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【職種別】社会福祉協議会に応募する際の志望動機の書き方・例文

初回公開日:2017年05月22日

更新日:2020年02月09日

記載されている内容は2017年05月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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社会福祉協議会への就職を希望しているけれど、志望動機で「どう自分をアピールするべきか?」「他の福祉施設との差別化は?」ということに、困っている方も多いかもしれません。そこで今回は、社会福祉協議会に応募する際の志望動機を、職種別に例文を添えてご紹介します。

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社会福祉協議会って何?

社会福祉協議会って何?
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社会福祉協議会とは、地域の社会福祉活動をバックアップする民間団体です。民生委員や児童委員などの社会福祉関係者と地域住民とで、地域の人たちが住み慣れた場所で安心して過ごせる町づくりを目指した活動を行っています。 社会福祉協議会は、昭和26年施行の社会福祉事業法に基づき各都道府県や市町村単位で設立されています。社会福祉協議会の活動は各種の福祉サービスや相談、ボランティア活動や市民活動の支援、募金など、多岐に渡っています。地域の福祉活動の中心的役割を担っていると言って良いでしょう。

社会福祉協議会と他福祉施設との役割の違い

社会福祉協議会のほかにも福祉施設がたくさんあります。 それでは、社会福祉協議会とそれらの施設にはどのような違いがあるのでしょうか。

地域包括支援センターとの違い

社会福祉協議会と地域包括支援センターとでは、まず設置を定める法律が違います。社会福祉協議会が社会福祉事業法によるのに対し、地域包括支援センターは介護福祉法に基づいています。その為、財源の出所も違います。 またその対象者についても、地域包括支援センターが65歳以上の高齢者(介護予防支援については一部65歳未満の介護保険2号被保険者を含む)に対し、社会福祉協議会は高齢者のみならず障害者や児童なども対象とし、幅広い地域支援を目指しています。 さらに、地域包括支援センターは市区町村単位で自治体が設置します。業務を医療法人や社会福祉法人に委託することもありますが、自治体がすべき業務を委託しただけです。社会福祉協議会は財源は自治体から支払われますが、社会福祉法人格を持つ民間団体です。

福祉事務所との違い

福祉事務所は行政機関の中にあり、福祉事務所で働いている人は公務員です。そこでは生活保護や児童福祉、母子・寡婦福祉、老人福祉、身体・知的障害者福祉などの幅広い相談を扱っています。社会福祉協議会と福祉事務所の違いは、より福祉事務所の方が公的扶助の要素が高く、生活困窮者を対象としている点にあります。

特別養護老人ホームや介護老人施設との違い

特別養護老人ホームや介護老人施設との違い
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特別養護老人ホームは介護保険法と老人福祉法、2つの法律によって定められた社会福祉施設です。地方公共団体や社会福祉法人が運営し、障害や病気のために在宅での生活が困難となった高齢者が公的なサービスとして入所できる施設で、要介護認定で要介護3以上に認定された方が利用できます。 また介護老人施設は特別養護老人ホームとは異なり、入所したのちに機能訓練等を実施して再び在宅での生活に戻ることを目指した施設です。その為、入所も3ヶ月を期限とし満期になったら退所する必要があります。 両者と社会福祉協議会の違いは、社会福祉協議会が広く地域住民からの相談を受け入れるのに対して、特別養護老人ホーム等は契約を交わした入居者やその家族に対してよりよいサービスを提供するべくサポートしていくことが挙げられます。 社会福祉協議会の一施設として、特別養護老人ホームや介護老人施設が運営されている市町村もあります。

精神保健福祉センターとの違い

精神保健福祉センターは、精神保健福祉に関する相談を行う公的な機関です。社会福祉協議会が都道府県、市町村レベルでそれぞれ設置されるのに対し、精神保健福祉センターは各県、各政令市にほぼ1つずつ設置されています。 また、精神保健福祉センターは対象者も心の問題や病気で困っている人を対象にしており、社会福祉協議会に比べてより対象が絞られたサービスを提供しています。 精神保健福祉センターで扱う心の問題は高齢者の認知症に対する相談も行われており、保健所と連携を組んで在宅介護の相談と支援をしています。具体的には、精神症状のために介護サービスの導入が上手くいかないケースや、精神症状のある高齢者に虐待が疑われるケースなどを扱っています。

