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「よろしくお伝えください」の意味と使い方|英語表現や例文も紹介

更新日:2024年03月15日

敬語表現

「よろしくお伝えください」という言葉は、いろいろな場面で使われる言葉です。この記事では、その言葉の本当の意味や使い方、注意点を例文も交えながら詳しく解説しています。また、言われた時の返事の仕方や敬語表現、英語表現も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

「”よろしくお伝えください”はどんな時に使えばいいの?」 「”よろしくお伝えください”って言われたら、その返事の仕方は?」 「”よろしくお伝えください”を英語でなんて言えばいいかわからない」 ”よろしくお伝えください”という言葉は、ビジネスシーンだけでなく日常生活でもよく使われていますが、なんとなく使っている方も多いのではないでしょうか。 本記事では「よろしくお伝えください」という言葉が本来持つ意味や、どんな場面でどのように使っていけば良いか、またその時に注意するポイントを例文とともにまとめています。 この記事を読むことで、相手や状況に応じて「よろしくお伝えください」を上手に使い分けることができるようになるでしょう。 さらに立場が上の人に対して敬語で言う場合や、英語での伝え方も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

「よろしくお伝えください」の意味

ビジネスシーンにおいて、お客様と別れ際に「よろしくお伝えください」と相手の方に言われることはありませんか。さまざまな場面で「よろしくお伝えください」という言葉を耳にします。 実際の意味は「私の気持ちや様子を適切な言葉で、うまい具合に伝えてください」ということです。「よろしく」伝えてくださいではなく、「よろしいように」伝えてください、という意味です。

「よろしくお伝えください」の使い方・例文

「よろしくお伝えください」という言葉は、感謝を伝える時、謝罪する時、残念な気持ちを表現したい時など、さまざまな場面に使われる大変便利な言葉です。 例文 ・「今日はわざわざお越しくださり、ありがとうございました。ご主人様にも、よろしくお伝えくださいませ。」(御礼を伝える時) ・「お誘いいただいた来週の食事会ですが、出張のため参加できず大変申し訳ございません。参加される皆様にどうぞよろしくお伝えください。」(欠席の謝罪をする時) ・「本日は〇〇様にお目にかかれると思っておりましたが、かなわず残念でした。くれぐれもよろしくお伝えください。」(残念な気持ちを伝える時)

目上の人に使うとき

「よろしくお伝えください」は、「自分のことをうまい具合に伝えてください」という伝言をお願いする言葉のため、相手が目上の方や上司の場合は使い方に注意が必要です。 フランクなコミュニケーションが取れる仲であれば問題ありませんが、そうでない場合は「何卒」や「どうぞ」、「くれぐれも」などを付けたり、クッション言葉である「お手数をおかけしますが」や「恐れ入りますが」を使うと丁寧な印象になるのでおすすめです。 例文 ・「何卒よろしくお伝えくださいませ。」 ・「恐れ入りますが、よろしくお伝えいただけますと幸いです。」

ちょうどよく伝えてほしいとき

「よろしくお伝えください」とは、具体的な伝言ではないけれど、その場にいない人への気遣いや、今後も良好な関係を続けていきたいという気持ちを、ちょうどよく伝えてほしいときに使うことができます。 例文 ・「本日はありがとうございました。ご家族の皆様にもどうぞよろしくお伝えください。」 ・「〇〇部長に、くれぐれもよろしくお伝えください。」

「よろしくお伝えください」の注意点

「よろしくお伝えください」は、コミュニケーションをはかる上でとても便利な言葉ですが、日頃よく顔を合わせる相手には使わないように気を付けなければいけません。 このように「よろしくお伝えください」という言葉を使う上で、他にも気を付けるポイントがいくつかありますので、ご紹介します。

メールや手紙で使用できるのか

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初回公開日:2017年07月29日

記載されている内容は2017年07月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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