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更新日:2024年07月31日
皆さんはビジネスシーンにおいてよく使用される「さながら」という言葉の意味や正しい使い方をご存知でしょうか。今回は「さながら」の意味や使い方を例文を交えてご紹介します。もうビジネスシーンで迷う必要はありません。是非読んで参考にしてみてください。
さながらという言葉を使うときによくある間違いをご紹介します。さながらの誤用例としてよく使われることがあるのが、「昔さながら」という言い回しです。この場合では、「昔ながら」という言葉と「さながら」を混同しています。
昔ながらの「ながら」は漢字では乍らと書き、そのまま同じ状態であるという意味です。そのため「昔ながら」は「昔の状態のまま」という意味になります。 もちろん「まるで昔のように」という意味で昔さながらと使う場合は間違いではなく、文脈によって判断する必要があります。「ながら」と「さながら」は形が似ているために混同して使ってしまう場合もありますが、意味をよく判断してどちらを使うべきなのかを考えるようにしましょう。
子どもの頃に習ってきた漢字は日常的に使うものばかりですが、大人になって社会で使う漢字は難しいものが多々あります。「大人の語彙力が身につく本」を読めば、ビジネスシーンでも活用できる言葉を習得することができます。
さながらの類語には、どのようなものがあるのかご紹介していきますが、さながらの類語には「まるで」「ちょうど」「あたかも」という3つが挙げられます。言い換え表現として覚えておくといいでしょう。
まるでという言葉は似ているものに対して使う表現で「まるで○○のようだ」と言い表したいときに使います。例として挙げれば、「まるでりんごのように真っ赤だ」というふうに使います。
ちょうどという言葉はぴったりと一致しているものを言い表すときに使う言い方です。例として「ちょうどあの日の天気のようだ」といったものがあります。あまり固い言葉を使いたくないときには「まるで」「ちょうど」を使いましょう。
さながらという言葉もかしこまった表現となりやすいものですが、類語の中では「あたかも」もかしこまった表現として使うことができます。例として「あたかも知っているかのように話す」といったものがあります。
さながらには「非常によく似ている」「そのまま」「すべて」「そうは言ってもやはり」という意味がありますが、一般的によく使われるのは「非常によく似ている」という意味においてです。 しかし、文章やかしこまった場では他の意味で用いられることもありますので、文脈によってどの意味がふさわしいかを判断するようにしましょう。しっかり理解し、ビジネスシーンで実際に使用してみましょう。
記載されている内容は2017年05月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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