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「都合がつく」の敬語表現とは|ビジネスメールで使える例文

初回公開日:2017年03月29日

更新日:2019年04月01日

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敬語

何気なく使うことの多い「都合がつく」という言葉。日常でもビジネスシーンでもどちらでも使うことのある言葉ですが、これって敬語なの?ビジネスメールで使える敬語表現の例文ってどんなものになる?「都合がつく」に対する正しい返答の仕方って?そんな疑問をまとめてみました。

都合がつくと伝える際の敬語表現

日常的に使う言葉に「都合がつく」というものがありますよね。予定が会うときや、「都合がつかない」といった言い方をすれば断る際の言い回しにもなります。ビジネスシーンでこの言葉を敬語の表現として正しく使う際にはどう表現すればいいのでしょうか。まずは「都合がつく」の意味を紹介します。

「都合がつく」とは

予定や予算などを工面して、割り当てることができる、といった意味の表現。「付く」の意味合いは「予算が付く」などの場合と同様。

都合がつく、を辞書で引いてみるとこのような意味がでてきます。日程が合わない際にも使用することが多い言葉ですが、誤用だったの?という疑問もわきますよね。しかし誤用ではなく、状況が適している様子を表す意味もありますのでご安心を。また、意味をしっかり見てみると、「予定や予算等を工面してー」と書いてあります。この場合の予定は日程なども含まれますので、誤用にはなりません。

都合がつく、に「ご」を付ければ敬語表現になる

「都合がつく日程をー」なんて言い方をみますよね。ですが、これは完璧な敬語表現にはなっていません。これだけでも丁寧な表現に見えますが、頭に「ご」をつけることによって敬語表現へと変化させることができます。「ご都合がつく日程をー」という言い回しをしたほうがより丁寧に見えます。 また、少し違った言い回しとして「ご都合がよろしい」という言い方もできます。あくまでも、頭につけるものは「ご」であり、「お」ではありません。「お都合がつく」なんて言っても確かに丁寧に見えるしいいのではないか、と思うかもしれませんが、これにもしっかりとした理由があります。意外と用法を間違っていたりする事が多いので、下記にまとめてみました。

和語には「お」がつき、漢語には「ご」がつく

和語や、漢語と言われてもしっくりこないかもしれませんので簡単な説明を。「和語」は日本の言葉であり、主に訓読みするものが該当します。「漢語」は中国から入ってきた言葉であり、音読みされる熟語が該当します。例外もありますが、基本的にはこのような感じになります。「お」がつく言葉の例としては、お手紙、お話、お見送り等が挙げられます。「ご」がつく言葉の例には、ご注文、ご住所、ご説明、ご連絡が挙げられます。こうしてみると、「お注文」や「ご手紙」なんて言い方はおかしな感じがしますよね。こういった意味があり、なんでもかんでも「お」、「ご」を付ければいいわけではありません。 また、ワインなどの外国由来の言葉には丁寧な表現をする際にこちらの「お」、「ご」を使うことはありませんので注意が必要です。

ビジネスメールで使える敬語表現はまた違う?

「都合がつく」の代表的な敬語表現としては、次のようなものがあります。 「ご都合がつきましたら、ぜひご参加ください。」 「ご都合がつく日時をお聞かせいただければ幸いです。」 「ご都合がつく日程をお伺いしたいと存じます。」 「ご都合がつく」は、「ご都合のつく」とも表現できます。 「ご都合のつく日時をお聞かせいただければ幸いです。」 「ご都合のつく日程をお伺いしたいと存じます。」 と表現できます。

敬語表現として正しいものは「都合がつく」に「ご」といった丁寧な表現を足した「ご都合がつく、よろしい」になることがわかりました。もちろんビジネスシーンでも例外はなく、基本的には「ご都合がつく、よろしい」といった言い方をしますし、ビジネスメールでもこの言い方をするのが正しいです。とはいえ、実際に「都合がつく」という言葉を使う際にどういった状況で使うが正しいのかがわからない、なんてこともあると思います。ここでは実際に使用する、されたことのある例文をまとめてみました。

