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「さながら」の意味と使い方|例文4つ・誤用例|語源と類語

更新日:2022年11月09日

言葉の意味・例文

皆さんはビジネスシーンにおいてよく使用される「さながら」という言葉の意味や正しい使い方をご存知でしょうか。今回は「さながら」の意味や使い方を例文を交えてご紹介します。もうビジネスシーンで迷う必要はありません。是非読んで参考にしてみてください。

「さながら」とは

ビジネスシーンにおいて「さながら」という言葉を聞くことがありますが、どのような意味かご存知ですか。「さながら」という言葉の意味や使い方をしっかりと知ることよって、間違って使ってしまったりする機会を防ぎ、文章の意味をはっきりと把握することができるので、一緒に学んでいきましょう。

意味

さながらという言葉の意味は「非常によく似ている」「そのまま」「すべて」「そうは言ってもやはり」という4つの意味合いが挙げられます。使い方によってどの意味合いなのか変わってくるので、しっかりと覚えていきましょう。

語源

さながらという言葉の語源は、現代では「非常によく似ている」という意味が一般的ですが、元々は「そのまま、もとのまま」という意味で使われていました。 さながらを漢字で表すと意味によって2つの漢字に分かれます。非常によく似ているという意味で書きたいときは「宛ら」と書き、そのまま・すべてという意味で書きたいときには「然ながら」というふうに書きます。

「さながら」の使い方

さながらという言葉を使うときはどのようなときでしょうか。さながらという言葉はどちらかというと口語ではなく文語なので、ある程度かしこまった言い方や固い言葉を使いたいというときに使いましょう。ビジネスシーンにおいては、スピーチなどで使うのに適しています。

例文1:「さながら博士ですね」

「仕事の最後でどうにもうまくいかなかったときに部長から助言を頂いて解決しました。あの人はさながら博士ですね。」 この例では、さながらの後に続けて博士という名詞を持ってきています。意味としては「まるで博士のようだ」ということになります。このように、さながらは比喩表現とともに用いる言葉です。

例文2:「足軽さながら」

「今回の企画を成功させるにあたっては、彼が足軽さながら駆け回って仕事をしてくれたことが大いに貢献しています。」 足軽さながらは「非常によく似ている」の意味で「足軽のように」ということです。名詞の後にさながらを続けるという用法もあります。話し言葉として使うときに、適度に丁寧かつ固すぎない話し方をしたいときには名詞にさながらを続けるという使い方をすると良いでしょう。

例文3:「全くさながらの考え」

「私は課長の意見には、全くさながらの考えを持っている。」 この例文では「非常によく似ている」という意味ではなく、「そのまま」という意味で用いられています。同じ考えを持っているということです。非常によく似ているという意味以外でさながらを用いる場合は非常に固い表現となります。

例文4:「さながら滝のような雨」

「全然気づかなかったけど、今日はさながら滝のような雨だ。」 この例文の場合だと、まるで滝そのもののような激しい雨という意味で用いられています。例文2つ目でご紹介した「足軽さながら」と似た意味で使われた場合の例文です。

「さながら」の誤った使い方

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初回公開日:2017年05月25日

記載されている内容は2017年05月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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