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「出来る限り」の類語と敬語表現・ビジネスにおける使い方と例

初回公開日:2017年04月02日

更新日:2019年04月01日

記載されている内容は2017年04月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

敬語

「できる限り」と言う言葉は、難しいことでも最初から無理と言わずに対応する場合などに使う場合によく利用できる言葉です。そのため、ビジネスシーンでも良く多用される言葉の一つです。「できる限り」という言葉の用法や文例などをご紹介します。

できる限りの敬語表現は明確なものはない

できる限りの敬語表現は明確なものはありません。できる限りという言葉の意味は、可能な限りと言う意味で、状況は厳しいという言葉を裏返しにした言葉でもあります。出来る限りという言葉は、ビジネスで多用することも多く、動詞等の後ろにつく場合が多くあるため、副詞的用法で使われる場合が多いため、これと言った敬語表現がないです。 しかし、できる限りなどを目上の人に使うと不快に感じる方も多いです。そのため、「できる限り」ではなく「精一杯」や「可能な限り」などの言葉に言い換えて使うこともお勧めです。

相手と対等の立場の場合は「できる限り」で良い

相手と対等な立場や相手の方があなたよりも下の立場である場合は、「できる限り」という言葉を使用することができます。「できる限り」と聞くと、「とりあえずはやってみる」や「ダメもとでやる」のような印象を持つ方もいるため、あまり目上の方には使わずに、仕事の上で対等の立場の方やあなたよりも下の立場の方に対して使う分には問題はありません。

「できる限り」の類義語はたくさんある

「できる限り」を言い換える言葉は、たくさんあります。「できる限り」という言葉自体が動詞の言葉にかかる副詞になるため、類語も探せば似た意味の言葉がたくさんあります。

「できる限り」の言葉が持つ二つの意味

そもそも「できる限り」には二つの言葉があります。 一つ目は、「可能な範囲内で最大を示す状態」 二つ目は、「出せるものはすべて出す状態」 の二つの意味です。そのため、これら二つの意味に合致する、類語はたくさんあります。

「なるべく」は「できる限り」に言い換えることができる

「できる限り」の類義語として「なるべく」という言葉を使うこともできます。この場合は、使うニュアンスも変わりません。意味としては、できる限りの一つ目の意味になります。 しかし、「できる限り」と同じで、「なるべく」も目上の方にはあまり使うべき言葉ではありません。その理由としては、「なるべく」も「できる限り」同様、「ダメもとで」や「やるだけやってみる」のような印象を持たれがちの言葉になるため、上司や目上の方に使うと、あまり良い言葉としては受け取ってもらえない場合があります。

「可能な限り」という言葉も類義語として使用できる

「可能な限り」と言う言葉も「できる限り」と言い換えることができます。意味としては、できる限りの一つ目の意味になります。これは、あなたが先方に対して何かを頼む場合などに使用することが望ましいです。例えば、「可能な限り値段を下げてほしい」などのように相手に何かをお願いする場合に使用することができます。逆にあなたが、対応する際に「可能な限り」などを使うと、上から見ているようであまり良い印象を与えないため、使用することはお勧めできません。

「最大限に」も類義語として使用できる

「最大限に」もできる限りの類義語として使用することができます。これも、意味としてはできる限りの一つ目の意味になります。条件の範囲内で最大限相手方に良い条件で手配するなどの意味で使う場合が多いです。これは、目上の方に対しても使用する言葉でもあります。そのため、目上の人の要望などに対して、最大限何かを行うことをいう場合などは、この言葉を使用することをお勧めします。

「限界まで」も類義語として使用できる

「限界まで」もできる限りの類義語として使用することができます。これは、意味としてはできる限りの二つの目の意味になります。最大限価格を下げるや、最大限交渉をしてみるというような意味で使うことが多いです。これは、相手方に無茶な要求やかなり厳しい条件を出されたときなどに使用することができる言葉です。使い方としては、「限界まで価格を調整して安くします」や「限界まで原価を下げます」のような用法で使用できます。

