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更新日:2024年07月13日
皆さんが聞いたことがあるようで聞いたことのない「お疲れの出ませんように」について、意味と使い方について詳しく解説しています。この「お疲れの出ませんように」の記事を読んでもらうことで、正しい意味と使い方を習得し、より日本語がわかる日本人になっていきましょう。
目次
皆さんは、「お疲れの出ませんように」という言葉を使ったり、聞いたりしたことはありますか?会社など、年配の方が多い場所ではたまに使用されることがあると思いますが、ほとんどの方は聞いたことがない言葉だと思います。今回はこの「お疲れの出ませんように」を解説していくとともに、使い方や例文を交えて紹介していきますので、是非とも今後の人生の中で使用してみてください。聞いた相手はきっと、日本語をより理解している人だと感心されることでしょう。
まず、この「お疲れの出ませんように」の意味ですが、主に目上の方に対して「頑張ってください」という時に使用する言葉となり、ねぎらいを込めたとても丁寧な言い方になります。よく「お疲れ様でした」という表現があり、目上の方にかける挨拶があるかと思いますが、その言葉の反対語と認識してもらっても良いです。目上の方がこれから張り切る場面の時によく「ご活躍期待しています」という言葉はよく使われると思いますが、より丁寧な言い方として、「お疲れの出ませんように」と伝えてみてください。
「お疲れの出ませんように」がよく使用される場面としては、先述していますが、会社では多く使われています。ただ職場の方達が若い人の場合あまり耳にすることはないと思いますが、年配の方が多いとよく耳にする機会があるかと思います。またお葬式に参列した際もよく使われます。使い方としては、参列者がご遺族に対して「お疲れの出ませんように」と言って使用されます。また弔電の文面としても使用されるケースが多いため、ぜひ使用してみて下さい。
「お疲れの出ませんように」を会社で使用する際は、目上の方とフランクに接することもできるため、使い方についてはさほど難しい場面はないかと思います。また使用することで、相手側の反応も即座にわかるので、知らない方であれば、その場で解説することで理解を得られると思います。ここでは、お葬式の場面で使用する「お疲れの出ませんように」を紹介していきます。お葬式ではご遺族の方々は慌しく動かれていることもあり、中々お声を掛ける場面がないかも知れませんが、お声掛けをするタイミングも合わせて紹介しますので、ぜひ活用してみてください。
基本的には、ご遺族の方にお会いした際に使用し、特に帰る際のご挨拶時に使用すると大変良いでしょう。気をつけておきたいのが、弔問で受付をしている時に「お疲れの出ませんように」とはお伝えしないようにしましょう。受付を行っている方は親族の可能性はありますが、喪主の方ではありませんので、ここでは使用しないようにしましょう。ご遺族の方に使用する際も、若い方だと「お疲れの出ませんように」が伝わらない可能性もあります。使用する際は、実際に言葉を理解されているかも判断しながら使用するようにしましょう。
お葬式で使用する場面についてご紹介させていただきましたので、これより実際の例文をいくつか紹介しますので、実際にお葬式に行く際は参考にしてみてください。また「お疲れの出ませんように」はお葬式の時だけでなく、弔電やお悔やみ状を送る際にも使用できるため、使用できる文面であれば使用していきましょう。相手が日本語をよく知っている方だと、より好印象を持ってもらえると思います。 例文1 「この度は本当にご愁傷様です。お疲れの出ませんように。」 ごく一般的な使用例です。会話の最後に加えると良いでしょう。 例文2 ●●●様のご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申しあげます。ご家族のお悲しみはいかばかりかとお察し申しあげますとともに、どうかお疲れの出ませんように。 本例文は弔電を送る際の例文です。紙面上でもこの言葉は有効ですので、ぜひ使用してみてください。 「お疲れの出ませんように」は言葉や文の語尾に付けて使用することが一般的です。お葬式や弔電を送る際は是非とも例文を参考に使用してみてください。
「お疲れの出ませんように」という表現が日本語の中でどのような位置付けかをここでは解説したいと思います。「お疲れの出ませんように」のような使い慣れない言葉をなんとなくで使用してしまうと後に大変な目にあってしまうこともあります。謙譲語なのか尊敬語なのかをしっかりと理解し、正しく使用して行けるよう理解していきましょう。これを理解することで、「お疲れの出ませんように」を相手に説明できるようになり、自身の理解促進にもつながります。
「お疲れの出ませんように」という表現がそもそも敬語なのかという疑問があるかと思いますが、ご心配なく。目上の方に対して「頑張ってください」のと使用する上では、間違いなく敬語表現となりますので、心配せずに使用してください。現在ではあまり使用されることがないため、「ご活躍期待しております」、「ご無理をなさいませんように」などの表現で使用されることが多いです。聞きなれない人で、目上の人であれば、悪ふざけもかねて「失礼な言い方じゃないか」と言われてしまうかもしれませんが、「お疲れの出ませんように」の意味や使用方法をしっかりと伝えることで必ずわかってもらえ、さらに見直されることになるでしょう。
記載されている内容は2017年04月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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