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「おられる」は敬語として正しい?使い方や言い換え表現も紹介

更新日:2022年12月14日

敬語表現

「おられる」は敬語として正しいのでしょうか。本記事では「おられる」の意味や使い方、敬語として正しいのかなどのほかに、類語についてもわかりやすくまとめています。正しい敬語を使いこなしていきたい人は、ぜひ読んでみてください。

「おられるって使っても大丈夫?注意されたりしない?」 「公的な場で使っても大丈夫な敬語なの?」 「言い換えとかあるの?」 よく耳にする「おられる」ですが、このような不安を抱いている人もいるのではないでしょうか。 敬語は、使いこなすのが難しい言葉です。そのため、知らず知らずのうちに間違った敬語を使っている可能性もあります。 本記事では、「おられる」は敬語として正しいのかを始め、実際に使う場合の注意点や、言い換え表現について解説しています。 正しい使い方や、実際に使う場合の不安点を解消することができるでしょう。また類語なども押さえることによって、敬語を使うこなすことができるようになってきます。 正しい言葉遣いや、より円滑なコミュニケーションを目指す人、ビジネスでの言葉遣いに不安がある人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

「おられる」は敬語として正しい?

「おられる」は謙譲語の「おる」に尊敬語の「れる」がくっついた言葉で、「いる」の敬語表現となります。この表現は、正しいのかどうかの意見が分かれやすい言葉なのです。 一見すると、尊敬語と謙譲語が一緒になっている二重敬語のように見えますが、「おる」については地域差が出てきます。 西日本を中心として「おる」という言葉は「いる」と同じように使われているので、これに尊敬語の「れる」がついた「おられる」は正しいと判断されることが多くなっています。 文化庁の平成16年度「国語に関する世論調査」においても、約6割の人が「おられる」は敬語として正しいと答えているのです。しかしながら、残りの人は正しくないと考えていることでもあります。 地域によって、正誤の判断が分かれる敬語となっているのです。 出典・参照: 平成16年度「国語に関する世論調査」の結果について|文化庁

「おられる」の言い換え表現として使われる「いらっしゃる」の意味

前述したように「おられる」は、敬語として正しいのかどうかが人によって違います。そのため、実際に使うとなると相手に誤解を生じる可能性を含んでいるのです。 よって、ビジネスや公的な場においては「いらっしゃる」を使っていきましょう。 「いらっしゃる」は「おられる」のように「いる」という意味を持つ尊敬語です。それだけではなく、「行く」「来る」「である」などの様々な意味を持っています。 様々な場面で使えるだけに、間違って使いやすい言葉です。そのため、注意点をしっかりと押さえていきましょう。

「おられる」や「いらっしゃる」の注意点

「おられる」や「いらっしゃる」は尊敬語です。そのため、お客様などに対して使う場合は問題がないのですが、「まもなく担当の者がいらっしゃいます」のようにして使ってしまうと間違いです。 また、「おられる」は漢字で書くと「居られる」となります。ついつい「いられる」と読んでしまいそうになりますが、「いられる」はまったく別の意味の言葉です。 さらに、「居られる」をら抜き言葉にしてしまい、「居れる」としてしまっても間違いになってしまいます。

「おられる」のビジネスシーンでの使い方

「おられる」のビジネスシーンでの使い方

「おられる」が一番使われるのはどんな場面でしょうか。おそらくはビジネスシーンで多く使われていることでしょう。 特に目上の方に対して使うことが多くなるので、失礼のないように使っていきたいものです。そのため、使う際におぼえておきたいことがいくつか存在しています。 ここからは、ビジネスシーンでの「おられる」の使い方について解説していきます。特にメールや文書で使われることが多くなるので、それぞれの場合について見ていきましょう。

ビジネスメールで使う場合

一番多い使い方は所在や状況を確認する用途です。「○○さんはおられますか」や「○○さんは元気にしておられますか」のようにして、対象の人物について尋ねます。 この場合、「いらっしゃった」と言い換えることも可能なので、覚えておくといいでしょう。 ほかの使い方としては、「言っていた」の敬語としての使い方です。「○○さんは△△と言っております」のようにして使います。その場にいない人の発言について言及する使用法です。 あくまで対象はその場にいない人です。いる場合には使わないようにしましょう。

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初回公開日:2017年03月14日

記載されている内容は2022年12月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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