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先日の意味と例文2つ・ビジネスで先日は何日前を示すのか

更新日:2024年02月08日

言葉の意味・例文

「先日はありがとうございました」という挨拶を聞いた時、あなたはどの程度前のことにお礼を言われていると感じますか。この記事では先日の意味や、ビジネス上で使われる「先日」の目安となる日時などを詳しく紹介していきます。「先日」を正しく使うために、ぜひ参考にし下さい。

例文2:先日はお世話になりました

「先日はお世話になりました。初めての海外出張でしたが、〇〇さんのアテンドのおかげで不安なく過ごすことができました」 例えば、海外出張でお世話になった現地コーディーネーターに感謝のメールを送りたい、といった場面で使用できます。

一つの言葉にも複数の意味があります。無理にその言葉を使わなくても、他に適切な言い方ががあるならそちらを使いましょう。「大人なら知っておきたいモノの言い方サクッとノート」を読めば、「これ、大人ならどうやって表現するかな?」という疑問が解決します。

先日の言い換え表現

ビジネス上で「先日」は「およそ1ヵ月前」を目安に使うことは既に紹介しました。 ですが、1ヵ月よりも過去の場合や他に決まった定型句がある場合、「先日」よりも状況にふさわしい言葉があります。

「昨春」や「昨夏」を使う

漠然と過去の季節を表現したいのであれば、「先日」ではなく「昨春」や「昨夏」を使いましょう。「先日」という「過去の一日」ではニュアンスの表現できない、「春」や「夏」という一定期間を表現することができます。

「〜の際」と具体的に伝える

「先日」とぼかさなくても、状況を明確に伝えることができるならば「~の際」と具体的に言い換えてみましょう。 「先日は(迅速な対応をしていただきまして)、ありがとうございました」を「部品の仕様変更の際には、迅速に対応していただきありがとうございました」と言い換えた方がわかりやすく、相手への印象もより良いものになります。

より具体的な期間を書く

「先日」を「昨日」の意味で使用することは一般的ではありませんでした。 「〇日前」「先週」「先月」「1か月前」など、具体的な言葉に言い換えられるものは積極的に言い換えましょう。話し手にも聞き手にも、無駄な解釈の行き違いを防げます。

先日の類語

ここからは「先日」の類語を見ていきましょう。 「先日」の類語は、あえて特定の日時をぼかす点に意味があります。さきほど紹介した、「先日」の言い換え表現とのニュアンスの違いを意識しながら確認してみましょう。

過日

「過日」もいつまでとの定義はなく、「過ぎ去ったある日」を指します。一般的には、「先日」よりも少し遠い過去のある時点を指して使います。 また、「先日」の方が「過日」に比べるとカジュアルな響きがありますが、ややかしこまった言葉でもあります。「先日」が会話でも文章でも使われるのに対し、「過日」は書き言葉で、特に堅い文章で使われる傾向があります。

先般

「先般」には「このあいだ」という意味があります。 いつまでかの表現だけでなく、副詞的な使い方もされる言葉です。「先日」と同じ意味ですが、「先般」の方がややかしこまった場面で使われる言い方です。

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初回公開日:2017年03月19日

記載されている内容は2017年03月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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