社会福祉協議会が募集している職種

社会福祉協議会が募集している職種
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社会福祉協議会は、間団体でありながら財源は税金です。その為、立場は半官半民になります。公務員ではありませんが、準公務員として地方公務員法に準じた規則が適用されます。また、社会福祉協議会によっては介護事業所職員以外を全て「事務」でくくって採用をかけているところもあります。 今回は総務課のような事務職員と専門資格を持った職員をあえて分けて、募集される職種例としてご紹介します。なお、専門資格を持った職員は常勤で一般採用される場合と臨時でパートや契約社員として採用される場合とありますが、今回は全て臨時職員の区分けの中に含めさせて頂きます。

一般事務職員

社会福祉協議会の事務職員は、職員の給料計算などのごく一般的な事務に留まらず、地域福祉に関わる事務処理が求められることもあるようです。社会福祉系の大学を卒業していなくても応募は可能ですが、地域福祉に関する知識を持っている方が有利とされます。 具体的には、社会福祉協議会が取りまとめをしているボランティア保険の加入事務処理、介護保険認定の補助、社会福祉協議会主催の行事準備、募金、義援金の受付や送金、広報誌作成、理事会評議委員会の開催、指定管理施設の管理などを、一般事務と合わせて任される場合があります。また、イベント時のボランティア募集の窓口対応も一般事務の仕事とされていることがあります。

福祉活動専門員や地域福祉担当職員

ボランティアコーディネーターと呼ばれることもあります。地域住民の様々な相談にのったり、地域の問題を調査し、解決に向けて様々な活動を企画や実施をします。地域によりますが、地域の会議に出席して行政情報の提供を行ったり、地域からの要望を聞いて市の担当職員と共に調整する業務等を担ったりします。 ●求められることがある資格:社会福祉士や精神保健福祉士(従事するのに必要な資格は無いが、専門資格を必要とする社会福祉協議会は多い)

生活相談員(ソーシャルワーカー)

社会福祉協議会が持つ老人福祉施設での採用の場合は、入居した高齢者や家族の相談に乗り、ケアマネージャーと協力してその家族に合ったプランを提案したり、外部との調整連絡等を行います。 社会福祉協議会内での採用の場合は貸付金貸与に関する相談の対応をしたり、ケアマネージャーと地域に出向いて行って利用可能なサービス等について情報提供したり、適切な社会資源との連絡調整を図ります。 ●必要な資格:社会福祉士、精神保健福祉士、社会福祉主事任用資格、介護福祉士

ケアマネージャー

高齢者と介護保険サービスをつなぐ役割を担っています。介護保険の申請がされた家族の自宅に伺い高齢者や家族の相談、ケアプランの作成や要介護認定の書類作成の代行等を担当します。事業者の選定や連絡・調整だけでなく、介護保険が適用されてからも適宜モニタリングをし、必要に応じてケアプランの変更も行います。 高齢者が安心して介護サービスを使えるように、縁の下の力持ちとして活躍します。基本的には他福祉施設に勤めるケアマネージャーと、業務内容は変わらないことが多いようです。 ●必要な資格:ケアマネージャー

介護職員や訪問介護員(ホームヘルパー)

社会福祉協議会の持つ老人施設や訪問介護事業所等に所属し、高齢者の介護や、身の回りのお世話をしたりします。訪問介護員の介護には食事や入浴といった身体介護と、外出の手伝いをする移動介助が含まれます。生活援助として買い物や洗濯、料理などがあります。 ●必要な資格:介護職員基礎研究、訪問介護員(ホームヘルパー)養成研修・2級、介護福祉士

リハビリテーション職員

社会福祉協議会所管のリハビリ施設等で、高齢者の生活機能動作のアセスメントと生活機能訓練に従事したり、訪問看護事業の1つとして在宅のリハビリテーション業務を行います。また理学療法士であれば、高齢者に合った福祉用具を選定してあげることも業務の1つとなります。 ●求められる資格:理学療法士、作業療法士、言語聴覚士

看護職員

社会福祉協議会の中の多くの部門で、看護職員は勤務しています。具体的には訪問看護ステーション、デイサービス、居宅介護支援事業所、市町村からの受託事業としての介護保険認定調査、訪問入浴などです。どのような業務が求められるかは、各社会福祉協議会によって異なります。 ●求められる資格:看護師、保健師

