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富山の方言・かわいい方言一覧|きときと/おぞい/おとましい/けった

更新日:2024年08月03日

雑学・歴史

可愛い方言2で最近大注目されている『富山弁』。今回は富山の方言についてご紹介します。普段の日常会話にもすぐに取り入れられる簡単な方言から、富山の人にしかわからないようなマイナーな方言までご紹介します。富山弁を使って憧れのあの人に注目されちゃいましょう。

「いじくらしい」・「しょわしない」

意味:うっとおしい 「いじくらしい」「しょわしない」は落ち着きがない人・騒がしい時によく使われる方言です。 例) ・いじくらしい 標準語「虫が飛んできてうっとおしい」 富山弁「虫が飛んできていじくらしい」   ・しょわしない 標準語「あの人たち落ち着きがないね」 富山弁「あの人たちしょわしないね」

「つかえん」

意味:「差し支えがない」「大丈夫」 例) 標準語「これ使ってもいい?」「いいよ」 富山弁「これ使ってもいい?」「つかえんよ」 上の文をみると、「使えない・使用できない」のように聞こえてしまいますが、富山弁だと「問題ないよ。使ってもいいよ」という意味になります。ちょっとややこしいですね。

「きときと」

意味:新鮮 「きときと」は富山空港の名前にも使われているので、知っている方も多いのではないでしょうか。 例) 標準語「この魚、新鮮だね。」 富山弁「この魚、きときとやね。」

「だいてやる」

意味:支払ってあげる 決して「抱く」の意味ではありません。「出してあげる」が省略されて「だいてやる」になったようです。 例) 標準語「俺が支払うよ。」 富山弁「俺がだいてやっちゃ。」 ※富山弁を知らない人に使ってしまうと勘違いされてしまうので注意です。

「お腹がうい」

意味:満腹・苦しい 「うい」は満腹時のみ使われます。ただし、こちらは富山県内でも一部の地域で使われる方言です。 例) 標準語「食べ過ぎで苦しい。」 富山弁「食べ過ぎでお腹がうい。」

「だら」

意味:あほ・ばか 悪口や罵倒というより、どちらかといえば愛情のこもった冗談で使われる方言です。 例) 標準語「そんなことして、ばかじゃないの?」 富山弁「そんなことして、だらじゃないがけ」

「〇〇があたる」

意味:もらう 「くじが当たる」というような意味とは少し違い、「もらう」という意味で「あたる」という方言が使われます。 例) 標準語「今日給料が貰えるね。」 富山弁「今日給料があたるね。」

富山弁で言う「ありがとう」

「きのどくな」

他県でもさまざまな方言が使われる「ありがとう」。標準語で使われる「気の毒」は他人に迷惑がかかってしまい申し訳なく思う時や、不快に思う時です。しかし、富山弁の「ありがとう」は少し独特で「気の毒な」と言います。 「気の毒な」と聞くと感謝というよりも、同情や慰めが混じった申し訳なさが含まれると思いますが(実際そう行った場面でも使用します)、素直に感謝を伝える時でも「気の毒な。ありがとうね。」などと言います。 電車で席を譲ってもらった時、プレゼントをもらった時、お店で店員さんに親切にしてもらった時など、普段起こり得るいたって普通の場面でも「ありがとう」=「きのどくな」を使うので、富山に行った際手助けをして「気の毒な」と言われたら素直に「ありがとう」と言う意味の方言だと言うことを覚えておくといいですね。 例) 標準語「迎えにきてくれてありがとう。」 富山弁「気の毒な。迎えにきてもらって。」

どんな時でも使える「なーん」

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初回公開日:2017年08月29日

記載されている内容は2017年08月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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