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更新日:2024年07月13日
相見積もりとは、業務上の見積もりを他社に依頼するときに、同じ企画・案で複数の会社に見積提出をさせて比較することです。金額や見積条件がより良い会社を選ぶことができます。「あいみつ」と略されることがあります。今回は相見積もりのマナーについて紹介していきます。
相見積もりになることは、見積もり業者に知らせましょう。 相見積もりであることを伏せたまま進めて他の業者が受注した際、当たり前ですが信用を失ってしまいます。自信のある業者なら適正価格で堂々と見積りを出してくるはずですし、相見積もりで競合させた方が依頼側にとっても利益になります。
見積りの提出期限、予算は明確に知らせましょう。期限をしっかりと伝えることで、相手側も見積りのスケジュールを調整することができます。 二次請けなどが発生する規模の案件の場合、下請け業者に対しても見積りを行わなくていけません。そのため、スケジュールと予算を明確に教える必要があるのです。
他社の見積りを掲げて、金額の安い見積をしてくれた業者に交渉しに行くのもマナー違反です。業者は様々な条件を踏まえて見積もり金額を出しているため、無理な交渉はやめましょう。 金額だけでなく、その業者の様々なメリット・デメリットを比較した上で検討しましょう。
正直、業界や内容にもよりますが、見積書を作るのはとても大変です。せっかく作ったのに受注されなかったら全て水の泡ですしガックリきてしまいますよね。そんな相手には敬意を払って対応するのが筋でしょう。
条件や金額が許容範囲で、ある程度信頼できる会社に発注が決まったら、その他の会社は断らなくてはいけません。 相見積もりを頼んだ以上、「断る」行為は絶対にやらなくてはなりません。
断りの連絡がしづらかった場合、納品期日や金額の関係でやむを得なく断ることになった旨を伝えましょう。 そして、今後も取引を継続させて頂きたいこと、また次回もお願いしたいことを伝えて、次につなげられるような断り方をしましょう。
業者は、受注されない限り売り上げはでません。見積もりのために時間と工数を割いてくれたことに感謝して、そのことをしっかりと伝えましょう。 ・嘘をつく ・曖昧な表現で断る ・結論を伝えないで放置する この3つは絶対にやってはいけません。 伝えにくい内容だとしても、相手の仕事に敬意を持ち、断りの連絡をしましょう。
相見積もりは、目的に対して良い条件で発注するための手段です。 「仲の良い業者だから」 「とにかく金額が一番安いから」 など、目的を忘れて発注してしまうことのないようにしましょう。 各業者のメリット・デメリットをしっかりと比較検討し、当初の目的にマッチした業者を選びましょう。
記載されている内容は2017年03月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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