一般事務の志望動機

一般事務の志望動機でまず掘り下げて考えなければいけないこととして、「なぜ社会福祉協議会の一般事務を志すのか?」ということが挙げられます。ただの事務職を希望するならば、志望先は社会福祉協議会である必要は無いのです。 また地域福祉に関心があったとしても、社会福祉施設は社会福祉協議会の他にも色々とあります。「色々な社会福祉施設があるなかで、なぜ社会福祉協議会なのか?」「なぜその地域の社会福祉協議会なのか?」というところまで、突き詰めて志望動機を練っていく必要があります。 その他、社会福祉協議会の事務は一般企業等の事務とは取り扱う内容が違う点が多々あります。そういった点で、社会福祉協議会の一般事務としてどんなことをやっていきたいのか」ということを、仮に実現は難しいことであっても志望動機の中に含めていけると良いでしょう。

一般事務の志望動機例文

私は学内のボランティアサークルで、障害を持った子供達と遊ぶ活動をしています。その活動を通して、子ども達が生活する地域全体で、子ども達を育てていくことの大切さを感じました。 また私自身は福祉とは関係の無い学部ですが、将来的には地域福祉に携わる仕事として、地域の人々やグループを繋いでいくことを果たしていきたいと思うようになりました。 こちらの社会福祉協議会は地域の色々なグループに積極的に場所の提供をされていて、私自身もサークル活動の場所を借りたりすることで何度もお世話になりました。そういったことを通してこちらの社会福祉協議会の一員になれば、私自身が地域の人々の交流を活性化させることに携われると思い、志望しました。

臨時職員の志望動機

臨時職員の志望動機で考えることとして、「どんな対象者の領域で自分は働きたいのか」ということを抜きにして考えることはできません。多くの社会福祉協議会では成人や高齢者領域での活躍を求められることが考えられ、なぜ自分がその領域を志望したのかということが志望動機で書く最初の項目になります。 その次に考えるべきことが、採用後の職場形態です。社会福祉協議会が所管する福祉施設に常駐するのか、それとも訪問看護の一員として在宅に同行して訓練を行うのかといったことでも、志望動機に書くべきことは変わってきます。 福祉施設に常駐であれば、福祉施設職員としての職務を求められ、福祉施設の持つ理念に自分が賛同できるかどうかが大事になってきます。訪問看護に同行するのであれば、その中で自分がどのような役割を果たしていきたいと思っているのかが大切になるでしょう。

臨時職員の例文

私は祖母が脳梗塞から嚥下に障害を持つようになり、祖母の大変さを見ていたのをきっかけに、言語聴覚士を目指すようになりました。 私が大学2回生の時に立ち会った在宅の訓練で、普段笑顔を見せることの少なかった祖母が言語聴覚士の言葉に笑顔になるのを見て、人の笑顔を増やしてあげられる在宅部門の言語聴覚士の仕事に興味を持ちました。 この●●町は高齢者率も周辺の市町村より高く、閉じこもり気味の生活をしている人も多くいると聞きます。少しでも笑顔の人を増やして上げられたらと思い、●●町の社会福祉協議会で言語聴覚士として勤務できればと思います。

介護職員の志望動機

介護職が入れる福祉施設は多く、色々と福祉施設がある中で「なぜ社会福祉協議会の介護職員を選んだのか?」ということが、志望動機の中では求められます。また基本的には社会福祉協議会の居宅介護支援部門であっても社会福祉協議会以外の介護現場であっても、サービスの利用者はサービス利用の契約をした高齢者とその家族という点では変わりはありません。 他福祉施設の志望動機と差をつけるのであれば、「なぜその地域を選んだのか」「掲げられた理念の中で、自分が強く関心を惹かれた点はどこか」ということ等も、大切なポイントとなってきます。

介護職員の志望動機例文

元々人の役に立つ仕事がしたいと思っていて、介護の仕事をする母から話を聞くうちに、介護の仕事に興味を持つようになりました。介護の仕事の中では母もやっていた訪問入浴の仕事が、大変だけれどもその分やりがいがあるのではと思っていました。 いくつかの事業所を検討しましたが訪問入浴のサービスを行っているのはこちらの社会福祉協議会だけで、私自身育った町なのでこの町には愛着があります。自分の慣れ親しんだ町で人の役に立てる仕事ができるので、志望しました。

