IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

退職時の寂しい気持ちを伝える方法|上司や自身が退職の場合は

更新日:2023年12月12日

メール・手紙

お世話になった方が退職するというのは非常に寂しいものです。毎日当たり前にいた人がいなってしまうので当然です。寂しい気持ちはあるものの定年退職だったり仕方のない場合だってあります。今回は退職で寂しい気持ちを感じたときの対処法を紹介していきます。

色々な事情を抱えているため退職理由を明かさずに退職する場合もあります。この場合も非常にデリケートな問題なので退職理由について聞き出そうとするのはやめましょう。 基本的には前述した書き方と同じで、お世話になったことへの感謝の気持ちと退職がするのが寂しいということ。そして「今後のさらなる活躍をお祈り申し上げます。」など当たり障りのない文章で締めましょう。

上司が退職するときにできること

お世話になった上司が退職してしまうのはとても寂しいですが、それは上司のほうも同じです。長年勤めた会社を離れるのに寂しい気持ちでいっぱいになっていることでしょう。しかし、退職するときにはやるべきことがたくさんあります。業務の引き継ぎや机やロッカーの整理などこれまで以上に忙しくなり、話しをする機会も少なくなるかもしれません。

率先して業務を引き継ぐ

送別会を企画する

上司が退職した後の業務の割り振りは退職する上司本人ではなく、その上の上長が行う場合もあるので難しいですが、可能であれば上司の持っていた業務を引き継ぐといいでしょう。 仕事を教えてきた後輩がいつしか自分の抱えていた仕事を任せられるまでに成長したのだと思うと上司も嬉しい気持ちでいっぱいでしょう。退職後にも仕事が上手くいってることを報告できればさらに喜ばれるでしょう。

退職するとなると送別会が開かれます。送別会の幹事に立候補するか自ら企画するなどしてお世話になった上司を華々しく見送ってあげましょう。自分の送別会は特別に心に残ります。これまでの感謝の気持ちを込めて盛大な送別会にしましょう。 退職時期が数人重なったり、新入社員が入るなどした場合は全体の歓送迎会となる場合が多いです。個人的に思い入れがあるなら個別で送別会と称して上司を交えて少人数で飲み会をするのもいいでしょう。

退職のプレゼント

退職日には花束が会社や部から花束が贈られることが多いです。それとは別にプレゼントを用意すると喜ばれます。 上司の趣味や欲しいものなどをリサーチしておき、課や部などでプレゼントのためのお金を募りましょう。あまり高価すぎるものを贈ると上司も気が引けてしまうので値段設定はほどほどにしておきましょう。

退職で寂しいね、と言われたら

あなた自身退職することが決定していて、周囲から寂しくなるねと言われることもあるかもしれません。自分の都合で辞めるわけなので、なかなか答えづらいところもあります。だからといって何も答えないのでは退職するからもう現場のことは関係ないんだと思われてしまいます。 寂しいと言われたらまず素直に「ありがとう」とお礼を言いましょう。そして迷惑をかけることになるけど、あなたも頑張ってね、など相手を気遣う言葉を言いましょう。きちんとしたお礼、退職することで人手が足りなくなり迷惑をかけてしまうことへの謝罪の気持ち。そして現場に残る人への思いやりがあれば、相手もすんなりと受け入れてくれるでしょう。 このときに自分も寂しくなると伝えるのはあまり得策ではありません。寂しい気持ちがあるなら残りなよ、と説得され決心が揺らぐ可能性だってあります。しっかりと次のことを意識しながらも今は今の会社にできる精いっぱいのことをするという姿勢を貫きましょう。

退職は寂しいだけじゃない!

職場を去るというのは確かに寂しいことですが、それだけではありません。退職後の新たな人生の門出であるということもきちんと理解しておきましょう。 それでも寂しい場合は退職する人と連絡先を交換しておきましょう。仕事を離れてプライベートで一人の友人として会ってみれば、今までとは違う一面を発見でき、これまで以上に親密な関係になれるかもしれません。 また自分が退職するときは必ず退職日まで手を抜かないこと。円満退職をしていなければ退職後寂しくなって、同僚や上司に連絡しても会ってくれないかもしれません。退職するのは周りだけでなく本人も寂しいです。寂しがるばかりではなく、その人のためにしてあげれることを考えて行動しましょう。上司の仕事を引き継いだり、送別会を盛大にしたり、感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈ったり、できることは色々とあります。 退職することが周囲に伝わり、周りから寂しくなると言われることもあるかもしれません。そう言われるのはあなたがこれまで頑張ってきたからです。その思いを無下にせず、丁寧に答えましょう。これまでの感謝の気持ちを伝え、これからはプライベートな付き合いをしましょうと言えば、退職後も関係が途切れることはありません。 退職するというのは人生の中でも大きな出来事です。慣れ親しんだ環境から全く新しい環境に飛び込んでいくのは勇気のいることでしょう。寂しい気持ち不安になる気持ちは誰にでもあります。ただ後ろで寂しいねと声をかけるだけではなく、新しい環境に飛び込む勇気を言葉に込めて贈りましょう。

初回公開日:2017年05月22日

記載されている内容は2017年05月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング