お伝えくださいの使い方とは？メールの例文や言い換え敬語も紹介

「お伝えくださいって敬語なの？」 「どんな相手にも使って良いのかな？」 「もっと丁寧に伝える言い方はある？」 仕事をしている際や電話を受けた際などに、「お伝えください」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。 本記事では、「お伝えください」の意味や使うことのできる相手や場面、実際にどのように使うことができるかの例文や、さらに丁寧にするための言葉もあわせて紹介していきます。 この記事を読み終わるころには、しっかりと意味を理解してその時その場面にふさわしい「お伝えください」の選び方をすることができるようになり、コミュニケーションのバリエーションが広がるでしょう。 ビジネスシーンで言葉を正しく使いたい方やステップアップを目指す方はぜひ読んでみてください。

一般的には、何らかのメッセージを誰かに伝えてほしいとお願いする時に使う言葉です。 挨拶の一環として使われることもあったり、使う相手や場面によっては他の言葉を付け足すことで幅広く使うことのできる言葉です。

出典: 会議の終了時間が過ぎているのに話し続ける上司の写真素材 - ぱくたそ

「お伝えください」と使うことができる相手は、上司や取引先の方、先生など自分よりも目上の人である場合が多いです。 友達や同期、後輩などに使うこともできますが、敬意をしめす畏まった言葉になってしまうので違う言葉に置き換えると良いでしょう。

出典: 越境ECを提案するビジネスマンの写真素材 - ぱくたそ

その場にいない人への伝言を、敬語を使うような自分よりも目上の人にお願いする場合に使用する言葉です。 メールや電話の時や対面どちらでも、何か伝えることがあった場合に「お伝えください」と使うことができます。 そのままなにかを伝えてほしい場合と、締めの挨拶の意味でも使われることがあるので、よく耳にすることのある言葉ではないでしょうか。

出典: カフェでテキストを入力するの写真素材 - ぱくたそ

ビジネスでも日常会話としても使われることの多い言葉なので、聞いたことはあるでしょう。 実際に自分が使う時に、どのように言葉を組み合わせて「お伝えください」というのが良いのか気になるのではないでしょうか。 ビジネスの際によくあるシーンごとに、例文を紹介していくので参考にしてみてください。

社内であっても、部署が違った場合や上司に何かを伝えてほしいとお願いする場面があるでしょう。 共有したい出来事を部署全体に伝えてほしい場合には、「～ということを、○○部の皆様にもお伝えくださいますようお願いいたします。」といった使い方をすることができます。 「お伝えください」というのも敬語ではあるものの、少しはっきりとしたきつい印象を与えてしまう場合もあるので、ビジネスシーンなどの自分と近しい人ではない人に使う時には、「お伝えくださいますようお願いいたします」とすると良いです。

なにかしらのアクシデントにより、商品が生産できない・納品できなくなってしまった場合など、お客様から問い合わせがあった際に伝えてほしいことをお願いする時はこのように使います。 「お客様からのお問い合わせがあった場合は、その旨をお伝えくださいますようお願いいたします。」といったように、お客様に伝えてくださいということをお願いすることができます。 使う際には最初になぜなのかをしっかりと説明し、いつ頃に生産開始・納品ができるのか予定をお伝えするようにしましょう。

頂いた案件に修正してもらいたい箇所があって連絡する場合、直接担当者の方に連絡がつかないこともあるでしょう。 そんな時には、「ご訂正のうえ、再度ご提出いただきたい旨をご担当者様にお伝えくださいますようお願いいたします。」といったように使うことができます。 修正してもらいたい箇所は分かりやすく伝えるようにしてください。