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問題提起とは?意味と方法・レポートでの書き方

更新日:2024年04月13日

言葉の意味・例文

レポートや論文を書く上で論文の構成や問題提起の方法は重要なポイントになります。ここでは問題提起とは、問題提起の書き方、問題提起の仕方、例文、問題提起レポートの作り方、問題提起の解決方法などについてお話をさせていただきます。

文頭に「確かに〜」文末に「〜かもしれない」または「〜とわかる(理解できる)」をつけて、一度理解を示します。確かに、社会や会社の生産性が向上することで、会社やそこに属する個人に利益をもたらすということは当然理解できる、とします。

手順③:自分の意見の提示

文頭に「しかし私は〜」をつけて、自分の意見を表現します。しかし、私はその全てが必ず生産性向上が必要なものだとは思わない。

手順④:理論説明

文頭に「なぜなら〜」文末に「〜だからだ」をつけて、その意見を出した理由を書きます。なぜなら、現在ではAIなどが社会に進出し、人間の労働の価値が変化している、AIを使うことで生産性は無限に向上するこが出来るかもしれないし、それによって個人の労度の価値が変化するからだ。

手順⑤:結論

文頭に「よって私は〜」文末に「〜と考える」をつけ、結論づけます。よって私はAIの利用によって現在の個人の努力に依存した生産性の向上を改善し個人の負担と社会の向上を分けていくことができると考えている。

論文を書く時のポイント3つ

1.問いと主張が大切

論文の価値は中身が重要であり、あなたなりの「問い」と、「答え」、つまり「問題提起と主張」をレポートの中でいかに論理展開できるかが分かれ目になります。

2.論文の問いは明確に

論文では、「なぜ・・・・・・なのか」、「われわれは・・・・・・すべきか」、「・・・・・・と・・・・・・の違いは何か」、などといった明確に問いをつくり、それを解決していくことになります。

3.論文の主張は言い切る

問いがあれば答えがあります、ですから論文を書くために大切なのは、自分の主張を最後まで言い切ることが大切です。

問題提起レポートの書き方(レポートの場合)

報告型:読んで報告する、調べて報告する   報告型というのは、ある対象となる事象・現象についての現状やしくみ、原因、社会的影響などを整理して報告することが求められる課題です。 論証型:論点・テーマが与えられる、論点・テーマを自ら設定する 論証型というのは、その事象・現象について事実や経緯などを検討し(=問題提起をし)、書き手が、賛否や解決策など、結論を決める(=主張する)ことが求められる課題です。

報告型の問いの例

・ドーナツ化現象とは何か。      →現象の定義は何か ・フーリガン現象は、なぜ起こっているのか。   →原因は何か ・AKB48に人気があるわけは何か。      →理由は何か ・少子化はなぜ話題になっているのか。  →社会的影響は何か ・はしかが感染するしくみ           →しくみは何か

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初回公開日:2017年03月19日

記載されている内容は2017年03月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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