名古屋の方言・かわいい方言一覧｜みゃー/かや/しこる/しとる

「ほかる」は名古屋の方言で、「捨てる」という意味になります。外出する直前に「ゴミほかっといてー」と言われると「ゴミを捨ててきて」という意味になります。ただし、「ほかる」には「無視する」という意味もありますので注意が必要です。「あいつはほかっときゃえーがや」（あいつは無視していればいいよ）という言い回しになります。

もん、まいは名古屋では語尾につく言葉で、それぞれ「●●だから」と「●●しようよ」という意味になります。使い方としては、「昨日暑かったもんで、でら汗出てきたんだわー」（昨日は暑かったのですごい汗が出てきたんだよ）「今からサッカーしよまい！」（今からサッカーしようよ！）という使い方があります。

時々他の地域の方がこの言葉を聞くと「怖い」というイメージを持たれることがありますが、決して怒っているわけではなく問いかけに対して「どうしたの？」と答えている方言になります。標準語では「どうしたの？そんなに慌てて」というところを「なぁにぃ？そんなに慌てて」という言い方に変化します。

いかがでしたでしょうか。名古屋弁には男性が思わずドキッとしてしまうような方言がいくつもあり、場合によっては意味を間違えて捉えてしまうかもしれませんので上記のように方言の意味をしっかりと理解しておきましょう。

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これまで、様々な名古屋の方言を紹介してきましたが中には名古屋の人たちにとってはとてもデリケートな方言もあります。そこで、名古屋の人に言ってはいけないNGワードや注意すべき名古屋の方言を紹介します。

テレビなどで名古屋の人はエビフライのことを「えびふりゃー」と呼んでいるという紹介があり、ついつい名古屋の人に向かって「えびふりゃーって言うんでしょ？」と聞いてしまうことがあります。しかし、残念ながら名古屋の人にとって「えびふりゃー」はただの造語であるためほとんど言いません。エビフライは普通にエビフライと発音しますので「えびふりゃー」と言わないようにしましょう。

これもテレビなどの紹介によって名古屋の代表的な方言であるとされる「やっとかめ」ですが、最近では高齢の方以外はほとんど使うことがありません。逆に、若い名古屋の人に「あーやっとかめ！」と言ってしまうとおちょくられている印象を与えてしまうため言わないようにしましょう。

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これから名古屋へ旅行する、もしくは名古屋へ転勤になったという方は以上の方言に関する知識をしっかりと理解しておくと名古屋の人への愛着がより湧きます。また、名古屋に滞在している時は電車やカフェの中で聞こえてくる会話に耳を済ませるとさらに面白い名古屋の方言を聞くことができますよ。

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