「遺憾なく 」も類義語として使用できる

「遺憾なく」もできる限りの類義語として使用することができます。これは、意味としてはできる限りの二つの目の意味になります。何かを始める際に上司などに対してどのような気持ちでやっていくのかなどを伝えるときなどに使用することのできる言葉です。 例えば、何か上司に頼まれたり新たなプロジェクトなどに抜擢された際などに、「できる限り力を発揮します」では、かなり聞こえが悪くなりますよね。その時に、「遺憾なく力を発揮していきたいとお思います」などと言えば、やる気も伝わり上司に対しても、聞こえがとても良くなります。

「 余すことなく」も類義語として使用できる

「 余すことなく」できる限りの類義語として使用することができます。これは、意味としてはできる限りの二つ目の意味になります。「余すことなく」も「遺憾なく」と同じ用法で、上司に対してやる気を示すときなどに使用することのできる言葉です。 「余すことなく力を発揮します」や「余すことないよう精進していく所存であります」などのように、やる気や所信表明をする際などに使うととても聞こえが良くなる言葉です。これも、「遺憾なく」と同じで、相手方にやる気やモチベーションをアピールするときに使うととても良い言葉ですよ。

できる限り早くの早くは最長でもその日のうちに対応すること

仕事上で、何か早急の案件を貰ったときや、逆に早急の案件をお願いするときなどに、「できる限り早く」や「可能な限り早く」という言葉を使用する方は多いです。この「できる限り早く」とは、時間的には遅くても今日中のような意味が含まれている事が多いです。早ければ早いで越したことはありませんが、遅くても今日中に対応すると相手も考えがちなので、この言葉を使う時は、今日中ないし数時間以内で目途が付きそうな場合に使用することが大切です。もし、次の日になりそうなときなどは、「できるだけ早く対応させていただきます。遅くとも明日中(遅くても目途が付きそうな時期)までには対応します」のように、伝えることが良いです。

「できる限り早く」を伝えるメールの文例

あなたが相手に対してできる限り早く対応したいということを伝えたい場合や、その逆で相手に早く対応してほしい場合などで、どのように伝えればよいのか迷う方も多いです。ここでは、できるだけ早く何かをして欲しい場合やする場合に相手に不快に思われないような、メールの文例をご紹介します。

相手にできるだけ早く対応をすることを伝えたい場合

お世話になっております。 B株式会社の○○です。 先ほどお電話で頂いた、案件ですが弊社としても早急にご手配させていただきたい所存であります。 今からできる限り早く対応をさせていただきます。遅くとも明日中には対応可能です。 ○○様には、ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

このように、何かの案件に対しる対応をする場合、相手はかなり急ぎの場合が多いためいち早くの対応を期待しています。そのため、何度か早く対応する旨を文面で伝えておくとベストです。そして、対応完了の時期を明確にしておくと相手も目途が付くため、それについても可能であれば伝えましょう。対応完了の時期については、最悪を想定して少し遅めの時期を書くことをお勧めします。

相手に可能な限り早く対応してほしいことを伝えたい場合

お世話になっております。 A株式会社の○○です。 先日お話をさせて頂いた案件ですが、早急なお手配をお願いしたくご連絡をさせていただきました。 ○○様も大変ご多忙のところ申し訳ありませんが、できる限り早い対応のほどよろしくお願いいたします。

この場合は、相手に対してあまりにせかしすぎるのは良くありませんが、緊急度を伝える意味ですこし大げさな言い方をしてみても良いです。相手が忙しいことも鑑みて、お詫びの文言を加えておくと良いです。また、あなたが対応してほしい期日についても明記しておくことで相手方も調整をつけやすいため、盛り込んでおくとベストです。

「できる限り」は使い方も類義語も様々

できる限りと言う言葉、使い方も類義もたくさんあります。そのため、シーンに分けて最適な言葉を使用することがビジネスを円滑に進めていくことにもなります。言葉一つで相手の印象も変わるため、ぜひこの記事を活用して、シーンにあった言葉を考えてみていただければ幸いです。

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