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更新日:2024年07月02日
希望職種として高い人気を誇る公務員。なかでも人気の県職員の志望動機が、「地元のために働きたい」というのでは少しありきたりでアピールに欠けますね。ここでは、県職員をめざす誰もが悩む志望動機の書き方について、具体的な文例をあげながらポイントをご紹介します。
目次
「私自身が看護の道に進んだのは、手に職をつけたいという理由によるものです。しかし、改めて自分の将来を考える時期になったときに、直接的に人々の健康や命を救うという道以外に、間接的な方法で多くの人々を助けることができるということを知りました。おそらく、東日本大震災での自治体の医療体制の様子などが影響を与えたのだと思います。本県では、あらゆる災害を想定して医療体制を整備していると伺っています。平常時はもちろん、緊急時でも地元の方々のために率先して行動される行政の方の姿に感銘を受け、私も県職員として地元○○県に貢献したいと考えております。」
「幼少の頃から祖父母と暮らしていた私は、病気で倒れた祖母の介護の手伝いをするようになって、知らず知らずの内に福祉・介護の道に進むことを決めていました。大学では、ボランティア活動を通じて、高齢者だけでなく障がい者の方の置かれた状況などに目を向けるようになりました。本県では、「○○のくに障害者しあわせプラン」として、障害のある人が住み慣れた地域で豊かに安心して暮らせる社会づくりを推進しています。私も、みんなが暮らしやすい社会を創るお手伝いをしたいと思い県職員に応募いたしました。」
「昔から母の料理の手伝いなどをしながら、漠然と料理・調理を自分の仕事にできないかを考えていました。進学する際に管理栄養士という道があることを知り○○大学に入学しました。学校での勉強や実習などを通じて『食育』という言葉を知り、子供たちの発育に食事が関係する重要性に大変興味を持ち研究テーマとして学んできました。○○県には豊かな地場産品もあります。私は県職員となって、『地産地消をベースとした食育』の仕事に携わりながら、子供達そして家庭を通じて全県民に食への関心を喚起し、健康的な生活を送れるよう取り組んでいきたいと思い、志望致しました。」
志望動機を考えるには、県職員の仕事がどんなものかを、まずは徹底的に研究することです。県庁のホームページを丸ごと読むぐらいは当たり前、と思って取り組みましょう。相手が求めているものを知らなければ、自分の熱い想いを語ってもその言葉は空回りするだけです。 志望動機とは、県職員がどのようなことをしているのかをどれだけ自分が理解しているか、そしてそこで自分がどれだけのことをできるのかを裏付けとして呈示し、「自分はこういう仕事がしたいから志望したのだ」と前向きにアピールする欄だと考えて、記入しましょう。
記載されている内容は2017年09月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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