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敬称略と順不同の意味・使う際の注意点4つ

言葉の意味

社会に出るとよく目にするであろう敬称略。敬称略の使い方や注意点をしっかり理解している人は少ないのでしょうか?今回は、敬称略の使い方を記入例を挙げてお話していきます。使い方に不安がある方は、ぜひ読んで参考にしてみてください。

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敬称略と順不同の意味と書き方

敬称略と順不同の意味と書き方

ビジネスシーンにおいて、「敬称略」と「順不同」という言葉を目にしたことがあるのではないでしょうか。学生の時などは耳にする機会があまりない言葉でも、社会に出るとよく目にする言葉というものがいくつかありますが、これらはそのひとつです。 これらの言葉は、ビジネスシーンにおいて今後使うこともあるでしょう。今回は、そのときに困らないよう、「敬称略」と「順不同」の意味や使い方、注意点など理解していきましょう。

敬称略の意味

「敬称」というのは、人を呼ぶ際に付ける「さん」や、「社長」などの役職名、「先生」などの尊称などが含まれます。「敬称略」という言葉は、それらを省略する際に記入する言葉です。 多数の人名を羅列する場合に、敬称を省きます。このままだと失礼に当たるので、「敬称略」と記入することで、「本当は敬称をお付けしたいのですが、申し訳ありませんが省略させていただきます」という周りへの敬意の気持ちを含めて表現します。

順不同の意味

「順不同」は「並べ方や順序が、揃っていないこと」の意味を持ちます。「順不同」は「順序不同」の略であり、順序不同の「不同」とは、揃っていないことを意味します。 また、「順不同」には、「貴賎や優劣による順序ではないということを明示するための表現である」という意味も含まれます。 つまり、ビジネスシーンにおいては、多数の人名を羅列する場合に、貴賎や優劣に関係なく、順序が揃っていないということを表現する言葉です。

敬称略・順不同の書き方

これらの表現は、闇雲に使える物ではありません。例えば、多くの出席者が訪れる式典などのときに使用するのが一般的です。他にも会議などに、多くの人が参加するとき、名簿を作成する際に使用します。事故などの報道などで、人名を列挙する際にも使われることも多いです。 「敬称略」「順不同」の言葉を使う場合は、最大限の敬意を持って表現する必要があります。「敬称略」「順不同」の書き方、表現の仕方を見ていきましょう。

敬称略と順不同は名簿の最初か最後に記載

「敬称略」「順不同」は、名簿の最初から最後に記載するようにしましょう。 また、「敬称略」「順不同」の状態で、読み上げる場合は、最初にあらかじめ断りを入れるようにしましょう。いきなり、呼び捨てで呼ばれると、不快感を与えてしまう場合があります。 「都合上、略して申し訳ございません」の意味で「敬称略」を用いるので、明らかに参加者の少ない場合や、序列がハッキリしているときは使用を控えるべきでしょう。

カッコ書きで記載

「敬称略」「順不同」を書類などに書くときは、かっこを使って、「(敬称略、順不同)」というように表記します。記載する位置は、上記に述べたように、名簿の最初でも最後でもかまいません。 「敬称略」「順不同」を読み上げるときは、冒頭で「なお、お名前は敬称略、順不同でお読みします」と、あらかじめ断りを入れるようにしましょう。

敬称略・順不同を使う際の注意点4つ

敬称略・順不同を使う際の注意点4つ

「敬称略」「順不同」という言葉は、スペースや時間の都合上、やむなく敬称を省略しているのでマナー違反にはなりません。そのためにあらかじめ宣言をしているので、相手もそう理解してくれます。 逆に言えば「宣言」しないと失礼になります。書類などの表記し忘れがあれば単純に呼び捨てにしただけとなるので注意してください。「敬称略」「順不同」という言葉は、状況によっては使わないほうがいい場合もあります。詳しく見ていきましょう。

注意点1:参加者が少ない場合は敬称略を使わない

数人しか参加者がおらず、略すまでもないのに、「敬称略」や「順不同」を使用してはいけません。少人数の場合にこれらの表現は使わないようにしましょう。 そもそも「敬称略」や「順不同」は、多人数のときに敬称をつけることで、資料が見えづらい、名前を読みづらいということから、できた表現方法です。人数が少ない場合は、参加者に敬意を込めて、敬称をつけたり、役職順に羅列したりするように心がけましょう。

