので、26歳時点では平均よりも貯金ができているのが理想です。

貯金の中央値

中央値とは?

中央値とはデータを昇順、もしくは降順で並べた際の真ん中の値を意味します。例えば26歳時点で貯金額が0円、100万円、1億円の3人がいたとします。これら3人の平均貯金額は0+1,000,000+100,000,000=36,666,667になり、平均貯金額は約3600万円になります。しかし中央値では真ん中の数字を意味するため、100万円です。時として平均はあまりあてにならないことがあるのです。 平均よりも中央値の方が現実的であり、実態をより正確に表していると言えます。

平均と中央値の違い

総務省が発表した20代の平均貯金額は男女ともに150万円ほどでしたが、同じく総務省発表による中央値ではなんと30万円。およそ1/5です。22歳で大学を卒業し就職したとして、月に7000円ずつ貯金していけば26歳時点で達成できる貯金額です。平均より低いからと自分が貯金できてないということではありません。 ただし、中央値30万円より低い場合は真ん中よりも下ということなので、その際は貯金について真剣に考えることも必要です。 また、中央値と平均が大きく乖離している場合、中央値の方がより実態に近い数字を出せていると言えます。

貯金額別の多い?少ない?

100万円

貯金額の平均が150万円前後と考えるととても少なく思えますが、中央値30万円を考慮に入れると少なくない量であることが分かります。 また、30代の貯金額の中央値が130万円ほどで、26歳時点では悪くない貯金額なんです。26歳と言えばまだまだ自分への投資も必要な年代なので、あまり無理をせずこのまま貯金を進めていき、30代のキャリアに備えると良いでしょう。

400万円

20代の平均、中央値と比較しても大きく上回っていることが分かります。400万といえば40代を通り越して50代の貯金の中央値と同じくらいです。26歳というとまだ大学を卒業して4年ほどしか経っていません。 もし、誰からも援助を受けずこの貯蓄額だとすると外資系などよっぽど最初から高給である職につかなければ無理でしょう。あるいはずっと親元で一切の給料を貯蓄に回せるならば可能な額とも言えます。 26歳時点でこの量の貯金ができているのであれば、まず問題はありません。

500万円

400万円と同じく、こちらも20代の平均と中央値をかなり上回っています。この額を貯めるには何か大きな副業かもしくは別途収入を得ている可能性もあります。 26歳でここまで貯蓄出来ていればこの金額を会社を設立する資金に宛てたり、自身の店を持ったりすることも出来そうです。50代の貯蓄額の中央値よりも多いので、26歳の貯金額とは思えない貯金額です。

600万円など

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初回公開日:2017年10月06日

記載されている内容は2017年10月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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