単純に予定をうかがいたい場合

・○○日にお電話/メールにてご都合がつく時間をお伺いしたいと存じます。 ・○○様のご都合がつく日程をお伺いしたいのですがよろしいでしょうか。 ・ご都合のつく/よろしいお時間をご指定ください。 3つの例文はとても似ているものになりますが、日程だけを知りたいのであればこのような表現をするのが正しいものになります。注意する点としては、改めて確認をする旨を伝える際にメールでなのか、電話でなのかをハッキリさせることです。また、例文では「ご都合のつく、よろしい」を使用していますが、文面に噛みあわないように感じるなら「ご都合のほど」や「ご都合はいかがでしょうか」のように「つく」の部分を変化させることで丁寧な言い回しを崩さずに聞くことができます。ただし、変化させる言葉にも丁寧ではない表現もありますので、しっかりと考えて使うようにしましょう。

日時を指定して伺う場合

・お手数ですが、○日までにご都合のよろしい日程をお聞かせください。 ・勝手ながら、○日までにご都合の程、お聞かせください。 ・ご都合のほどを○月○日までに同封のハガキにてご一報くださいますようお願いいたします。 こちらの例文は、「この日までに予定を知りたいので折り返しの連絡をお願いする」際に使用することのできる例文です。今すぐじゃなくても予定を把握しておきたい場合に、期限を指定して聞くことができるので、こういった言い方もします。また、「ご都合の程ー」の例文では上記したとおり「ご都合のつく」を変化させて使用しています。こういった言い方をすることで「ご都合のつく日程を」といった回りくどさをなくし、スマートな文章にすることができます。

日時は決まっており、その日程に予定を合わせてほしい場合

・○日△時に御社にお伺いしたいのですが、ご都合はいかがでしょうか。 ・○月○日に懇親会を予定しております。ご都合がつきましたらご参加ください。 こちらは「すでに日程の決まっている事柄に対しての予定をうかがう、合わせてほしい際」に使用します。1つ目では「この日、この時間に伺いたいのですが」といったようにある程度日程を決めた状態での連絡になっていますよね。日程を指定している分、相手も返答がしやすい文章になっています。 2つ目の例文では「すでに日程が決まっていて、時間が合うようなら参加してほしい」という旨を伝えた文章。こちらの特徴は返答が必ず必要なのではなく、来れたら来てね、といったニュアンスが含まれているのでこれ以上の予定の合う、合わないのやりとりが不要になります。

都合がつく、に対しての敬語での返事の仕方とは

例文をまとめましたが、いざ自分がこれらを言われた際にどう返事をするべきなのかがわからないということがあります。ぱっと思いつくのは「大丈夫です」や「参加することができません」等ですが、これらは敬語表現とは言えませんよね。ビジネスシーンでの敬語表現での正しい返事の方法はどのようなものなのでしょうか。

特に他の予定はございません、が正しい返事の仕方

こちらの返事の仕方は「この日の都合はつくかどうかを聞かれた場合」に使用します。「その日は特に他の予定はございませんので、お待ちしております」のような使い方が正しいものになります。かなりかしこまった言い方になりますので、目上の方に対して使うと良い印象を与えられます。また、「○時からで問題がございません」、「○時からで結構です。」といった言い方もすることができます。こちらは目上の方やお客様相手だけではなく、対等な立場にある方にも使うことができるようなとても丁寧な言い回しですので、こちらも覚えておくといいでしょう。

お断りをする際の言い方

「予定が合わず、参加することができないのでお断りさせていただきます」や「お受けすることができません」といった言い方もできますし、正しいといえば正しいのですが少しぶっきら棒な印象を受けますよね。柔らかい言い回しとしては「お気持ちだけ頂戴しておきます」や「都合がつかず出席できません。またの誘いを心よりお待ちしております。」のようなものが挙げられます。 「心よりお待ちしております」、のような次につなげる言葉を付けることで、印象がかなり柔らかくなりますよね。断りを入れる際の文章は角が立つとのちのトラブルにつながることもありますので、なるべく柔らかい言い回しを使うようにしましょう。

「ご」を付ける事で丁寧な表現になります

今回は「都合がつく」の敬語表現やビジネスメールでの例文や返事の仕方をまとめました。「ご」を付けるだけで丁寧な表現になることがわかりましたが、なんでもかんでもつければ敬語表現になるわけではありません。上記で説明した「和語」や「漢語」であるかどうかが大事になりますので、似たような事例に遭遇してもまずは正しいかどうかを考えてから使用しましょう!

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