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熊本の方言・かわいい方言一覧|しこる/つたい/あとぜき

更新日:2024年01月17日

雑学・歴史

くまモン人気で人気の熊本県。しかし、熊本県自体をよく知っている人は、意外と少ないでしょう。また大阪や京都の方言は聞いたことあるけれど、熊本の方言は知らないという人は少なくありません。くまモンだけではない熊本の魅力を方言から覗いてみましょう!

熊本県の方言

くまモン人気は現在も顕在ですが、熊本県自体をよく知っている人は、意外と少ないでしょう。特に九州以外、東日本及び東京あたりに住んでいる人にとっては、実家が熊本でない限りほとんど話題に上がることはないですし、興味もなかなかわかないかもしれません。 ちなみに、熊本県は令制国の肥後国に当たり、有明海、不知火海、東シナ海に面しています。また、日本2のカルデラを持つ阿蘇山があります。熊本は、くまモンだけではないのです。また方言も可愛いと噂です。そこで今回は、そんな熊本県の方言に注目して紹介していきます。

熊本の方言一覧

さて、熊本県には一体どんな方言があるのでしょうか。聞いたことがある人はそんなに多くないことでしょう。例えば、熊本弁では語尾に「~ばい」をつける習慣があるみたいです。この「ばい」は「~だよ」と言っているのに相当します。語尾に「ばい」を付けるのが熊本弁のファーストステップとして最適でしょう。響きも可愛いですよね。他にはどのような方言があるのでしょうか?

しこる

熊本弁第一弾は「しこる」です。この熊本弁の「しこる」はいわゆる「格好つける。威張る。」ということを意味しています。響からは少し想像がしにくいかと思いますが、使い方を実際に見てみましょう。 「うちんた、ちーとばかしこるごてなったね」というような感じです。意味としては、「うちの子は少しばかり格好つけるようになったね」になります。親が自分の子供について、親戚と話している絵が想像できますね!ただ、関西や関東の方にとっては、悲しいことに下品な言葉にも聞こえてしまうようです。

つたい

熊本弁第二弾は「つたい」です。この熊本弁の「つたい」はいわゆる「~する予定、~するつもり、~しようよ、~するじゃん?」ということを意味しています。使い勝手がどうやら良さそうですね。使い方を実際に見てみましょう。 「明日テストあるけん、今日は勉強するつたい」こんな感じです。「明日テストあるから、今日は勉強するつもりよ〜」というような会話の一部分です。今日の方言の「つたい」は場面によって「~しようよ」とか「~するじゃん?」という使い方もできるのですが、例えば小さな子が「今日は皆でゲームするつたい!」と子ども同士で言ってたり、道に迷ってる人に「次をまっすぐ行って左に曲がるつたい?」というようにも使うことができるのです。便利ですね!また、「つたい」の『つ』も場合によっては小さい「っ」になることもあるみたいで、その場合はほとんど「たい」と言ってるように聞こえるみたいですよ。面白いですね!

あとぜき

熊本の方言弁第三弾は「あとぜき」です。この熊本弁の「あとぜき」はいわゆる「戸・ドアを閉めること」という動作をを意味しています。「ちゃんとドアを閉めろよー!」のように子が親によく言われているのでしょうか。使い方を見ましょう。 「ちゃんとあとぜきばせんかい」こんな感じになります。もちろんこれはみなさんお分かりかと思いますが、「ちゃんと戸を閉めないか!」という意味です。ただこの「あとぜき」、実はもともと熊本の方言ではないようです。実際のところ、これは日本の古語です。つまり熊本の方言ではなく、もともと標準語だったのです。まあでも、「アトゼキする」というように、一つの動詞にしてしまったのは、熊本のようなのでそれを考慮すると、熊本の方言と言えるかもしれませんね。

熊本のかわいい方言の紹介

方言といえば、可愛い!みたいなイメージがありませんか?女の子に方言で優しく話しかけられたら、それだけでキュンとしてしまう男児も多いはず!そこで、ここで可愛い熊本の方言を紹介しようと思います!

「なんしよっとー?」

これは世の男の子のほとんどが言われたい方言ではないでしょうか。意味は何してるの?になりますが、これは熊本弁の入り口としては、かなりハードルが低い方言です。「休みの日はなんしよるとー?」とか聞かれたら、予定があったとしてもその子とのデートをなんとしてでもしたいと思ってしまうことでしょう。

「〜だけん」

意味は「〜だから」という感じです。「私初めてだけん、無理だけん」というふうな使い方をするようですが、これはかわいいといよりは控えめな印象を受けますが、好感度は上がるのではないでしょうか。優しいイメージがあります。

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初回公開日:2017年08月15日

記載されている内容は2017年08月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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