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更新日:2024年08月30日
「従って」の丁寧語表現の「従いまして」、ビジネスなどでも結論などを導くときによく使う言い回しですね。この「従いまして」の敬語表現は何なのでしょうか?今回は、「従いまして」の敬語表現やビジネスにおける使い方などをご紹介していきます。
ビジネス上で接続詞的用法の「したがいまして」を使う際のポイントとしては、「したがいまして」自体が過剰敬語になりがちな可能性があるため、まず多様をしないことをおすすめします。また、「したがって」と表現していただいても、大きな問題にはなりません。類義語表現として、「つきましては」や「そのような事情なので」などの表現もあるため、何度か「したがって」を使う場合は、これらの類義語表現を活用していくことがお勧めです!
最後にメールでも活用できる従いましての文例についてご紹介していきます。
A株式会社 参加者各位 いつも大変お世話になっております。B商事株式会社の○○です。明日、弊社で開催する展覧会についてのご連絡です。明日A株式会社様よりスタッフとして参加される方は、午前9時までに、会場Bエリア付近にお集まりください。当日は、私共社員が適時指示をいたしますので、従っていただけます様お願いいたします。
これは、相手と契約しており、主体の○○さんが相手方に命令をする形で送る文章のため、従っていただけます様などの表現で大丈夫です。
B部長 お疲れ様です。 昨日の商談のご報告をいたします。 商談では、A社様の方から更なる単価下げを要求されて以前の打ち合わせ通りの価格を提示いたしましたが、A社の様の担当者様から良い返事を頂いておりません。したがって、再度訪問をさせていただこうと考えているのですが、その際B部長にもご同行いただけないでしょうか。
このように、前の文章を元にして順当の結論を示す場合にこの接続詞的用法を使用して、「したがいまして」を使用します。この場合だと、「つきましては」と表現をした方が、さらに良いメールにはなります。その理由としては、「したがいまして」の場合だと、結論を導くだけになりますが、このメールの場合は、そのあとに同行の依頼も行っております。そのため、前文との結論を結び依頼をする接続詞の「つきましては」を使用する方がスマートでベストな表現になります。
「従いまして」の用法には、動詞的用法と接続詞的用法の二つがあります。そのため、意味も敬語表現も多様にあるため、使い方によって注意が必要になってきます。また、「従いまして」と「したがいまして」の二つの表現の使い分けにも注意をすることが必要になってきます。また、動詞で使用する際には、「従って」という動詞表現が、基本的には命令形であることを押さえておくと、目上の方に何か連絡をする際にも、間違えることなく、スムーズなやり取りを行うことができるため、おすすめです。
記載されている内容は2017年04月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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