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小児科への就職|志望動機の書き方と例文(医師/看護師など)

更新日:2024年11月07日

書類選考・ES

病院の中にはいろいろな”科”が存在します。その中で今回は、小児科についてお話しします。小児科を志望する際の志望動機を職業別に書かせていただきました。小児科での勤務の経験・未経験なども加味しての志望動機の例文もご紹介します。

小児科という小さな体の健康を取り扱う診療科目においては、大人の治療方針とは全く異なる方法で治療されることも少なくありません。なので、小児科経験者とは違い、未経験者となると、いくら他の科での看護師経験が豊富であっても、”未経験”として小児科の求人を探すこととなります。 子供は、大人と違ってコミュニケーションが難しい部分があるため、いくら経験豊富な看護師であっても、”経験者”とみなされるのは稀なのです。そのことも踏まえ、志望動機を書くことが大切となります。

受付事務の場合

受付や医療事務に向いている人物像というのは、明るくて、感じよく、はっきり話すことができ、敬語や丁寧語などの使い方が適切で、他の病院スタッフと協力し、連携がしっかりとれ、子供や保護者なども問題なくコミュニケーションが取れ、レセプトの知識や請求書作りが出来、仕事が早い、計算が早い人と名前を覚えるのは早い人などです。

看護助手の場合(志望動機の例文あり)

例文《理念に共感》 貴院の、患者様を心身ともに健康にするという理念に共感しました。 私は、医療現場で働くことは単に患者様の健康を回復させるだけでは不十分であると考えております。 実際、私も患者として貴院に通院したことがあり、その折に問診以外のコミュニケーションにおいても気遣いを感じることができ、理想的な医療であると感じました。 私も看護師という立場から、患者様第一を体現している貴院の支えを担わせて頂きたいです。 例文《経験を活かす》 『人と関わることや誰かのために努力をすることが好きで、一度やると決めたら最後までやり通します。学生時代は吹奏楽部に所属しており、仲間の大切さや、協力することの大切さを学びました。貴院で採用して頂けましたらこれらのことを生かし、最大限の努力をしていきたいと思っています。

個人経営のクリニックと大病院の違い

看護師に見るクリニックと大病院で働くことの違い

小児科といっても、個人経営のクリニックでの診療内容や治療内容と小児専門のICUであるNICUやGCUなどで働くのでは、職務内容が全く異なります。 こうした集中治療を行う設備が完備されている病院では規模も大きく、スタッフの数も多いため、未経験の看護師を雇用しても、職務の中で技術力やキャリアに合わせて作業が分担されるのが一般的です。こうした大規模な病院は、経験がなくても短期間で知識や技術を身に着けることができるというメリットがありますが、忙しくあわただしい環境の中で働きますし、時間外労働なども多くなるので、体調を崩しやすいというデメリットもあります。 小規模な個人クリニックでは、人数も限られるため、経験のあるナースが優先的に採用される事が多いようです。未経験の人は、まずは大規模な病院で経験や知識を積んでから、規模の小さな病院への転職を目指したほうがいいでしょう。

志望動機を書く際での違い

クリニックの特性・大病院の特性の違いをしっかりと理解し、自分にはどちらが合っているのかをしっかりと考え、応募先を決めることが大切です。特性も盛り込みながら、志望動機を完成させることも大切です。志望動機はしっかり考えましょう。

初回公開日:2017年05月30日

記載されている内容は2017年05月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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