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更新日:2024年07月16日
公式な行事や結婚式、新年会などのおめでたい行事などでよくみんなでやる万歳三唱。これと似たようなものに三本締めとか一本締めがありますが、この万歳三唱は公式に使われる例を含めますと結構いろいろなところで使われています。今回は万歳三唱についてのイロハを見ていきます。
万歳三唱といえば公式の式典や選挙の当選などの公的な場だけでなく、結婚式といったプライベートな場などおめでたい場で広く用いられますが、万歳三唱の正式なやり方を知っていますか。 単純な動作故に、知っている人には間違ったやり方はすぐにばれてしまします。間違えてしまうとあなただけではなく、あなたを万歳三唱の音頭に指名した人にも迷惑が掛かってしまいます。正しい万歳三唱のやり方を身につけましょう。
万歳三唱はいきなり「万歳」をするわけではありません。 まず最初に、万歳三唱は司会者が万歳三唱の音頭を取る人を指名し、さらに紹介して始まります。そのため、音頭を取る人をあらかじめ1人決めておきましょう。 万歳三唱の音頭を取る人は、式典の幹事をしている人であったり、式典の主催団体で役職の高い人物、結婚式では新郎新婦の親しい友人、または元気のいい人や目立つ人が選ばれることが多いです。
次に司会者からその場に居並ぶ人たちに「皆様、ご起立願います」と起立をするよう促します。ここで全員起立します。 その次に音頭を取る人が短く挨拶をします。この時の作法として、立ったままの状態で挨拶の言葉に耳を傾けます。決して腕を組んだりすると失礼な態度にあたります。お祝いの場次第ですが、手を前で組むなどに留めましょう。 そして挨拶をした後に、音頭を取る人が「万歳」と発声し、両手をあげます。
音頭を取る人の「万歳」という合図とともに、一同「万歳」と唱和し、両手を挙げます。 ちなみに万歳するときの手のひらの向きが問題になることがあります。 手のひらを前に向けると「お手上げ」に見えるので、手のひらは内側に向けるべきされることもありますが、現在公式の作法はないため、明確な答えはありません。
このような、音頭を取る人の「万歳」の発声とこれに続く他の人の「万歳」の唱和を1セットとして、発声と唱和を3回繰り返します。おめでたい気持ちを声に乗せて、元気よく声を出しましょう。 この時のパターンは2通りあります。音頭を取る人の発声の後に唱和して、「万歳」が交互にされる場合と、発声と唱和を同時にする場合が存在します。 挨拶に「私の後に続いて」や「ご一緒に」といった言葉を入れるとわかりやすいです。
3回発声と唱和が終わった後は、「おめでとうございます」など祝福の言葉を口にしながら、全員で一斉に拍手をします。この時、拍手や祝福の言葉は何となくするのではなく、主役がいる場合は主役に向けてしましょう。 最後は、司会者の人が「どうぞご着席ください」や「一同、着席」というように全員に着席を促して、全員がその場に着席もしくは席に戻り終えたところで終わりです。
万歳三唱の正式なやり方を紹介しました。もしあなたが万歳三唱の音頭を取ることを頼まれたら、ここで書いたことを実践すれば正しく音頭を取ることができます。 しかし、やり方を学んだだけでは、素敵な万歳三唱をすることはできません。あなたのお祝いの気持ちを伝えるためには万歳前にする挨拶も重要です。 この挨拶は、長くなることは好ましくないため、できるだけ短めの挨拶にしましょう。ここからは挨拶の例を紹介します。
これから会社などを離れる方に向けた挨拶なので、今までの感謝の気持ちと今後の将来の発展を願う内容にします。 「○○さんには大変にお世話になり、とても感謝しています。今後の○○さんのご活躍を祈り、万歳三唱をしましょう。」
記載されている内容は2017年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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