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課長補佐の役割と年収|課長補佐の心理心得・課長代理との違い

初回公開日:2017年04月30日

更新日:2020年05月30日

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社会人常識

課長補佐という役職を知っていますか?名前の通り、課長を補佐する役職です。では、課長補佐になったら、どんな仕事をすれば良いのでしょうか。今回は、課長補佐の役割や年収、課長補佐の心得、課長補佐と課長代理の違いについて紹介します。

課長補佐の仕事内容と役割

課長補佐の役割

課長補佐の役割は「読んで字の如し」であり、課長を補佐する役目を担っております。課長を補佐するということは、課長の秘書的な役割も少しはありますが、主に課長と部下との間に位置し、管理職ではないですけれども中間管理職的な存在であります。課長が長期的に休暇を取らないといけない場合やケガなどで事故のあったときは、その職務を代行しなければならず、課長決裁書類の代決権も与えられているところもあるようです。 なお、職場の要的な存在でもあることから、仕事の割り振りや職場の融合など幅広い役割があり、その職場の雰囲気も人間関係も仕事に対する姿勢までも大きく関わってくる存在でもあるわけです。あまり民間企業では課長補佐という役職は聞いたことが無い方が多いと思いますが、たまに名刺を頂くと役職に課長補佐という肩書が書かれている場合もあります。主に官公庁では役職としてよく使われております。

課長補佐の心理心得

課長補佐は決まったプロジェクトの仕事を任されることはあまりなく、その職場のとりまとめや仕事のやり方、相談、連絡事項などをこまめに課長へ報告し、その指示を職場の部下へ的確に伝える役目を担っています。あくまでも課長の支持の元、仕事をスムーズに部下へ伝達することはもちろん、その仕事のスムーズな仕上がりを促す役割もあります。 課長補佐とは、その職場の雰囲気づくりにも一役買わなければならないこともあり、課長とその部下の中間的な立場から、ある時は上司であり、ある時は同僚であることをうまく使い分けることも必要で相当な気苦労と気遣いが必要になってきます。課長補佐とは、そのような面からみると仕事をうまく遂行するために、その職場での位置づけは非常に重要なポストであると言わざるを得ません。 課長補佐は、これから課長、部長へと昇格するための試金石であるともいえます。このようなことから課長補佐とは、課長を補佐することに努めて、あまり積極的に自ら前へ出ることは控え、仕事をスムーズに遂行させるためにリーダー的なけん引力も必要になってきます。もちろん職場の職員同士のトラブルなどは仕事には支障となりますから未然に防止するためにも職場の融和に努めることも欠かせません。管理職ではない中間管理職的な存在でもある課長補佐というポジションは上記のように、かなり神経を使うポジションであり、精神的にもタフにならざるを得ません。 年代的には40歳代で課長補佐になる方が多く、40歳代というと男性であれば家庭的にもマイホームや子供の教育、両親の老齢化などと、いろいろ私的にも問題を抱えている年代でもあります。

