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更新日:2024年07月08日
デートや接待などで高級レストランを使うという方も多いかと思います。その場合にぜひとも覚えておきたいのが椅子を引く際のマナーについてです。一見簡単そうに見える椅子を引く行為ですが、そのマナーはとても深いものです。このマナーを知ることが魅力ある人への一歩です。
目次
椅子を引くマナーと聞くと、皆さんはどのようなシーンをイメージしますか?多くの方は、デートの際に出かけた高級レストランでは覚えておかないと恥ずかしいものというイメージがあるのではないでしょうか。 実はこのマナーですが、特に高級レストランでの場合は接客係が椅子を引くということも少なくありません。この点だけを見ればとても楽に感じられますが、手順を追ってみていくとそうでもありません。
レストランで椅子を引くことも含め着席するまでのマナーというのは、テーブルマナーの一環としてとても大切です。国内の高級レストランや海外のレストランを使う際に覚えておくと便利です。 まず、入店したらすぐにバッグやコート、貴重品といった食事の際に気を使ってしまいそうな荷物は店員さんに預けるようにしましょう。レストランでの食事を堪能できるようにするためのいわば下準備です。 余計な荷物を預けたら、店員さんが席に案内するまで待合室で待機しましょう。店員さんの案内に従って着席するのも、大切なテーブルマナーの1つです。
ようやく店員さんに案内されて予約の座席までやってきたところ、その場所が窓側でなかったり、トイレから離れていたり逆にトイレに近すぎたりするなど、気に入らない場合も多々あると思います。 こればかりはその日のお店の混み具合や空席の状況に合わせて、またテーブルマナーに配慮してお店側が指定して決めるため、客側としてはあまりわがままは言えないことです。 そのため、なるべくならば座席の変更はしないようにするのがベストですが、どうしても変更したい場合はレストラン側が応じてくれる場合もあります。その際にはお連れさんにもきちんと理由を説明して了解をとることが大切です。
さて、いよいよテーブルに着席となった際に、店員さんが椅子を引くということになりますが、ここでも気を付けるべきことはいくつかあります。 まずは、店員さんが椅子を引くタイミングをうまく見計らうことです。この椅子を引くタイミングを外して早く着席しても落ち着きがないように見えますし、一方で遅く着席すればあまりにも緊張しすぎている風に見えて、店員さんやお連れの方にもいらぬ気遣いをさせてしまいます。 次に、着席の際には必ず椅子を引く店員さんにお礼を言うことを忘れないようにしてください。お礼も言わずに着席するといかにも傲慢そうに見えて逆効果です。紳士的に振る舞ってこそ、あなたが魅力ある人間のように見えて、そのあとの会食もスムーズに進みます。
椅子を引くタイミングに合わせて着席する際は必ず左側から席に着くのがマナーです。 なぜ左側からというマナーが存在するかといえば、昔の西洋の騎士が左側に剣を帯びていたころの名残のためです。左側に剣を帯びている状態で右側から座ろうとすると、椅子に剣が当たったり、またうまく座れたとしても剣の音がわずらわしく聞こえてくるといった不都合が生じます。 余談ですが、日本でこのようなテーブルマナーが定着したのは明治時代以降のことです。武士の時代の終わりとなった明治維新の直後であったこともあり、かつて武士が左側に刀を下げていたという点は西洋の騎士と同じであったため、日本にも割とすんなりとこのマナーが受け入れられたともいえます。
いよいよ座るときの姿勢は、姿勢の良い状態で座ることを心掛けましょう。 まず椅子を引いてもらった際に静かに座ります。このとき、ひざの裏が椅子に触れた際に深く座るということを意識するのがコツです。深めに腰を掛けて、背筋をぴんと伸ばし、背もたれにはお尻以外はなるべくつけないようにします。 なお、この座り方は就職活動や転職活動の際に面接会場で椅子に座る際のマナーとよく似ているため、面接のポイントを上げるうえでも応用することもできますので、ぜひとも覚えておくとよいです。
ここまでは、自分だけで椅子を引くマナーにどのように対処すればよいかについて見てきました。が、レストランなどに行って着席するのは何も自分1人で出かけた時や、先に見知った人が座っている状態とは限りません。 例えば、デートの時に一組のカップルが同時にレストランに入ってきて、2人同時に着席するという場合もあります。実はこの際に男性の方が女性の方をレディファーストということでエスコートしてうまく椅子を引くということができれば、女性の心をつかむことができるうえに男性が魅力的な人物に見せることもできます。 女性の中には、このように男性がエスコートして椅子を引くという行為をしてもらうというのが恥ずかしいという人もいますが、この際のマナーは覚えておいても損はありません。ここでは椅子を引くときのマナーを守ったエスコートの仕方を見ていきましょう。
欧米の社会ではレディファーストが徹底されているため、何をなすにも女性のことに気を遣えない男性は軽蔑の対象にすらなってしまいます。そのため、女性に入らぬ気遣いをさせないことが大切です。 そのことは、レストランに入店した際の予約の確認でも必要です。このため、予約の確認をするのは男性が行うものという慣習があります。海外のレストランに行った際には、間違えても連れの女性に使い走りで予約の確認をさせるなどということがないようにするのが大切です。
高級レストランやパーティー会場などによく置かれている背もたれの高い椅子を見かける方も多いかと思います。実はこのような椅子を置いてある場合は、椅子を引くべき場所であることを意味しています。そのため、2人で出かけたレストランで予約した座席の椅子の背もたれの高さは最初にチェックしておくべきといえます。 そして、店員さんの方で椅子を引いてもらえるかどうかも大切な要素です。店員さんが椅子を引くということであれば、マナーに従って店員さんに任せればいいのですが、セルフでやるとなるとやはり男性側がエスコートして椅子を引くしか方法がないためです。
記載されている内容は2017年09月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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