注意点2:立場が明らかな場合は順不同は使わない

立場が明らかな場合には「順不同」を使用してはいけません。例え、多人数の場合でも、立場が明らかな場合は「順不同」を使用せず、敬称順に羅列するようにしましょう。 敬称を略しているので、参加者の序列がわかりにくくなってしまいがちですが、記載する相手の序列がハッキリとしている場合は、当然序列に従い表記していきます。社内文書の場合だと序列は明らかなので、階級に従って記述していきましょう。

注意点3:二重敬語にならないように注意

「二重敬語」に注意しましょう。相手の「役職」に「様」などを付けてしまうことは「二重敬語」となり、より失礼になります。 似たようなものに「各位」というものもありますが、これは「皆様」といった意味があり、これ自体に敬称を付けて「各位様」或いは「~様各位」とするのは間違いです。 一方で、敬称略とは併用しても二重敬語にはなりません。

注意点4:社外の人には敬称をつけるほうが無難

特に社外の相手の場合はより注意が必要となります。社外の人に対しては、極力「敬称略」「順不同」を使用せず、敬称をつけるようにしましょう。 また、会議などで参加者に社外の人物が含まれる場合は、最上段に記入します。社外の人は「お客様」に該当するため、社内の物よりも高い位置に表記する必要があります。 しかし、どうしても先方の序列がよくわからない時には、「敬称略」「順不同」と忘れずに表記しましょう。

大人なら知っておきたいモノの言い方サクッとノート

ビジネスシーンにおいて、「この状況ではどういった言い回しをするべきなんだろう?」「どういう表現をするべきなんだろう?」と、悩んだことはありませんか。その疑問をそのままにせず、理解を深めるように努力しましょう。 ビジネスシーンにおける言葉の選び方、言い回しの方法をもっと詳しく知りたいという方におすすめの一冊です。「大人なら知っておきたい モノの言い方サクッとノート」ぜひ読んでみてください。

大人なら知っておきたいモノの言い方サクッとノート
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敬称略の記入例

敬称略の記入例

ここまで「敬称略」「順不同」についてくわしく説明してきました。今度は、実際の記入例を見ていきましょう。こちらでは、社内向けの場合と社外向けの場合にわけて解説しております。 敬称略の記入例を参考にして、文章を作成する際も気を付けましょう。

社内向け文書の記入例

<記入例> ●出席者一覧(敬称略、順不同) ・佐藤一郎 ・山田和子 ・鈴木次郎 といった形になります。「敬称略」とあるので役職名は何も書かれていません。また「順不同」とありますが、順番はわかる範囲で、立場の上の人から記載するのが一般的です。

社外向け文書の記入例

<記入例> ●出席者一覧(敬称略、順不同) ・佐藤一郎 A株式会社 ・山田和子 株式会社B ・鈴木次郎 C株式会社 という形になります。「敬称略」「順不同」とつけるのは、参加者に「各社、各人順位はありません」と敬意の気持ちを伝えるためです。 しかし、同じ会社からの出席者で役職に差のある人物がいる場合は、記載順には気を配るべきです。

敬称略はマナー違反ではない

敬称略はマナー違反ではない

「敬称略」という表現は、スペースや時間の都合上、やむなく敬称を省略しているのでマナー違反にはなりません。そのためにあらかじめ宣言をしているので、相手もそう理解してくれます。 逆に言えば「宣言」しないと失礼になります。書類などの表記し忘れがあれば、単純に呼び捨てにしただけとなるので注意してください。

正しいマナーで敬称略を使おう

正しいマナーで敬称略を使おう

いかがでしたでしょうか。「敬称略」や「順不同」の使い方や注意点を理解することはできたでしょうか。 「敬称略」や「順不同」をつけることは、あくまで「申し訳ない」の想いを相手に伝える「配慮」としての文言であることを念頭に置くことです。 正しいビジネスマナーを身に着け、自身が恥をかかないこと以上に、相手に不快感を与えることの無いよう気を配れる社会人を目指し、しっかりと実践していきましょう。

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