課長補佐の年収

課長補佐とは、いろいろと精神的にも気苦労が多いポジションではありますが、それでは一体、給料はどのくらい支給されるのかと気にもなります。このようなハードなポジションに見合うくらいの報酬が与えられているのか調べてみました。民間企業にはあまり馴染みのないポジションですから国家公務員と地方公務員について記載します。公務員の給料はよくニュースなどで「人事院勧告」という言葉を耳にすると思いますが、人事院は国の行政機関で、公務員の給与水準を民間企業従業員の給与水準と均衡させることで、その給料のベースを勧告しています。 つまり、公務員の給料は民間給料も同様ですが、その年度の日本の経済状況に左右されるということになります。国家公務員については「平成27年人事院勧告」の「モデル年収」から、東京都庁については平成29年度東京都人事委員会がモデル年収を公表しているので紹介します。 国家公務員      35歳配偶者子1人 731.2万円 地方公務員(東京都庁)35歳配偶者子1人 645.2万円 その他の地方自治体については、地方公務員法により規定されており、その地方自治体での条例によって定められています。一般職で年齢、経験年数、地域性(寒冷地等)、諸手当様々な条件がありますので一概に地方公務員の課長補佐の年収というと難しいところでありますが、一般的には市町村職員については課長補佐の役職に就く年齢は40歳から50歳が平均的で給料については国家公務員に準ずるところが多いようです。 市町村の課長補佐については、管理職ではないので管理職手当は支給されませんが、時間外手当は一般職員と同様に支給されます。一部の市町村では条例によって管理職として管理職手当を支給しているところはあるようです。課長補佐とは、このような年齢や配偶者等の条件や勤務地(過疎地や寒冷地)についても大きく開きがあるようですが、平均的に見まると年収は600万円~800万円というところです。 もしなかなか評価されないと悩んでいるなら、きちんと人事評価してくれる企業に転職するのもひとつの道です。複数のエージェントに登録し、求人を比較しながら就職活動を進めるのがおすすめです。

課長補佐と課長代理について

いろいろと諸説はあるようですが、そもそも労働法令上は課長補佐と課長代理の用語は明確に記載されていないようであります。言葉的に解釈すれば、課長補佐とは一部の権限は与えられている職場もありますが、あくまで課長を補佐するということですから、課長代理は課長を代理するということからも権限的に課長代理の方がランクは上であるようです。公務員には、課長補佐という役職は多く使われておりますが、一般企業においては相手方の印象もあることから、課長代理という肩書で商談などで多く使用されていることあるように見受けられます。

公務員の課長補佐

公務員の課長補佐とはその職場によっても役割や仕事内容が大きく変わってきます。ご存知のように行政は国民の生活のありとあらゆる部分に携わっています。それこそ「ゆりかごから墓場まで」様々なセクションが必要で、実際そのようにセクションを配置されております。そのセクション毎に課長補佐というポジションが配置されるわけでありますから多くの課長補佐がいることになります。 公務員の課長補佐については、あまり多くの権限は与えてもらっておらず、本当の意味での補佐的な役目を担っている部分が多いようです。そのセクションの仕事も人間関係も課長補佐によるところが大きく、その部分では大きな役目を担っているようです。ただし、その課長補佐の役目も上司である課長の人間性や仕事に対する理念が大きくかかわってくることはどこの職場を見ても明らかであるようです。 それでも公務員の課長補佐とは、自ら積極的に仕事に関わってくることはほとんどなく、部下の係長以下の職員に任せて静観していることが多いようです。やはり常に課長を意識して行動を起こしているように見受けられます。そのセクションにもよりますが、課の職員が与えられた仕事に対して直接、課長に伺いを立てたり相談したりすることは常であり、課長補佐を通してということはあまり多くは無いようです。多くは決裁書類により、その仕事の重要度や進行などをチェックし、課全体の仕事の流れを掴んでいるようです。 課長補佐とは、課長の日程調整や課内会議の準備、一般的な課長会議などの定期的な会議などの代理出席などに多くを置かれている部分があります。いづれにしても、そのセクションのスムーズな仕事の進行や人間関係の融和などには大きな役目があることも事実です。

課長補佐は精神的にタフであるべき

いずれにしても、官民ともにそのポジションである課長補佐とは、精神的にも体力的にも大変な役割であります。その職場に課せられた仕事という目的を遂行するためには、人事的にも課長補佐というポジションは必要です。課長補佐とは、その仕事の報酬である給料とは別に、それは自分自身の人間性の成長を促すところでもあり、課長・部長と昇進するための試金石でもあるわけです。 自分の希望する条件がそろう企業で働きたいと思ったら、転職エージェントに相談することをおすすめします。転職エージェントなら、求人の紹介はもちろん条件の交渉まで行ってくれます。

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