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履歴書における教員免許の書き方|教員免許の取得予定・見込み

更新日:2023年12月17日

書類選考・ES

就職や転職の際、教員免許はどのように扱うとよいのでしょうか。せっかく手に入れた資格。有効に活用したいですね。本記事では、履歴書への教員免許の書き方や正式名称、交付機関は記載すべきか?履歴書に教員免許を書かないほうが良い場合はあるのか?について紹介します。

教員免許状更新講習を受講、修了してない場合と、その履歴書

教員免許状更新講習

履歴書への正式な書き方

教員免許の修了確認期限が切れている場合、履歴書への正式な書き方は以下のような書き方となります。参考にしてください。 平成○○年3月 幼稚園教諭一種免許状取得(更新講習未受講) 平成○○年3月 幼稚園教諭二種免許状取得(更新講習未受講) 平成○○年3月 小学校教諭一種免許状取得(更新講習未受講) 平成○○年3月 小学校教諭二種免許状取得(更新講習未受講) 平成○○年3月 中学校教諭一種免許状取得(更新講習未受講) 平成○○年3月 中学校教諭二種免許状取得(更新講習未受講) 平成○○年3月 高等学校教諭一種免許状取得(更新講習未受講) 平成○○年3月 高等学校教諭二種免許状取得(更新講習未受講) 平成○○年3月 養護教諭一種免許状取得(更新講習未受講) 平成○○年3月 養護教諭二種免許状取得(更新講習未受講) 平成○○年3月 栄養教諭一種免許状取得(更新講習未受講)

履歴書に交付機関は記載すべき?

履歴書の書式はいろいろ

各都道府県の教育委員会によって、あるいは人事担当者によって、採用している履歴書の書式は様々です。履歴書に教員免許の交付機関を書く書式を採用している都道府県、人事担当者もいれば、履歴書に教員免許の交付機関を書かない書式を採用している都道府県、人事担当者もいます。教員免許の交付機関を書かない書式の履歴書に、無理矢理交付機関を書き込むのもどうかと思いますが、教員免許の交付機関を書く書式の履歴書で、交付機関の欄を空白にして残しておくのは、最も避けるべき選択でしょう。

履歴書に交付機関を書く場合

では、教員免許の交付機関を書く書式の履歴書には、どのように書けばよいのかを説明します。1つめの答えは、教員免許に記載されている交付機関名をそのまま書けばよい、です。大切なあなたの教員免許に嘘が書かれている可能性は、ほとんど0で、無視しても差し支えのない大きさです。教員免許の交付機関の欄をよく見て、履歴書の「交付機関」の欄に、教員免許に記載されている交付機関名をそのまま書きます。 次に、教員免許状を無くしてしまった場合の対処法について説明します。実は私も経験者なのです。だから、教員免許状を無くしてしまったときの不安な気持ちはよくわかります。しかし、そんな場合でも、正しい対処法はあります。 まず、目の前の履歴書を書き上げる必要があります。そのためにも必要なのが、あなたの教員免許の交付機関をはっきりさせることですが、これは簡単です。ただし、早合点は禁物。「文部科学省」ではありません。履歴書の教員免許の交付機関の欄に「文部科学省」と書くのは間違いです。では、教員免許の交付機関はどこなのでしょうか?教員免許は個別に授与申請をせずに大学ごとにまとめて申請するのが通例ですから、教員免許を取得して卒業した大学所在地の都道府県教委の名前になります。大卒後に単位を追加取得して他の校種や教科の免許状を追加取得する時などには、その人の住所地や勤務先の教育委員会、ということになります。 履歴書の交付機関欄に 資格・免許を与えた機関:○○県教育委員会(東京都教育委員会、北海道教育委員会、○○府教育委員会) と書きます。これで、履歴書に教員免許の交付機関を正しく書くことができました。その他の欄を書き上げれば、履歴書はそのまま提出することができます。そして、もしも教員免許の提示を求められたら、該当する教育委員会に再交付を求める手続きをすることができます。出身大学を通じて再交付の手続きをすることもできますが、直接教育委員会に再交付をお願いすることも可能です。多少めんどうな手続きが必要にはなりますが、教員免許を無くしたことは、決して取り返しのつかないミスにはなりません。

履歴書に教員免許を書かないほうが良い場合も?

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初回公開日:2017年05月07日

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