看護師の志望動機

看護師の志望動機としてまず考えなければならないのは「医療的な知識や使命を果たすなら、病院等の方が果たせることも多い。そのような中で、なぜ社会福祉協議会を志望するのか?」ということです。特に在宅ケアであれば、持ち運びできる医療機器も限られています。 また、社会福祉協議会によって求められている働き方は、多種多様です。訪問看護員として在宅をまわることもあれば、デイケアにまわされることもあります。自分がなぜその部門での職務を志望したのか、その部門で果たしたい役割などを深めて考えていくことが望まれます。

看護師の志望動機例文

私は今まで3年間救急救命部門の看護師として勤務してきました。救急救命の仕事を通して自分がやりたいことを立ち止まって考えた時に、私自身は救急救命のように一定の回復が見られたらすぐに退院や転院して関係が立切れてしまうのではなく、長い関係を作りながら患者さんや利用者さんと関わっていけるところの方が、良いのではないかと思うようになりました。 こちらで募集している訪問看護であればそれが可能ですし、利用者さんの体調が急変して判断を要する際にも、救急救命で培った素早い判断や処置が生かせるのではと思います。

社会福祉協議会の志望動機で見られるポイント

社会福祉協議会の志望動機で見られるポイント
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社会福祉協議会は民間組織ではありますが、公的な目的での役割が求められます。社会福祉協議会の機能や役割についてどの程度理解しているのかを、志望動機の中からはまず判断されます。その為、志望動機には曖昧に「地域に貢献したいので」と書くよりも、自分の体験などを含めてできるだけ明確に社会福祉協議会で自分が果たしたい役割について書くことが望ましいでしょう。 また、自分が今までしてきた数々の経験と社会福祉協議会の責務や業務を、いかにきちんと結んで考えることができているかということも、大事なポイントです。客観的に物事を判断する力があるということや、一つ一つの経験を糧にして成長していける力があるということをアピールすることができます。

社会福祉協議会に採用されるためのコツ

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社会福祉協議会は地域へのサービス提供を主とする機関で、大勢の人が日々訪れます。その為、基本的なところとして人の話しをきちんと聞く事ができるかということや、他機関との連携に必要な連絡調整を円滑に行える対人関係能力を持っているかということを、採用面接では見られています。 特に志望動機の中ではどれだけ自分のことや社会福祉協議会のことを深く捉えられているかが判断されます。深く客観的な判断力があるとされれば、多くの人の話しを聞いた際にも客観的に判断し的確に対処できるのではと社会福祉協議会側としては予想し、実際の集団面接や個別面接の中で、それを確かめて裏付けていきます。 また深くなされた自己分析をきちんと言葉で伝えることができれば、自分の思いや意見を明確に表現できる力があるとみなされます。多くの人が訪れる社会福祉協議会の中では、利用者に適切に情報提供をしていくことが求められます。日々の生活の中でも出来るだけ他人の話をしっかりと聞くことや、言葉にして伝えて行くことを意識的に取り入れていくと良いでしょう。

地域福祉を支える担い手として

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社会福祉協議会の志望動機の書き方について、例文を添えていくつかご紹介させて頂いてきましたが、いかがだったでしょうか。 繰り返すようですが、志望動機において大切なのは「なぜ社会福祉協議会を志望するのか?」ということです。一般企業でも他福祉施設でも無く、「自分は社会福祉協議会で何を成しえようとしているのか?」ということを、深く振り返って考えてみることをおすすめします。 今、地域では医療・福祉の変革が求められています。在宅でのケアが今後ますます需要が増えてくるでしょう。 そんな中にあって、地域をつなぐ社会福祉協議会の役割はもっと重要になってくることが予想されます。社会福祉協議会の一員として、地域福祉の発展のために活躍しましょう。

志望動機や履歴書で損してる?あなたは大丈夫?

「スキルや経歴には自信があるのに、転職活動がうまくいかない」 そのような方もいらっしゃるのではないでしょうか? もしかして、志望動機や履歴書のせいで落とされているかも! じつは、履歴書や志望動機は採用の大きな材料となっているんです。なぜなら、企業はすべての人とは面接することができないからです。 履歴書や志望動機が微妙だと、そもそも面接にも進めないこともあるうえに、ネガティブなイメージで面接がはじまることもあります。 「志望動機がしっかり書けているか不安…」「なんとなくそれっぽいように書いてる」 そんなあなたには、マイナビエージェントに相談することをおすすめします。 マイナビエージェントでは、履歴書の添削から志望動機の推敲まで、転職活動に必要なことは何でも相談可能です もちろん、利用や登録は無料なので、悩みを相談するだけでも大丈夫! まずは無料会員登録してみましょう!

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