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間違いも多い「ご覧ください」の意味と敬語表現・使い方と例文

更新日:2023年09月05日

敬語表現

相手に何かを見てもらいたいときに使う言葉には「ご覧ください」「ご高覧ください」「ご賢覧ください」など似た意味を持つ言葉がたくさんあります。見てほしい相手や場面によって最適な言葉が異なりますので、迷ったときは参考にしてみてください。

「ご覧になる」に「ください」を合わせたご覧くださいというより、より丁寧な尊敬語に「ご高覧」や「ご賢覧」という言葉があります。「ご高覧ください」「ご賢覧ください」という表現にすることにより、「ご覧ください」より丁寧な表現にすることができます。 この言葉は、かしこまった印象がある言葉になりますので、取引先や少し上の上司に対して使うとよいでしょう。社内文書やプレゼンテーション等で、多数の人に見てほしいという時に使う言葉としては少し硬い印象の言葉になりますので、その場合は「ご覧ください」という言葉を使う方が適切です。

「ご高覧」ください、「ご賢覧」ください

「ご高覧」「ご賢覧」は見てほしいまたは、見ていただいたという意味で使われる言葉です。「見てください」「よかったら見てください」「見てもらった」という意味の文章をより丁寧な文面にするときに使用します。「ご高覧」「ご賢覧」は相手が「見る」ということを敬って使う言葉なので「ください」「いただきたい」「賜る」といった言葉と合わせて使います。 【例文】 ご依頼の資料を送付いたします。ご高覧いただけたら幸いに存じます。 先日ご連絡いただきました書類一式送付いたします。ご高覧くださいますようお願い申し上げます。 ご依頼をいただきましたカタログをご送付いたします。ご賢覧いただけましたら幸いに存じます。 先日は弊社新商品発表会をご高覧賜り、誠にありがとうございました。

「ご査収ください」

ビジネスシーンにおいて資料などを送る場合「ご査収ください」という言葉を使うことがありますが、「ご覧ください」「ご高覧ください」「ご賢覧ください」とは意味が異なります。ご査収とは「確認をして受け取ってください」という意味で使われる言葉なので、見てほしいという言葉を丁寧に表している言葉ではありません。 この言葉を使う場合は、大切な資料や商品などを相手に送る場合などに使うと良いでしょう。また、この言葉には確認をして受け取るという意味がありますので、お礼の文章など作成する場合など確認するものがない場合は、つじつまが合わなくなってしまいますので注意しましょう。 【例文】 先日お送りしました商品のご請求書をお送りいたします。ご査収のほどよろしくお願いいたします。

相手に合わせて言葉を選びましょう

ビジネスシーンでは、同じような意味の敬語であっても相手の地位や年齢や場面によっては適切ではない敬語があります。意味が似ている言葉は、この場面で使える言葉なのか迷うことがありますが、一度覚えてしまうとスマートに敬語を使いこなすことができます。 また、普段使い慣れない言葉を使おうとすると、より丁寧な言葉にした方がいいのではと思ってしまい、まわりくどい表現になってしまうことやタブーと言われている二重敬語になってしまっていることがあります。 言葉は、相手に伝わることが一番大切なのですが、書面だけで相手に何かを伝えなければならない時は、直接会って話す時とは違い言葉の選択を間違えてしまうと、相手に不快な印象を与えてしまうこともあります。 使いなれない敬語を使うことは難しいこともありますが、用件だけではなく相手を敬う思いも上手に伝えていきましょう。

初回公開日:2017年09月29日

記載されている内容は2017年09月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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