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間違いも多い「感謝に堪えません」の意味・使い方・例文

更新日:2024年07月26日

言葉の意味・例文

ビジネスで使う表記として、「感謝に堪えません」という表記があります。これはいったいどういった意味なのでしょうか?また、「感謝に堪えません」とはどういった場面で使われるもので、ビジネス上で使う場合の文例にはどんなものがあるのかをみていきたいと思います。

間違いの多いビジネス用語一覧

1.「~してください」と「~して下さい」の違い よくビジネス文書において使う言葉ですが、漢字か平仮名かで迷ったことがあるのではないでしょうか。漢字で「~下さい」と書くのは、くれの意味があり、貰うという意味がある場合に使います。一方、動作をお願いする場合は、ひらがなで「~ください」と表記します。 2.独壇場(どくせんじょう) 「どくだんじょう」と読んでいたという人が多いですが、これは「どくせんじょう」と読みます。しかし、もはや「どくだんじょう」と読んでも間違った読み方が定着してしまい、特に指摘されることは少ないでしょう。 3.早急(さっきゅう) よく間違って「そうきゅう」と読まれることが多いです。 4.逝去(せいきょ) こちらの読み間違いはとても多く、「いきょ」「たいきょ」「ききょ」「しょきょ」など様々な読み方で読まれます。この言葉を使う場面で、思わず間違ってしまうと、微妙な空気になってしまいそうなので、気をつけた方が良さそうです。 5.乱高下(らんこうげ) 「らんこうか」と読まれることが多いですが、正しくは「らんこうげ」です。 6.踏襲(とうしゅう) 2008年、麻生太郎総理大臣が「ふしゅう」と読んで話題になった漢字です。「ちゅうちょ」「としゅう」「ちょうしゅう」など、様々の間違った読み方がされる漢字です。 7.凡例(はんれい) よく「ぼんれい」と読み間違えられますが、正しくは「はんれい」です。

「感謝に堪えません」とはビジネス上でよく使われる文語表現

「感謝に堪えません」についての意味や使い方をみてきて、その使い方について理解していただけましたでしょうか? 堪えないとは、こらえるの意味である「堪える」の否定型ですので、こらえきれないとの意味で、「感謝している感情がほとばしるあまりに、抑えきれない」という、最上級の感謝を表す言葉の一つです。また、感謝に堪えませんとも言いますが、「感謝の念に堪えません」と表記する場合もありますが、どちらも意味合いは同じになります。この表現に似たような言葉に「尊敬の念に堪えません」という言い方がありますが、こちらも「尊敬の念が胸内からあふれてきて、表に出さずにはいられない」という、通常の尊敬以上の思いを表します。 また、これらの表現は、日常的な手紙に記すような言葉ではなくビジネス上の表記によく使われます。文語表現なので、通常の私人間でやり取りする手紙には堅苦しいものになってしまうからです。よく目にする言葉ですし、働いている場合は、自分でも使うかもしれない言葉ですので、言葉の意味をしっかりと覚えて、例文などを参考にしていただければ幸いです。

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初回公開日:2017年03月28日

記載されている内容は2017年03月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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